カテゴリー「お買い上げ御礼」の9件の記事

2008年7月 3日 (木)

お買い上げ御礼(2008年6月)

■2008年5月

【最も値段の高いもの】

 おおお、こういうのをひょいと買っちゃう人もいるんだなあ。いやまあ、たしかに便利だけどね。商品そのものに力がある、魅力があるというのは、どんな小手先のマーケティングをも凌ぐことですなあ。

【最も値段の安いもの】

 おなじみ『英会話上達法』、今回も一円で売れております。これを一円で買った人、しあわせな人ですなあ。

【最も多く売れたもの】

 以前に紹介したように、これはマジで値打ちもんですよ。一家に一冊といったレベルですな。

【最もケッタイなもの(主観)】

 ああ、やっぱりこういう人がおったか。おれも鳥居みゆきは大好きなんだけどね。まだ、DVDを買うほどのふんぎりはつかないわけよ。基本、これほどの美人が、なにが哀しゅうてこういうことをしているのかという点に非常に興味が湧くのだな。鏡を見て、「ああ、私はたぶんすごい美人なんだな」と思う人は、お笑いをめざしてみるのも、これからの世の中、正解なのかもしれない。要するに、せっかく美人に生まれた人は、ただ美人なだけじゃつまらないということなのでしょうな。

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2008年6月 2日 (月)

お買い上げ御礼(2008年5月)

■2008年5月

【最も値段の高いもの】

 先日、こいつについて書いたばっかりなんだが、いや、マジでいいすよ、これ。もちろん、オーディオ機器だから、当然“値段のわりに”ということだけど。もう少し使い込むともっと音が練れてくると思うんだが、十日ほど使っただけでも充分満足。

 おれは基本的には単なる声フェチで、音楽の趣味は雑食だが、総合的には、アニソンも含めてポップス系、ロック系の曲を聴くことが多い。だもんで、低音の厚みを重視しているこいつはとても気に入っている。低音はまったくイコライザでいじる必要がないクオリティーだから、高音をちょっとブーストしてやると、ちょうどおれ好みの音になる。おれの好きな Fleetwood MacScritti PolittiU2Styx (オヤジな好みだねえ)なんか、タコなイアホンの音と比べると見ちがえる(ってのもヘンか。聴きちがえる)ようだ。シェリル・ノーム「♪もってっけ~」もいいぞ。

【最も値段の安いもの】

 この作品は新刊本で手に入るのだけれども、どうしても旧版が欲しかった人がいるんでしょうなあ。

 やっぱりクライマックスがいいよね。もしかしたらやるんじゃなかろうか、いや、そんなことが可能なのだろうかということをやっぱりやるところに手に汗握る。もちろん野尻抱介は、月であれば、ああいう方法でああいうふうに宇宙船に拾ってもらうことも不可能ではないと裏付けの計算をしたうえで、ああいうプロットを立てているわけで、“ああいう”ばっかりで未読の方にはなんのこっちゃわからんだろうが、ネタばらしをするわけにはいかない。“宇宙”というだけですぐブラックボックスのハイテクで煙に巻こうとするSFは凡庸なのであって、野尻抱介のすごいところは、宇宙がホントに“空の続き”だと思わせてくれるところなのだ。“手作り”や“ローテク”でも手の届く場所として提示してくれるのである。この作品は、とくにそんな野尻抱介の真骨頂が存分に発揮されている。

 ひょっとしたら、この古本を買った人は、新刊本のほうもとっくに持っているのかもしれないなあ。

【最も多く売れたもの】

 そうなんだよ、つまり先月は、最も値段の高いものが最も多く売れたわけなのだ。おれとしてはありがたいことである。まあ、“多く”ったって、一桁だけどね。イアホンに不満を持っていて、安くていいのがあれば試してみようという人が少なくないんだろうなあ。

 たしかに、iPod の付属品のアレは、なんぼなんでもなあ。価格とか交通安全とか耳の健康に関する訴訟リスクとか、いろいろ深謀遠慮があって、あのあたりの高音寄りの設計を落としどころにしているのかもしれないが、いくらなんでもアレは音が薄っぺらすぎんか。しょせんアップルはコンピュータメーカであって、オーディオ機器メーカじゃないからねえ。携帯プレイヤーとクライアントソフトウェアとオンラインショップとの三位一体の垂直統合ビジネスモデルが大成功したからといって、虚心坦懐にオーディオ機器としての iPod を見た場合、ユーザインタフェースを除いては、さほど突出して優れたものだとは、おれには思えない。音楽を聴く環境に関するポピュリズムとでも言うべきものをとことん追及した結果成功した、ひとつのモデルであるというだけだ。これだけ大成功したのだから、アップルももう少し音響機器メーカとしての洗練へ向けて進んではどうか? かといって、ゼンハイザーを買収したりするなよ。

