カテゴリー「芸能・アイドル」の91件の記事

2008年6月24日 (火)

天文学者になればよかった

 なんか、このところ、『サイエンスZERO』(NHK)と『溜池Nowはミッドタウンにお引っ越ししました』(GyaO)で、立て続けに国立天文台の渡部潤一准教授を観たぞ。ということはナニだ、渡部准教授は、短いあいだに立て続けに安めぐみ中川翔子に会っているわけである。う、羨ましい。ついでに言うと、スピードワゴン小沢と、バカリズムにも会っているわけだが、そっちはあんまり羨ましくないかも。

 いいなあ、天文学者などという、地味も地味、地味ここに極まれりといった仕事にこのような役得があろうとは、いったい誰が想像するであろうか。そうと知っておれば、おれも天文学を志したかもしれぬ。動機が不純だ。

 いやいやしかし、『サイエンスZERO』や『溜池Nowはミッドタウンにお引っ越ししました』を観た全国の青少年の中には不純な動機で天文学者になろうと思っているやつがすでに何人かいて、勉強しはじめたところがホントに面白くなってしまい、そのうちホントに学者になって大発見をしたりするかもしれない。で、その学者がまたそのころのアイドルに立て続けに会い、それをメディアで観たそのころの青少年にまたまた不純な動機を植え付け、将来の大発見のきっかけを作るかもしれない。いや、広報ってのは大事だよ、ホント。



| | コメント (6) | トラックバック (1)

2008年6月23日 (月)

『親愛なる君へ』(柴田淳/ビクターエンタテインメント)

 『月夜の雨』から一年以上を経た待望のニューアルバム。柴田淳のような人は、一年に一アルバムくらいのペースがちょうどいいと思うね。粗製濫造してほしくない。あいかわらず、押しつけがましくない、身体にすっと入ってくる心地よい声である。ジャケット(って言うのは年寄りか。最近は“カバーアート”って言うのかな?)写真の腕が怖ろしくきれいだ。いやまあ、ルックスと音楽は切り離して考えねばならないが、そりゃまあ、きれいに越したことはない。ええ、どうせおれはオヤジですよ。

 全体的な印象を言うと、柴田淳的“安全牌”の曲が多いように思う。“いつものしばじゅん”を楽しむぶんにはなんの文句もない。それどころか、あの絶妙にかすれた儚げなファルセットを“聴かせびらかして”くれるような曲が多いくらいであり、「今回は、サービスはしてくれたが、あまり冒険はしなかったな」という感じ。固定ファン層を磐石にしようという製作意図なんだろう。そういう意味で、おれにはちょっともの足りない感じがした。柴田淳ほどの才能と声の持ち主であれば、もっと冒険してもいいのではないか。おれが今回のアルバムでいちばん気に入ったのは、もろにジャジーな曲に挑戦した「メロディ」なのである。“いつものしばじゅん”も聴きたいが、新しい面も見せてほしい。ファンとは貪欲なものなのだ。

 おれ的には、このアルバムのベストは、上述の「メロディ」、映画『おろち』の主題歌に決定した「愛をする人」、シングルカットされている「カラフル」、ピアノに合うしばじゅんの持ち味を活かした「小鳥と風」、堂々たるいつものしばじゅん節「君へ」といったところか。

 次回のアルバムでは、もっと冒険して、びっくり仰天させてほしいな。ジャズ路線というのはとてもいいと思うので、ジャズ・スタンダードとかにも挑んでほしい。《つまおうじ》シリーズ的なコミカルな実力派路線でアニソンなんかもやってほしいなあ。映画主題歌のオファーがあるくらいなんだから、アニメ製作者ももっとしばじゅんのあけっぴろげでコミカルな面に注目すべきだと思う。『ときめきトゥナイト』並みのアニソンの名曲が、しばじゅんになら楽勝で作れるし、唄えるだろうと想像するんだがなあ。

【収録曲】カラフル/椿/愛をする人/メロディ/38.0℃ ~piano solo~/君へ/十数えて/ふたり/泣いていい日まで/小鳥と風



| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年6月15日 (日)

