カテゴリー「カエル」の16件の記事

2008年11月14日 (金)

検索語にウケた

 おなじみ、《ヘンな検索語》である。今日のは、わからない人にはさっぱりわからないぞ――

「冬樹 受」

 カタギの方々は、おれのペンネームを検索しようとした人が誤入力したのかな……などと思うだろうが、これは絶対そうではない。どこかの腐女子の方が、『ケロロ軍曹』にインスパイアされた“ある種の二次創作”を求めて検索しているのにちがいない。

 えーと、おれもそっち方面の人々と親交がないわけではないが、残念ながら、このブログにはその種のコンテンツはないのであります。



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2008年8月14日 (木)

蛙王と鉢巻きと

 おれはあんまりオリンピックに興味はないんだが、北島康介が中国メディアで“蛙王”と呼ばれているとあっては、親近感を禁じ得ない。すげえ称号だなあ。さすが、同じ文字を使っているだけのことはある。おれは中国語はさっぱりわからんけど、バタフライの王者は“蝶王”とか言うんだろうか?

 ウェブ上の英語メディアを見ていると、英語でコミュニケートしている中国人たちのアンビヴァレントな感情が見え隠れして、なかなか面白い。彼らの中でも、とくに強く反日感情を持っている人は、北島の快挙が頭では癪に障るらしいのであるが、小さな身体の北島(っつったって、日本人的には充分でかい)がやたら身体がでかく手足の長い欧米人を制するのが、やはり同じアジア人としては小気味よいらしいのである。まあ、わからんでもないわなあ。

 それにしても、新華社通信Japanese Kitajima wins 100m breaststroke with new world record なんて記事には、ちょっとカチンとくることはくる――

 Kitajima punched his fist in the air firmly when he was introduced to the spectators, some of whom waving Japanese flags and wearing "National Spirit" and "Victory" strips around their heads.

 そんなこと、選手・北島の功績とはなんの関係もなかろう。厭らしい書きかただなあ。あきらかな印象操作だ。まあ、日本人がそういう鉢巻きをしているだけで不気味に感じたり、不快感を覚えたりする層もたしかにいるんだろうし、その心情もわからんではない。おれたちも、それがあなたたち中国人の目にどのように映るか、多少の配慮をすべきかもしれん。だが、スポーツの祭典に関してこういう厭らしい報道のしかたをせんでもよかろうに。若い中国人民の方々に於かれては、いつまでもこういう厭味たらしい報道をすることは、ちっともお互いの国益にならんことをご理解いただき、品がなくド厚かましく近代国家としての人権もへったくれもないそちらの政府言うべきことも言えない主権国家とは名ばかりのこちらの腰抜け政府は放っておいて、民間では仲良くしてゆきたいものである。おれはあなたたちやあなたたちの文化が嫌いではない。だが、あなたたちの政府は大嫌いだ。

 まあ、このままでは、五十年後には、ウチはあなたたちの“ヤマト自治区”になっていたり、正式にアメリカの五十一番めの州になっていたりするのかもしれないが、できればどちらでもない未来を祈るよ。



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2007年8月 1日 (水)

今月の言葉

ああ 日本のどこかに 私を待ってる ひきがえる

 以前の「ウルトラの父ガエル~、ウルトラの母ガエル~」とあんまり変わらんような気もするが、これはとにかく曲がいいので、ぜひ声に出して唄ってみていただきたい。なにごとのおわしますかは知らねども、バカバカしさに涙こぼるる(ってのはたしか、かんべむさしのネタだったような気もする)。

 いやなに、もうすぐ停車しますよという新幹線の車内アナウンスのジングルが、いつのまにか「いい日旅立ち」(「西へ」のほうかもしれんけど)になっていたので、アレ聴いて思いついたんだけどね。そういえば、どうでもいいけど、「いい日旅立ち・西へ」ってタイトルを見ると、おれはいつも頭の中で「ウルトラ警備隊かっ」とツッコんでしまうのだが、みなさんもきっとそうでしょう、そうだそうにちがいない。