【最もケッタイなもの(主観)】

 おおお、シーナ・イーストンですか。いいですねえ、おれも好きです。

 このブログを検索エンジンで見つけてやってくる人の検索語にも、けっこう「It's Christmas All Over the World」があるのである。クリスマス・シーズンでなくてもだ。以前、この曲を惜しんで書いたエントリーがヒットするのだろう。やっぱり、それだけいい曲だと思っている人が多いにちがいない。この「It's Christmas All Over the World」(邦題「世界中のクリスマス」)が収録されているアルバムは、いまとなっては、この中古の「BEST NOW」しかないんだよねえ。東芝EMIの廃盤クリスマス・コンピレーション『ハート・オブ・クリスマス』にも入っているんだが、こいつはもう、アマゾンのマーケットプレイスでも入荷待ちである。

 ホントにバカにならないほどの検索があるので、レコード会社は本気で「BEST NOW」の復刻を考えるべきだと思う。もはや、八十年代のシーナ・イーストン旋風を知らない若者も多いのだ。《007》シリーズの若いファンにだって、「このおばさん、歌うまいわー」などと、美空ひばりのリハを聴いた近藤真彦みたいなことを言っている人がいるにちがいない。そりゃ、歴代007主題歌歌手の中でも、シャーリー・バッシー(最近またCMで再発見している若者も多いかもしれない)とタメを張れるのはシーナ・イーストンくらいのものだよ。まだ現役なのに、日本ではすっかり過去の人みたいになっちゃってるのは悲しいね。

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2008年5月 1日 (木)

お買い上げ御礼(2008年4月)

■2008年4月

【最も値段の高いもの】

 なんと、4月に売れた【最も値段の高いもの】は古本であった。二千七百円で買った人がいるのである。アマゾンのマーケットプレイスでの売り上げだ。この本、保存状態がさほどよくないものなら数百円からあるのだが、状態良好なものは二千円から三千円はしている。いやあ、バクスター、値打ち出てるんだね。

 それにしても、現存するハードSF作家で確実に五本の指に入るであろうスティーヴン・バクスターの邦訳が古本でしか手に入らないとは、なんか寂しいですなあ。たしかにバクスターの作品はあまりにも話のスケールがでかすぎて、若い女のコが売春したり不治の病に冒されたり出てくる人がすぐ死んだりすぐ真実の愛を知ったりするとかいうせせこましい話ばかりを狭いディスプレイで読み慣れている読者にはキツいかもしれないが、ちょっとそのスケールに慣れれば、べつに専門的な科学知識を持たない読者にでも、「とにかくすげー」感はちゃんと楽しめるように書いてある。ハードSFだというだけで敬遠しないで読んでほしいなあ。

【最も値段の安いもの】

 またもや古本。一円から売られているんだが、これは百十六円でのお買い上げ。この本は何度も紹介しているが、古本でもちょいちょい売れてゆくと紹介しがいがある。

【最も多く売れたもの】

 三か月連続のランクイン。よもや、いい大人が、本一冊読んだくらいでたちまち英会話が上達するなどと思って買っているわけはないと思うけれども、念のために言っておこう。これを読んだからと言って、たちまち英会話が上達したりしません。でも、ちゃんとした英語でコミュニケートできるようになりたいなあという思いは、一段と強くなるだろうと思う。とくに“関西ノリ”が好きな人にはお薦め。おれとしては、倉谷先生を“英語教育界の人生幸朗師匠”と呼びたい。

【最もケッタイなもの(主観)】

 最初、「これはいったい全体、なんに使うものなんだろう?」と思ったが、どうやら自転車に乗るときにズボン(おれはいまだに“ズボン”って呼んでるんだよ)が汚れないように縛る道具らしい。そんな用途のためだけに専門の道具があるとは、まこと趣味の世界は奥が深い。これで血圧測るのかと思ったよ。

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2008年4月 3日 (木)

お買い上げ御礼(2008年3月)

■2008年3月

【最も値段の高いもの】

 もはや誰もが持っている機器とはいえ(おれは持ってないけど)、ネットでひょいと買っちゃう人がいるわけだねえ。思うに、ネットでひょいと買えるのは、本とかCDとかDVDとか、どこで買おうが中身は同じといった商品が多いと思う。ということは、DSはもはや本やCDみたいな感覚で、品質に関しては完全に信頼されていて、色のヴァリエーションだけが問題だということなんだろうね。たいしたもんだ。家にパソコンのないおれの姪たちも持ってるもんなあ。