喫茶店に入ったことのない人が喫茶店をはじめてはいけない

炎上寸前!? 新山千春のブログがアツい(イタい?)! (日刊サイゾー)
http://www.cyzo.com/2008/06/post_638.html

芸能プロも頭を抱える!? タレントブログの“管理”問題 (日刊サイゾー)
http://www.cyzo.com/2008/05/post_581.html

 うう~む、新山千春のブログに行ってみたが、これは、た、たしかにかなりイタいね。タレントとしての新山千春におれ個人は含むところはなにもないし、好きでも嫌いでもないといった感じだ。べつに褒めようとも叩こうとも思わない。メジャーでもマイナーでもないという微妙な立ち位置ではあろうから、マーケティング的にいろいろと演じなきゃならん面もあるのだろう。芸能人も商売だ。でも、このブログのノリは、はっきり言ってスベってるとしか思えないんだけれども……。

 なにより、アクセスした瞬間に思ったのは、まあ、おれの感覚が古いのかもしれんが、もし津川雅彦がこういうブログを見たらどういう感想を抱くものか、訊いてみたい気もする――ということだった。ぞっとするだろうか、「時代も変わったねえ」と苦笑するだろうか……。おれの婆さんが生きていたら、まちがいなく「あほや」と一蹴しただろうけどな。まあ、さいわいあのときの娘さんも、立派に女優になってらっしゃいますしね。おれも歳を食ったもんだ。

 ま、新山千春のことはともかく、たしかに昨今、芸能人が猫も杓子もブログを開設して、中には仰天するほど非常識なことを書いて世間に呆れられ叩かれたり、最悪、本業の活動停止を食らったりするような例も出てきている。芸能プロダクションとしても管理が難しいだろうとは思う。まあ、いまの日本なら、ほぼ三十歳くらいを精神的な成人だと考えるとすれば、芸能プロが扱っているタレントという商品の多くは、精神的には未成年なのである。早くから特殊な世界に放り込まれたコなら、けっこういい歳になっても精神的にバランスが悪いことも考えられる。

 そこいらへんの高校生、大学生が自分でブログを立ち上げ、少々問題のあることを書いても、それは本人の責任であるし、また、ほとんど大きな問題にはならない。なにしろ、たいていは、ほんの限られた身内しか読んでいないのだ。その点、芸能人の場合、下手に有名なもんだから、パンピーなら無視される程度のことでも、やたらあちこちで叩かれることになる。それが芸能人であるということの職業的宿命ではあるのだけれども、そういう自覚がない芸能人だって、若年化が進む中で少なからずいることだろう。

 となると、いちいち検閲するのはどうかと思うけれど、やはり芸能プロダクションとしては、媒体としてのブログの特性を教育してから開設させるべきではなかろうか。法的なことの基礎教育をやっているところもあると上記の記事は伝えているが、それでは足らないと思う。「このご時世、ウチのタレントにもブログくらいやらせないとなあ」などと、ブログを自分たちが馴染んできたマスメディアのひとつだと勘ちがいしていると、そんな芸能プロのタレントはいつかブログで問題を起こすだろう。ブログはマスメディアじゃない。まず、そこを芸能プロが認識することが重要だと思う。

 ブログを長く続けて支持されているタレントは、たいていみずからもさまざまな他者のブログの一読者であるところからはじめている。眞鍋かをりしかり、中川翔子しかりである。彼女らは、ブログの媒体としてのすごさも怖さも、ウェブ上のいろいろな事件を見てきて、頭の隅にあることだろう。つまり、ユーザとしての視点を持っており、ブログはけっして自分たちの主戦場であるマスメディアなどではないこと、マスメディアのノリが通じない別の媒体であることを、しっかりと“体感”しているはずだ。