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2007年6月12日 (火)

カエルのものはカエルに、カビのものはカビに返しなさい

ツボカビ症、国内野生種も ウシガエルから確認 (asahi.com)
http://www.asahi.com/life/update/0611/TKY200706110095.html

 カエルなど両生類に感染し、絶滅などの危機を引き起こす恐れのあるカエル・ツボカビ症が、国内で野生のウシガエルなどにも感染していることがわかった。国内にいる野生のカエルで感染が確認されたのは初めて。仮にツボカビ症でカエルが減れば、カエルを捕食するヘビや鳥類の減少で生態系のバランスの崩壊につながる恐れもある。環境省は今夏から全国調査を始めるという。

 あああ、ついに恐れていたことが……。「わしの若いころにはなあ、日本にもカエルというのがおったんじゃあ」などと、姪たちのまだ生まれぬガキどもに語らねばならん日が来るのだろうか。

 がんばれ、日本のカエルたちよ! その巨大なゲノムの中には、このような種の危機に直面したときに活性化する、とっておきのコードが秘められているのやもしれん。そうであってほしい。ツボカビがなんだ! 日本のカエルの底力を見せてやれ!



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2007年2月16日 (金)

ちょっとガマクジラっぽい

Kaeru01Kaeru02 バレンタインデーに宇海さんからもらったカエル型メガネケース。これによく似たカエルに、クサガエルというのがいるが、もちろん口が尻まで裂けるわけではない。実際にこんなのがいたら、かなり不気味かも。敵に襲われると、ナマコみたいに内臓をぶちまけて威嚇するやつとか。









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2006年12月 4日 (月)

『FROGS! 2007 CALENDAR』(山と溪谷社)

 いや、いただきものなんだけどね、“山渓”といえばもう、誰もが知っている(知ってるかな?)カエル本の老舗。なんちゅうか、このカエルなテイストはもはや説明不要。カエルは和むねえ。この表紙のチャコガエルなんてのは、作りもののように愛らしい。宇海さん、ありがとう。

 チャコガエル、アカメマダガスカルアオガエル、ムシクイオオクサガエル、クロミミアデガエル、パジェットガエル、ソロモンコノハガエル、ベルツノガエル、キオビヤドクガエル、シュレーゲルアオガエル、ガラガラアマガエル、サビトマトガエル、アイゾメヤドクガエル、アオアシアデガエル、チャコアマガエル、メキシコフトアマガエル、シャムトビガエル、マダガスカルクサガエル、ユンナンフトコノハガエル、キマダラマントガエル、ソバージュネコメガエル、ステルツナークロヒキガエル、パグガエル、マダラスキアシヒメガエル、ヌマガエル、フチドリアマガエルを一年分(?)収録。全部ちゃんと読んだ方、ご苦労さまです。

 カエラーには文句なしでお薦め。畳んだ状態で、ほぼ文庫本×新書くらいのミニサイズなので、場所も取らない。カレンダーに使われているキュートなカエル写真を縮小したシール(二十枚)付き。



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2006年3月26日 (日)

カエルの声で遊ぶ

 ぼーっと考えごとをしたりするときなどに愛聴している『「声の図鑑」蛙の合唱 山渓CDブックス[6]』(録音・蒲谷鶴彦・前田憲男/写真・前田憲男/山と渓谷社)付属のCD(といっても、iTunesにぶちこんである)なんだが、今日聴いていて、ひとつ遊びを開発した。

 カエルの声なんだから、なんの加工もせずに聴くのが本筋であろうという狭量な決めつけを、おれはいままでほとんど意識することもなくしていたのだけれども、どのみちCDになっている時点で、“ナマの自然の音”なんてものではあり得ないわけだ。じゃあ、というわけで、戯れに iTunes のプリセットイコライザをカエルの声にかけてみたら、これがけっこう面白いことに気づいた。Acoustic をかけると、渓流で聴いているような臨場感が出る。とくに、複数の種類のカエルがいっせいに鳴いている野外録りなどでは、なかなかいい感じだ。Vocal Booster をかけると、粒立ちがよく、目の前でカエルが鳴いているかのような声になる。一匹一匹、一種一種の声を楽しむのに向いている。そりゃまあ、一応ヴォーカルといえばヴォーカルだしなあ。