【最も値段の安いもの】

 いやまあ、なんちゅうか、この日記の読者に不動産鑑定士をめざしている人がいるってことなんでありましょう。がんばってください。

【最も多く売れたもの】

 『新・英会話上達法』のほうには、しばしば触れているので、今回は『生物と無生物のあいだ』に触れておこう。といっても、昨年のベストセラーでもあるし、この本のすばらしさについては、さんざんあちこちで触れられているので、いまさらおれが付け加えるようなことはなにもない。まあ、内容をちゃんと理解するには、大学教養程度の生物学の知識があるに越したことはないとは思うが、よしんば義務教育程度の知識すらない人であったとしても、きちんと読めば、生物学に対する興味が掻き立てられること請け合いである。おれとしては、高校生くらいの人にぜひ読んでほしいなと思う。


【最もケッタイなもの(主観)】

 いやあ、なんちゅうか、おれはコレ、観たことないんだが、たしかにこのアホ日記を読んでいるような人であれば、いかにも買いそうなものだとは思うねえ。

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2008年3月 2日 (日)

お買い上げ御礼(2008年2月)

■2008年2月

【最も値段の高いもの】

 どうも、このブログにいらっしゃる方には、よくよくロボット好きの方が多いようで、2月もロボットがランクイン。まあ、これは《攻殻機動隊》ネタだから、キャラクター商品でもあるわけだが、子供がお小遣い貯めて買っているのではおそらくないだろう。


【最も値段の安いもの】

 マーケットプレイスで一円とか十円とかのものが売れない月は、わりとライトノベルがこの枠にランクインしやすい。中心的読者層が若年層だから、ここいらへんに価格づけせざるを得ないんだろう。おれはこの人のは読んだことないんだが、ペンネームは「たけはや」って読むのね。どうも、最近のライトノベル系の人は、ちゃんと調べてからでないと迂闊に読めないような難読ペンネームが多いよね(人のことは言えないかもしれんが)。おそらくこれは、「名前がちゃんと読める」ということを通じて若者同士の“仲間ウチ感覚”みたいなものを醸成するための戦略なのだろう。若年層市場向けのペンネームは、知らない人には読めなきゃ読めないほどいいのかもしれん? とはいえ、小野不由美岩井志麻子桜庭一樹みたいな人たちがどんどん出てくる可能性を孕んだ市場であるからして、まるで判じもののような、あんまりぶっとんで読みにくいものもどうかと思うけれども。「健速」なんて、まだ読みやすいほうだよね。


【最も多く売れたもの】

 これはまあ、おれ自身プッシュしているんで、ランクインしてくれて嬉しい。鋭い着眼とキレのいいユーモア感覚は、往年の『英会話上達法』ファンにはたまりません。文章もさることながら、ご自身で撮影なさっている写真が活きいきとしていてこれまたすごい。これはむかしの『英会話上達法』にはなかった楽しみだ。

 英語が得意な人には、「結局あんたはガイジンに生まれたかったのか? 日本人に生まれたことを“損なこと”として後悔(?)しているのか?」と思わせるような人がしばしばいたりするのだが、倉谷直臣という人のすばらしいところは、日本人が外国語として英語を駆使することの重要性を、日本人としてのアイデンティティーを売りとばさずに説くところだ。そのスタンスは、彼が外国人に日本語を教えるときにも、ちょうど鏡に映したようにブレずに貫き通されている。倉谷直臣は、日本語を学ぶ外国人に“日本語が母語でないことはハンディキャップだから、日本人でないおまえらは気の毒だ”などといった教えかたはしないのだ。「外国語使用能力には限界があることを知りなさい」と説き、「みなさんは日本語を系統的に学んだのであり、そのことを誇りに思うべきだ」と説くのである。

 人間は生まれる国を選べない。最初に覚える言語を選べない。自分のコアを形作っている言語に引けめを感じるような人生は不幸な人生だろう。本書は、自国語を愛するからこそ、同じように外国語を愛し尊敬することができるようなマインドセットと哲学をさりげなく語っているのだ。


【最もケッタイなもの(主観)】

 「ケッタイな」というのは語弊があるが、邦訳が簡単に手に入るものをあえて原書で読もうという人は、いい意味でちょっと変わった少数派だろうと思う。これを買ったのが若い人だとしたら、その意気やよし。こういう人が、将来、翻訳家になったり編集者になったり評論家になったり書評家になったり作家になったりただのアホ日記書きになったりするのである。