 ろくろくウェブを利用してもいないタレントに、流行りものだからと、マスメディア的なプロモーションのつもりで無理にブログをはじめさせると、絶対失敗すると思うな。失敗するどころか、問題を起こす可能性も高い。それはあたかも、喫茶店の客になったことがない人に、いきなり喫茶店を経営させようとするようなものだからだ。なかなか注文を取りに来なくてイラついた経験がない。ゴキブリが這っていたりハエが飛んでいたりして、イラついた経験がない。音楽がやかましい、テーブルが汚い、コーヒーフレッシュの瓶の注ぎ口からフレッシュが垂れている、品のない客が大声で騒いでいるのを放置している、ウェイトレスが水を置いてゆくときに荒っぽくて水がこぼれた……などなど、自分が喫茶店を経営するなら、絶対こういうことには気をつけるようにしたいな、と思うような不快な経験をしたことがない。こういう人に、いきなり喫茶店を経営しろと言っても無理な話なのである。

 そこでおれは芸能プロに提案したい。所属タレントにブログをはじめさせるのなら、まず彼ら・彼女らに、“ユーザ”としての経験をさせるべきだ。同業のタレントや文化人のブログを、最低一か月はじっくりと読ませるべきである。ユーザとしての経験をさせれば、小難しい教育などしなくとも、おのずとやっていいことと悪いことに関して自覚的になるはずだ。媒体の“ノリ”がわかるはずだ。

 自分が客になったことのない媒体で、いきなり提供者側に回らせようとすることに、そもそもの問題があるように思える。テレビを観たことがなくて、テレビで活躍するタレントになっている人はほとんどいないだろう。テレビというのがどういう媒体であるか、彼ら・彼女らは、ユーザとしての経験を積むことで、いちいち教えなくても身体でわかっているはずだ。インターネットだって同じである。まず、ちゃんと使わせろ。提供者側に回るのは、それからだ。



 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年4月16日 (水)

♪あん、あん、あん、とっても似ているド○えもん~

世界ふしぎ発見! (いいことばかりじゃないけれど… 水野美紀 Official BLOG)
http://mizunomiki.at.webry.info/200804/article_4.html

マレーシアで売っていたお菓子。
似ている・・・・。
とってもにているぞ・・・・・。
あの、国民的キャラクターに・・・・。

 どわはははは、こりゃ怪しいなあ。怪しすぎる。“パチもん”という言葉を全身で体現したようなキャラクターだな。マレーシアでもこんなことしてるんだなあ。中国の国営遊園地が大量に輸入してたりしてな。

 それにしても、なんとなく『溜池Now』早乙女おろちを連想するのはなぜ? なんちゅうか、不測の事態に迫られ“テキトーに間に合わせた感”に通ずるものがあるのだろう。



 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月10日 (木)

くいだおれ、ついに倒れる

「くいだおれ」閉店、消える「ナニワの顔」 惜しむ声 (asahi.com)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200804080095.html

 戦後の大阪・道頓堀と歩みをともにしてきた「ナニワの顔」が消える。7月に閉店することが明らかになった飲食店「くいだおれ」。若者の街に変わりゆく道頓堀で創業者の教えを守り、大阪の味やユーモアにこだわり続けてきた。時代の波に押されて姿を消すことに、道頓堀の活性化をめざす地元や観光客らに惜しむ声が広がった。

くいだおれ:名物人形「太郎」売却も 7月に閉店 (毎日.jp)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080410k0000m040086000c.html

「名前と太郎を引き継いで…」売却検討 くいだおれ会見 (asahi.com)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200804090100.html

 そうか、関西人として寂しいなあ。思えば、おれはくいだおれ人形の前まで行って写真を撮ったことやら、あちこちぺたぺたといじくりまわしたことはあっても、あの店で飯を食ったことは一度もなかったなあ。こんなやつがたくさんいるから、このような事態に至ったのだろう。まことに申しわけない。

 チャールトン・ヘストンの訃報を聞いたばかりのときに、くいだおれ閉店のニュースが入ってくるとは……。なんか、おれの頭の中では、この奇妙なシンクロ加減が無性にもの悲しい。え? チャールトン・へストンとくいだおれになんの関係があるのかって? それは、おれが1997年10月24日に書いた日記をご参照いただきたい。

