宇宙をぼくの手の上に
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なにやらあちこちで流行っていて、本舗やら元祖やらそのほかやらいろんな流派(?)があるらしい「白いたいやき」の店がいつのまにか近所にできていた。うちの近所にできたのは、カタカナ表記の「白いタイヤキ えびす堂」ってやつだ。
まあ、ものはためしと、白いタイヤキの黒あんとチョコレートを食ってみた。上に乗ってるほうが、オーソドックスな黒あん、下の白っぽいほうがチョコレート。
ラップをかけて、二個分で一分間、電子レンジで温めた。なんとなく、見た目ももちっとした感じかも。
チョコレート。これがけっこううまい。皮の部分は、ふつうのたいやきと「雪見だいふく」の中間といった食感。たしかにもちもちしている。香ばしさというものがほとんどないので、もの足りないといえばもの足りないが、ある意味、中身の味がストレートに引き立つ。中になにを入れてもそれなりに食えそうな気がする。つまるところ、皮は食感だけを楽しむものと割り切ることで、中に入れるもののヴァリエーションを広げられるのだな。
ぷにぷに。皮には甘みがないうえ、中身にもいやらしい甘みがなく、さっぱりしている。ふつうのたいやきは、二個も食ったら量よりも甘みで腹いっぱいになってしまうが、これはそんなことはない。なんなら四つくらい食えそうだ。そうか、満腹感を与えずにたくさん食わせようというわけだな。
ま、とびきりうまいってもんでもないが、ふつうのたいやきとはまったくちがった面白い食感がなかなかいける。話の種に食ってみて損はないって程度かな。
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「ランチパックの耳はどこへ行ったのだろう?」へのコメントで、あみーご長嶋さんに教えてもらった「チョコの山」というのを発見したので、さっそく食ってみた。なーるほど、これはいかにも「ランチパック」の耳を使った商品くさいですなあ。
味はリスカの「サクサクしっとりチョコ」といい勝負なんだけれども、パンの耳の香ばしさがえも言われぬ野味を醸し出していて、スマートなチョコ菓子よりもよほどうまい。「サクサクしっとりチョコ」が大原まり子だとすれば、「チョコの山」はA・E・ヴァン・ヴォクトである……とかなんとか言っても、SFファン以外にはまったく伝わらないフィーリングであろうが、まあ、そんな感じなのだ。
ともあれ、たかがパンの耳をこのように有効利用しているのはたいしたものだ。下手なチョコ菓子を食うくらいなら、このパンの耳を食ったほうがよいと思う。パンの耳、万歳!
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こ、これは……第九の使徒マトリエル? いえ、ちがうわ……脚がない。このただただ円いだけの無愛想さは、第十二の使徒レリエル!
ロンギヌスの槍っ! (なぜか「LOTTE」と書いてある)
レリエルに深々と突き刺さるロンギヌスの槍。
剥き出しになったおいしそうな虚数空間。
いやまあ、いい歳をしたおっさんがなにをやっているのだろうかと思わんでもないが、新発売の『雪見だいふく〈たまごプリン〉』はけっこうイケるぞ。えーと、今日のネタは、わからん人にはテッテ的にわからんでもいいぞ。
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いま焼酎のお湯割りを飲みながらこれを書いている。幸か不幸か、おれが飲んでいる銘柄は幸か不幸か“いまのところ”毒入り銘柄には挙がっていない。
マスコミは最初あれを“事故米”と呼んでおり、やがて一部を除いては次々と“汚染米”と呼びはじめたが、ふつうに考えれば“汚染米”でもまだまだなまぬるい。転売した業者の犯意と農林水産省の不作為(ひょっとして業者と癒着していたとすれば犯意)という二重の“人間の意志”が介在しているのだから、“汚染されていた米”などというニュートラルな言葉を使っている場合ではないだろう。例の農薬の入ったギョーザをみな“毒入りギョーザ”と呼び習わしているのだから、今回のこの米も“毒入り米”と呼ぶのが適当ではあるまいか。焼酎メーカーやらお菓子メーカーやらなにやら、善意の第三者として“毒入り米”を購入し、それを原料とした商品を作って売ってしまった方々にはまことに気の毒ではあるが、腐った役人どもの根性を叩き直すためには、被害者となった善意の第三者の方々にも、あえてこれを“毒入り米”と呼んでいただきたい気持ちがおれにはある。誰もあなたがたが犯意を持って毒を混入したなどとは、もはや思いませんから。すべては、毒と知りつつ転売した業者と、そもそもそんなものを売って、容易に転売できるような仕組みを作った農林水産省が悪いのです。
もし業者を検査した農水省の担当者に充分な能力があったのなら、同じ業者に過去五年間のあいだに九十六回も検査に入っていて見抜けなかったなどということはまずあるまい。その場合、作為義務がある状況に於いての不作為があきらかに認められるだろう。公務員による犯罪だ。もし検査担当者が、公務員であるにはあまりに能力的に適格を欠く場合、また、そのような業務を行わせるにはあまりにも能力的に適格を欠く場合(早い話が、税金で養われているにしてはあまりに阿呆な場合)、その直属上司から農水大臣までがみな悪い。阿呆にその知能以上のことを無理やりやらせているのだから、そんな状況で当の阿呆を責めては阿呆がかわいそうだ。阿呆(すなわち、検査担当者)たち自身には罪はない。ただ阿呆なだけで、それは生まれつきのものだから、本人たちの努力ではどうにもならないのである。なにかのまちがいで公務員に採用されてしまっただけの話だ。採用のしかたそのものにも、大きな問題があるだろう。だからこの場合、当然そういう重要な仕事を阿呆に命じているやつらが悪い。もし検査担当者たちが阿呆でないというのなら、明白な犯意があるとしか考えられないから、農水省は、転売した業者だけではなく、とっとと検査担当者たちを刑事告訴しろ。おれの言っていることになにかおかしいところがあるか?