 おれが多少英語ができることがバレている人が、時折、「洋書が読めるようになりたいんですが、どんなのから読めばいいでしょう」などと、なにか勘ちがいして訊いてくることがある。「そりゃ、自分の好きな分野のものを読めばよいのです」と一応答えることにしているけど、たいていの人はSFファンじゃないので、カタギの人には「ただし、SFはやめといたほうがいいです。どこのどういう世界であるかもわからぬ舞台で、どういう生物のものであるかもしれぬ“意識”がいきなり説明抜きに一人称で語り出すような話であるかもしれないからです。初心者は、登場人物が現代の人間である、筋を追うだけでも面白いようなスリラーやホラーやミステリーがいいでしょう」と答えている。なぜなら、外国語の文章を大量に読んでいると、そのうち「何語で読んでいるのかを忘れる」という体験がやってくるもので、それが来たらしめたものだからだ。そのブレークスルーを早く味わうためには、なるべく自分が内容そのものに強い興味を持っている分野に関する文章を読むのがよいと思うからである。

 だが、日本語でSFを読んで面白いと思えるような人で、科学技術用語に抵抗のない人であるなら、クラークは、おすすめリストに入る。原書で最も読みやすい、ヒネてない英語を書く人である。無味乾燥な文章だという意味ではない。非常に論理的に淡々と事実関係を叙述する文章であるからこそ、英国人的なユーモアや英語でしかうまく表現できないような詩情がさりげなく織り込まれている名文だ。おれは訳したことはないけれども、読みやすいということと訳しやすいということは一致しないであろうと推察される。クラークの文章は、読みやすいからこそ、おそらく訳しにくい。英語で意味を取るのは難しくないが、それを日本語でコードしようとすると、「なにかちがう。なにか取りこぼしている。意味が変わってしまう」と悩ませるような文章なのである。だから、英語を英語のまま読んで楽しみたいという人には、持ってこいだと思う。いちいち頭の中で日本語に訳さないと意味が取れないというレベルの人は、素直に邦訳を読んだほうがいい。それは外国語で読んでいることにならないからだ。

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2008年2月 5日 (火)

お買い上げ御礼(2008年1月)

■2008年1月

【最も値段の高いもの】

 どしぇー。十二月に引き続いて、またこのロボットが一体売れてたよ。好きな人がおるもんですなあ。


【最も値段の安いもの】

 三か月連続で「最も値段の安いもの」に輝いた。これがいま一円で手に入るなんて、なんか倉谷先生に申しわけないよなあ。これ買った方は、三十一年を経て帰ってきた『新・英会話上達法』も満を持して出たので、そちらもぜひどうぞ。


【最も多く売れたもの】


 該当なし

 つまり、売れたものはみーんなひとつずつ売れたのである。みんな三つずつ売れたら、それはそれで気色悪いわけだけどね。


【最もケッタイなもの(主観)】

 先月は首を傾げるようなケッタイなものはなかったのだが、あまりにも有名なコレが売れてたのでなんだか嬉しい。なるほど、こんなアホ日記にやってきてくださるだけのことはあるよ。コレをどなたかが買ったことについては、なんの疑問もない。おれはこの作品、もちろん観たことはあるけど、さすがにDVDまでは持ってないんだよなあ。手元に置いておきたい気持ちはよくわかる。アホも極めれば藝術――などと聞いたふうなことを言いたいところだが、アホはどこまで行ってもアホであり、どこまで行ってもアホだからこそ意味があるのである。「ニッ」の騎士、好きだなあ。

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2008年1月 7日 (月)

お買い上げ御礼(2007年12月)

■2007年12月

【最も値段の高いもの】

 おおお、これはやっぱり、大人が自分のために買ったんだろうなあ。おれたちの子供のころには、こんなの夢のようだったよ。お年玉をもらうと、千五百円くらいで“野球盤”とか買って喜んでたもんである。まあ、いまの世は、ゲームソフトにしたって、桁がちがうね。四、五千円はないと、まともな玩具も買えないよな。それにしても、もしこのロボット、子供用に買ったんだとすれば、裕福なご家庭ですなあ。大人用なら、気持ちはわかる。すごくよくわかる。


【最も値段の安いもの】

 二か月連続で「最も値段の安いもの」に輝いた。名著だからね。まあ、おれがやたら言及するもんだから、どんなもんか読んでみたいと思ってくださる若い人もいるのだろう。おれはいい加減なことばかり言っているが、この本が名著であることは信じてもらっていい。くどいようだが、今月には、三十一年を経て帰ってきた『新・英会話上達法(仮題)』が刊行される予定である。