 せめて人形だけは、どこかが生き延びさせてほしいものだなあ。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月17日 (月)

羽野晶紀と泰葉の復帰

 最近、羽野晶紀泰葉が猛然とテレビに出はじめていて、なにやらおれには一九八〇年代にタイムスリップしたように感じられ、不思議な感慨を覚えている。日曜日も、ふたりともテレビで観た。いや、おれはどちらも好きなんだよ。『現代用語の基礎体力』とかも楽しみにしてたし、泰葉がシュガー(おれはシュガーも好きなんだ)とやってた歌謡番組(もう、タイトル忘れたなあ)なんかも毎週欠かさず観てた。大学生のころだっけなあ。

 だいたい、こういう才能ある人たちが家に閉じこもっているなんて、もったいないじゃないですか。片や狂言、片や落語と、伝統芸能の家庭にいったんは嫁いだ彼女らが、奇しくもほぼ時期を同じくして再び自分のキャリアを歩みはじめたのは、なかなか面白い偶然だと思う。

 結局、伝統芸能というのは女性の我慢の上に成り立っているのかなどと陰口を叩かれないよう、独身の狂言師や落語家にもばりばり活躍してもらいたいものだ、なあ、春風亭昇太。



| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年3月14日 (金)

♪ゴジラ、ゴジラ、ゴジラが飛ぶゴジラ、ゴジラ、ゴジラが……

ゴジラの叫び声でお目覚め シャトルの土井さん (asahi.com)
http://www.asahi.com/science/update/0313/TKY200803130083.html

 スペースシャトル・エンデバーの飛行3日目となる12日、土井隆雄さんは、地上から流された映画「ゴジラ」の劇中曲とゴジラの叫び声で目覚めた。その後、エンデバーは国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングした。
 シャトルの飛行中は毎日、乗組員や家族が打ち上げ前にリクエストした「ウエークアップ・コール」(目覚めの曲)を1曲ずつ、一日の始まりとして管制センターから流すのが習わしだ。
 米中部夏時間12日午後3時(日本時間13日午前5時)に流された曲は、日本の映画「ゴジラ」の劇中曲と叫び声。地上の管制官が「土井さん、おはようございます」と日本語で呼びかけると、土井さんも「おはようございます」と返した。
 「ゴジラ」を選んだのは、土井さんの妻のひとみさん。エンデバーの乗組員の多くは子供のころに「ゴジラ」や「鉄腕アトム」を見ており、打ち上げ前にも一緒にゴジラの映画を楽しんだ。
 ひとみさんは「大変なミッションを前にした『スペースゴジラ』たちを、仕事の成功を祈ってゴジラの足音と叫び声で起こすことにしました」とコメントを出した。

Shuttle Endeavour to Dock at Space Station Tonight (SPACE.com)
http://www.space.com/missionlaunches/080312-sts123-docking-preview.html

The crew awoke today to the battle scene song from the movie "Godzilla Vs. Space Godzilla," followed by the Blue Oyster Cult's radio hit "Godzilla."
"Good morning Endeavour. Doi san, ohayo gozaimasu," said Alvin Drew, shuttle spacecraft communicator, to Japanese astronaut Takao Doi from Mission Control here in Houston. "Take on today like a monster."
"We are very happy to hear Godzilla," Doi responded. "We are ready to go and we'll have a great time today docking with the space station."

 いやあ、なかなかセンスのいい奥様だ。なんたって、ゴジラなら世界中の人が知っている。日本が世界に誇る創作物である。たしかに国家としてはあちこちで機能不全を起こしてずいぶん落ちぶれてはきたものの、腐っても日本、日本をナメるなよ、マツイと同じように宇宙でもがんばっているぞー、カミカゼ、スキヤキ、ゲイシャー、ハラキリ、テンプラ、フジヤマー、といったような裏の意味もことによると込められているのではなかろうかと、おれは勝手に思い込んでいる。