 カエルの種類によっても、合うイコライザ設定と合わない設定とがある。カジカガエルニホンカジカガエルモリアオガエルニホンアカガエルなどには、Treble Booster が効果的で、じつに美しい。ウシガエルには、むろん Bass Booster がよく、重低音がたまらない。トノサマガエルトウキョウダルマガエルには Pop が合うのに、なぜかダルマガエルには R&B が合うように感じられる。ツチガエルには Hip-Hop が、ニホンアマガエルには Classical が合う。発声時間が短いため、はっきりとしたちがいは聴き取りにくいのだが、ちょっと変わりダネのオットンガエルには、Electronic が適しているような気がする。

 加工したほうが、より“自然らしさ”が出るってのも、人間の認識という営為について考えさせられ、なかなかに興味深いものである。カエラーの方は、ぜひ一度お試しあれ。

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2006年2月10日 (金)

緑色でいるのも楽じゃない?

 ウェブで海外のニュースなどを観ていると、最近、フォードの Escape Hybrid のCMに“かえるのカーミット”が出てくるのでゴキゲンである。フォードのサイトでいつでも観られるので、カエラーの方はぜひご覧あれ。

 カーミットがCMで唄っている It's Not Easy Being Green は、ほんとに元から彼の“持ち歌”で、The Rainbow ConnectionThis Frog などと並んで、アメリカ人には非常によく知られている。マペットの生みの親で、カーミットの初代声優でもあったジム・ヘンソンの本のタイトルにもなっているくらいだ。だもんだから、"I guess it IS easy being green." とカーミットに言わせて、環境にやさしいというハイブリッドカーのウリをアピールしているわけだ。そういうネタをCMでやっても、アメリカの視聴者がふつうにわかるくらいに、人口に膾炙している歌なのである。

 いやあ、だけど、こんなもんが何度でも観たいときに観られるなんて、いい時代になったもんだよなあ。おじさんの子供のころはなあ、テレビの『セサミストリート』をカセットテープに録音して、カーミットの声だけ聴いていたもんじゃ。それにしても、二代目カーミットの声優さん(スティーヴ・ホイットマイア)は、完璧だよね。ほんのちょっとだけ、ジム・ヘンソンのほうが深みのある声だったようにも思うんだが、初代と二代目の声をランダムに繋いで聴いたとしたら、おれには区別がつかないだろう。よっぽどカーミットが好きで、ものまねばっかりしてたんだろうな、この人。栗田貫一がルパン三世をやってるようなもんか。いや、カーミットはあれ以上だ。

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2005年10月29日 (土)

カエルネタ、キターーー『探偵!ナイトスクープ』

 例によって、コンビニ弁当食いながら、『探偵!ナイトスクープ』の録画を観る。

 今日のはじつにすばらしい! ナイトスクープ史に残る、カエルの素行調査である! いまだかつてこんな番組があったであろうか。いやあ、可愛いねえ。トイレにカエルが棲みつくとは、うちのような団地ではまず考えられない。羨ましい。

 カエルってのは、夜はあんなに活動的なんだねー。カエルを飼っている人はたくさんいるだろうが、あんなふうに自然に棲みついてくれるなんて例は、そうそうないだろう。すっかり情が移ってしまっている依頼者夫婦が、じつにいい味を出していた。

 ほかのネタは……まあ、この際、どうでもいいや。

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2005年6月27日 (月)

長生きはするものだ

dokonjou-cookie 高校生の姪が、修学旅行のおみやげにこんなのを買ってきてくれた。小さいころから洗脳を続けてきた甲斐があったというものだ。

 だけど、「ど根性クッキー」ってのは、あきらかにパクリだと思うぞ(;^^)。

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