【最も多く売れたもの】

 やっぱり、このアホ日記を読みにくるような人には、怪獣ファンが多いのだろう。本書は、ただ怪獣が出てくるだけというような安易な作品じゃなくて、ちゃんとSFになってるところが支持されるんでしょうな。著者の解説ページも必読である。じつはおれも、似たような提案をしたことはあるんだけどね。同じような戯事を思いついても、きちんと作品にしちゃうところが、ちゃんとしたSF作家とアホ日記書きとのちがいなのである。

【最もケッタイなもの(主観)】

 こんな本があるということも知らなかったが、なるほど、わがアホ日記を読んでくださる方の中には、このような本を買う方もいらっしゃるだろう。日本の本で言うなら、『つかぬことをうかがいますが…―科学者も思わず苦笑した102の質問』のシリーズのちょっとハードなやつといった感じの本らしい。面白そうだけど、興味本位で買うには、ちょっと値が張るよなあ。でも、面白そうだなあ。

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2007年12月 2日 (日)

お買い上げ御礼(2007年11月)

■2007年11月

【最も値段の高いもの】

 いやあ、すごいねえ。ヘッドホンにこんなに金かける人っているんだねえ。たしかにスピーカーに金かけても、住宅事情やら生活サイクル事情やらのため、そのスピーカーの性能を十全に発揮させられない人はたくさんいそうだ。ウチがもろにそうだけど。こんなヘッドホンで聴いたら、さぞやいい音がするんだろうなあ。


【最も値段の安いもの】

 こんな名著が、いまや古本では一円で手に入ってしまうのだから、なんともフクザツな心境ではある。一円でも、買った人はえらい。来月には、三十一年を経て帰ってきた『新・英会話上達法(仮題)』が刊行される予定である。感無量。


【最も多く売れたもの】

 こないだ書いたばっかりだから多くは語らないが、やっぱり手元に置いておきたい人が多いと見える。もはや、国民的歌手ですねえ。


【最もケッタイなもの(主観)】

 ヘンな映画ばっかり撮ってる河崎実監督の特撮コメディなんだそうだが、おれはこれは観たことないなあ。「全長2,000メートルの巨人」ってなんだよそれは。掟破りの大きさってやつか? にしおかすみこは、こんなところ(失礼)でも仕事してたのか。こういうのをDVDで買おうというあたり、さすがはわがアホ日記にやってくる人だけのことはある。朱に交われば赤くなる。類は友を呼ぶ。以て他山の石とすべし(?)。

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2007年11月 7日 (水)

お買い上げ御礼(2007年10月)

 突然だが「お買い上げ御礼」って月例ネタをやってみることにした。なんの“お買い上げ”かというと、アマゾンのである。アフィリエイトをやってる方であればご存じかと思うが、アレはお薦めしたものが売れることのほうがはるかに少ない。つまり、こちらの想定外のいろいろヘンなものばかりが売れてしまうものなのである。いやまあ、高価なものが売れるのはむろんありがたいわけだが、「なにが哀しゅうてウチを経由してこんなケッタイなものを……」という意外性を楽しむのがアフィリエイトの醍醐味であろう。はっきり言って、あんまり儲からないが面白い。どのくらい儲からないかというと、だいたい平均して月に四、五千円がせいぜいである。それでも助かりますけどねー。でもやっぱり、売れるもののヴァリエーションが大きな楽しみですな。おみくじみたいなもんだ。

 そこで、だ。これから毎月、前月売れたものの中から、「最も値段の高いもの」「最も値段の安いもの」「最も多く売れたもの」「最もケッタイなもの(主観)」の四アイテムを勝手にさらしもの(?)にして、読者の方々と共にその売り上げを寿ぎ、お買い上げくださった方々と大自然に感謝することにする。じゃ、さっそく――

■2007年10月

【最も値段の高いもの】

 衣類の場合、多少のサイズのちがいは問題にならないようなものが売れるようだ。


【最も値段の安いもの】

 まあ、ウチに来る人が買ってもまったく不思議はない銘柄。ラノベってのは、読者側からすればリーズナブルな価格設定である。書くほうはたいへんだろうけど。


【最も多く売れたもの】

 これはまあ、一エントリーぶんの感想を書いたこともあるし、当ブログの読者層の関心にもマッチする妥当な銘柄ということもあるしね。書くほうも読むほうも、たいして俗世的な実利が得られるわけではないこういう本が売れ続けているかぎり、まだまだ日本人の知的生活も捨てたもんじゃない。


【最もケッタイなもの(主観)】

 「買った人はじつはバランスボールを持っていない」なんてことを想像すると、なにやらシュールに愉快だ。こういう中途半端なものを買うには、ネットってホントに便利だよねえ。

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