 ただ、ひとつ残念なのは、やっぱり二十一世紀の日本文化のプレゼンスを示すには、この「ゴジラのテーマ」(arranged by 野尻抱介 featuring 初音ミク)を使ったほうがよかったんじゃないかなあ。

Hatsune Miku / Godzilla



| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年3月 9日 (日)

見とれてしまうが購買意欲の湧かないCM

 おやあ、懐かしい歌がテレビから流れているなあと目をやると、ジーンズ姿の藤原紀香。うう~む。おれはいつもCMってのは、誰になにをどう訴える気なのかと意図やらなにやらを反射的に考えながら小賢しくいやらしく観てしまうのだが、ひさびさにただただ口開けて映像に見とれてしまったよ。

ユニクロ(UNIQLO) HIGH RISEジーンズCM 藤原紀香

 この人は、なに着てるときより(なに着てないときより)、ジーンズがいちばんカッコいいですなあ。か、身体の半分脚じゃん。率直に問いたい。いったい、なに食ったら日本人がこんな身体になりますか?

 仮に、藤原紀香がこのジーンズを脱いでおれに手渡し、「履いてみて」と言うとするわな。おれは腹囲八〇センチだから、まず前のボタンが留まりませんわな。下手すると、ファスナーも上がりませんわな。下を見ると、なぜかジーンズの開口部から足が出現しないでしょうな。ふーんっ、ふーんっ、と、股間の障害物をどっちかに寄せて思いっきり引っぱり上げても、やっぱり足は出現しないでしょうな。おれに残されているのは、もはや“松の廊下ごっこ”をするくらいのことであろう。殿中でござる、殿中でござる~。

 胴まわりは努力次第でなんとかなりそうだが、脚の長さだけはどうしようもない。脚が長きゃカッコいいってもんでもないが(短かきゃカッコいいってもんでもないけど)、こういう脚の長い人がジーンズ履いて歩いていると、いかにも二足歩行しているにちがいないと感心してしまう。ホンダアシモに人気があるのは、きっと大多数の日本人のように歩くからだろう。もしアシモが藤原紀香みたいな体型で、藤原紀香のように歩いたら、たぶん反感買うよな。藤原紀香の場合、ああいう顔でああいうあけっぴろげなキャラクターだから反感買わないのであって(だと思う)、首から上が小沢一郎だったら、絶対、石投げられるよ。

 まあ、日本は地震が多いんだから、藤原紀香のようなハードウェアではきっと不便だろう。震度3くらいでよろけそうだ。その点、おれなんかは、けっこう耐えると思うぞ。重心が低いからな。

 それにしてもこのCM、はたしてジーンズの宣伝になっているのだろうか? これを観たたいていの日本人は、「このジーンズがカッコいいんじゃなくて、単に藤原紀香がカッコいいだけではないか」と思うような気がする。しませんか?



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月28日 (木)

おれのブログはいくら?

 「見つからないblogの価値、100万ドル以上!?」404 Blog Not Found)でネタになってるのを見て、おれもさっそく How Much is Your Blog Worth?Dane Carlson's Business Opportunities Weblog)で、このブログの価値を測定(?)してみた―― Your blog, ray-fuyuki.air-nifty.com/, is worth $0.00

 $0.00 てことは、えーと、現在の為替レートで日本円に換算してみると……〇円ということだな。いやまあ、そこいらへんだろうと思ってはいたが、せめて十円くらいはつけてくれよ。暇つぶしくらいの価値はあってほしいよなあ。

 もののついでに、できるだけ高値がつきそうなブログで試してみたところ、The Official Google Blog は、$5,008,598.88 を叩き出した。どんな計算をしているのか知らんが、なんだかすげー。脳内メーカー脳の中が全部「H」になったくらいの感動がある。もう少し頑張れば、スティーブ・オースティンが買えるぞ。いまのままでも、バイオニック・ジェミーくらいは買えるかもしれん(ジェミーはいくらかかってるんだっけ? なんとなく、目のほうが耳よりも高くつきそうに思うんだが……)。