というわけで、マスコミの方々、もうそろそろあれをちゃんと“毒入り米”と呼んではどうか? もちろん、善意の第三者である、米を原料とした食品を作るちゃんとした業者さんたちの損害を国が賠償するべきであるのは言うまでもない。警察には、転売した業者と検査担当者たちの金銭授受を伴う癒着関係がないかどうかを徹底的に調べてもらいたい。
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このところ暑い日が続いたせいか、ふと魔がさして、コンビニで目が合った「目玉おやじアイス」(赤城乳業)を手に取り、あろうことか買ってしまった。アイスと言っても、大部分はかき氷だから、分類は「氷菓」である。
白目の部分はヨーグルト味のかき氷、虹彩はストロベリージェラート、瞳はブルーベリーソースである。成分表記を見ると、ちゃんと「アントシアニン色素」とあって、つまりこの商品、“目にいい”というオチがついているわけなのだ。
晩飯のデザートに食ってみると、なかなかどうして、ただの企画モノではない。ガリガリ君の赤城乳業だけあって、目玉おやじでなかったとしても、この取り合わせはなかなかうまい。みなさまも、この猛暑にかなりまいっているんじゃないかと思いますが、ま、洒落で目玉おやじアイスはいかが?
← 『アンダルシアの犬』ごっこ。さては、これがやりたかっただけやな。
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▼田中義剛さんの生キャラメル「200箱売れ」強要の男逮捕 (YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080714-OYT1T00418.htm
タレントの田中義剛さんが経営する花畑牧場(北海道中札内村)に対し、右翼団体を名乗って生キャラメルを大量販売させようとしたとして、道警帯広署は14日、芽室町西2、不動産業山口栄治容疑者(29)を強要未遂の疑いで逮捕、釧路地検帯広支部に送検したと発表した。
発表によると、山口容疑者は9日、花畑牧場に電話をかけ、人気商品「生キャラメル」(12粒入り、850円)約200箱の購入を申し込んだが、断られたため、右翼団体を名乗り、「100箱買うんだったら30人で行って買えばいいんだな」「バスに乗って、黒い服を着て行くぞ」などと脅した疑い。
生キャラメルは昨年4月に発売したところ、大人気となり、今春から1人当たり5箱の限定販売をしている。山口容疑者は「内祝いのお返しに使うつもりだった」と供述しているという。
なんだかなあ。脅しただけだから強要未遂ということになるのだろうが、実際に押しかけていったら、威力業務妨害だろうな。
「右翼団体を名乗り」ってあるけど、キャラメルが欲しいからと三十人で押しかけてくる右翼なんているかねえ。ちゃんとした右翼が怒るぞ。「内祝いのお返しに」人気のキャラメルを使いたいんなら、その三十人の手下だか従業員だかに、行儀よく一人ずつ代わるがわるふつうに買いにゆかせればいいだけではないか。それくらいのことは、みんなスーパーの特売とかで家族を動員してやっているぞ。念の入った人は、着替えて行ったり、リバーシブルのジャンパーとかを用意していったりするくらいだ。庶民がふつうにやってる手間を惜しんではいけませんなあ。
ちゃんとした右翼の方々は、こういうくだらない犯罪で右翼を名告るようなけしからんやつには、再発防止のためにヤキのひとつも入れてやるべきだな。右翼をバカにしている。こういうやつがいるから、左翼に比べて右翼は頭が悪いとか(実際にはそんなことは全然ない。左翼だろうが右翼だろうがアホはアホ、カシコはカシコである)、右翼のイメージが悪くなるのだ。
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▼世界ふしぎ発見! (いいことばかりじゃないけれど… 水野美紀 Official BLOG)
http://mizunomiki.at.webry.info/200804/article_4.html
マレーシアで売っていたお菓子。
似ている・・・・。
とってもにているぞ・・・・・。
あの、国民的キャラクターに・・・・。
どわはははは、こりゃ怪しいなあ。怪しすぎる。“パチもん”という言葉を全身で体現したようなキャラクターだな。マレーシアでもこんなことしてるんだなあ。中国の国営遊園地が大量に輸入してたりしてな。
それにしても、なんとなく『溜池Now』の早乙女おろちを連想するのはなぜ? なんちゅうか、不測の事態に迫られ“テキトーに間に合わせた感”に通ずるものがあるのだろう。
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酒リーマンさんという方も絶賛してらっしゃるが、たしかにこれはいいんだよ! 芋焼酎に非常によく合う。
いや、中身もうまいんだが、商品名がいいよねえ。この商品、あくまで「焼酎うま!!」というのがメインの名称であって、「れんこん揚げ」だの「カラシれんこん風味」だのというのは、付随的な説明にすぎないのである。要するに、これをつまみに飲めば、とにかく焼酎がうまいということがいちばん言いたいのだ。焼酎さえうまければ、中身はなんであってもかまわないと言わんばかりの、ソリューション指向のネーミングがすばらしい。セオドア・レヴィットがもう少し長生きしていたら、きっと絶賛したであろう。レヴィットが焼酎飲んだかどうかは知らんが……。
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