 きっと、なんだかんだ言っても、英語サイトは有利なんだろうなあ。Steve RubelMicro Persuasion で試してみると、$1,537,806.96 と出た。うーむ、やっぱり技術系やマーケティング系は強い。

 『特殊清掃「戦う男たち」』$181,217.34 と大健闘。『岸部シローの四郎マンション』$114,037.08 !! えーと、今日は一ドル一〇六円として……ざっと千二百万円強か。うーむ、岸部シローさんにこの結果をお教えするべきかどうか悩みますなあ。あくまでこの概算システムの査定であって、ほんとにその値段で買う人がいるかどうかは別問題だし……。もし売ってしまったら、金の卵を産むガチョウを殺して腹を割くようなことになりかねない。やっぱり黙っておこう。



| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年2月15日 (金)

よい子のみんなも、悪いことをしたと思ったら素直に謝ろうね!

アニソン影山ヒロノブ謝罪 酔っぱらって新幹線車内で騒ぐ (J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2008/02/14016680.html

アニメソングの歌手グループである「JAM Project」の影山ヒロノブさんがホームページ上で突如、謝った。「俺達がめちゃめちゃ騒がしくて大迷惑だった」ことについてだ。

 これはいかんですよ、やっぱり。おれが出張帰りでこの新幹線の同じ車輌に乗ってたとしたら、「おお、影山ヒロノブだ」と思いながらも、やっぱり腹が立っただろうと思う。おれもアニソン好きだから、アニソン系の人たちの“ノリ”は想像がつくんだけどねえ。車内で唄ってくれるわけでもないだろうから、ただ騒いでたら、そりゃカタギの衆には迷惑だったろう。

 影山ヒロノブはおれとほぼ同世代(向こうが一歳上)だから、影山ヒロノブで育った世代はおれたちよりかなり若いはずだ。それでも、「CHA-LA!! HEAD-CHA-LA~!!」とかテレビの前で唄っていたチビっ子は、もう立派な大人になっている計算である。いまだにアニソンを日常的に聴いているおれみたいな大人だって少なくはなかろうから、影山ヒロノブたちも、「アニソンは基本的には子供に向けたもので、大人のファンがいっぱいいても、自分たちのファンはやっぱり子供たちなのだ」ということをついつい忘れがちになっていたのかもしれない。子供が見ている、子供に見られているという、つらい、しんどい立場にあるんだということを、酒飲んで気が大きくなって忘れちゃったんだろうね。おれはさ、克美しげるが人殺しで捕まったと聞いたときには、やっぱりちょっと悲しかったよ。つまり、だから、そういうことなんだなあ。

 だけど、潔く非を認め、全面謝罪した姿勢は、子供たちにちゃんと見せられる立派なものだと思う。べつにアニソン歌手が聖人君子でなきゃならんとも思わないが、子供たちに正義や愛を唄う人なんだから、やっぱりこういう局面ではきちんとした人であってほしいという願いはあるんだよな、おれには子供いないけどさ。

 とはいえ、おれは想像しちまったね。おれが新幹線に乗ってたとしようや。そしたら、うしろの席から、どこかで聞いたような声が聞こえてきたとしようや。「えっ」と思ってふり返ると、水木一郎ささきいさをがビールを飲みながら談笑している。その隣では、串田アキラ影山ヒロノブが大笑いしながら小突き合っている。やがて興が乗ってきた彼らは、「レッツゴー!! ライダーキック」やら「宇宙戦艦ヤマト」やらを唄いはじめる――なーんて状況だったら、おれは出張帰りで疲れていようがなにしようが、一緒になって唄いはじめるにちがいない。気がつくと、同じ車両に乗っている疲れたおっさんたちが、みなシートの背凭れから身を乗り出して唄っている。全員が叫ぶ――「フレンダーーーーージェーーーット!」「イーグル! シャーク! パンサー!」「ロデム~、変身! 地を駆けろ~~~!」

 車内はもはやおやじたちの大合唱、スーツ姿のおやじたちがあちこちでいろんなヒーローの変身ポーズを取っている。おれはといえば、前川陽子堀江美都子を見つけてサインをもらい、森口博子にサインをもらったついでに握手をしてもらいながらどさくさに紛れてそのまま押し倒し……(以下、略)。ああ、大人っていやだなあ。



| | コメント (5) | トラックバック (1)

2008年2月14日 (木)

肴はあぶったイカでいい

 いやあ、四十五の中年男がだね、夜中に独りでちびちびと酒を呑みながら初音ミク「舟唄」を聴いていると、そのあまりに二十一世紀的なわびしさがなんだか無性に心地よくて癖になりそうだ。どう表現していいものか、生身の余人に真似のできない、ある種のしっとりとバカバカしさを伴った情感に溢れていて、不思議な感動を覚える。「ほのぼにょぉ~呑めばぁ~、ほのぼにょとお~ぉ~ぉ~、心が~すすり~泣いているぅ~ぅ~」なんてあたりは、なにやら妙にいとおしくて、実体のない歌い手を抱きしめたくなりそうなくらいだ。人類史において、こういう妙な感情を味わえているのは、たぶんおれたちが最初なのだと思うと、この時代に生まれてよかったなあと思うねえ。この星の「初音ミク」は……泣ける。


舟唄 歌/初音ミク



| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年2月10日 (日)

なるほど、そう来たか『栞と紙魚子の怪奇事件簿』

 『栞と紙魚子の怪奇事件簿』(日本テレビ系&第2日本テレビによるウェブ配信)、第6話はゼノ夫人登場。いやあ、ゼノ夫人に広田レオナとは、こりゃまたマニアックなキャスティングだねえ。いいねいいね、この番組のキャスティング、いいね。おれは広田レオナの奇妙な味が嫌いではない。ちゅーか、かなり好きだ。余人を以て代えがたい(というのはこういうときに使うのだ、政治家さんたち)キャラですわな。おれは『時効警察』で観たのが最後だったから、二年ぶりくらいかな。

 なんか、この番組、最初はあんまり期待してなかったけど、原作とはまたちがう独特の味が出てきて、最近じゃ毎週土曜深夜の楽しみである(ここいらへんじゃテレビでやってないからウェブで観てるんだが、放送終了後たちまちウェブで配信する迅速な運営はたいへんよろしい)。南沢奈央のはっちゃけ栞のセメもいいし、前田敦子AKB48)のおどおど紙魚子のウケも可愛い。なんかねえ、この前田敦子の紙魚子みたいなコって、いたよねえ、いつも休み時間に教室の隅で本読んでたりして、おれなんかは妙に惹かれたもんである。なにもかもみな懐かしい。前田敦子の紙魚子は、眼鏡ピン留めとダサいもこもこしたスクールコートが妙に可愛いんだよねえ。おれみたいな連中の萌えツボを心得てますな。

 それにしても、井上順の段一知先生、高橋惠子の段夫人、広田レオナのゼノ夫人ときたか~。となると、キトラさんはまだかー、クトルーちゃんはまだかー、ムルムルはまだかー! オレ的には、キトラさんは箕輪はるか(ハリセンボン)に演ってほしいんだけどね。あの人、なかなか美人だよね、不気味だけど。箕輪がダメなら、鳥居みゆきが適任かな、キャラ的には。ちょっと美人すぎるのが珠に瑕だけど、「ヒット・エンド・ラン!」とか叫びながらナイフを振りまわすところを想像すると、なかなかイケると思う。クトルーちゃんは、そもそもあのキャラを演じきれる子役を思いつかない。というか、あのキャラは、放送するにはいろんな意味でヤバそうだよなあ。クトルーちゃん的にはふつうにふるまっているのだろうが、客観的には、どう見ても精神に異常を来たしている人だからなあ。ムルムルは、出たとしてもCGだろうね。




| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月28日 (月)

肩書きの優先順位

大阪知事に橋下氏 38歳、現職で最年少 民主敗れる (asahi.com)
http://www.asahi.com/politics/update/0127/TKY200801270107.html

 大阪府知事選は27日投開票され、自民党府連推薦、公明党府本部支持のタレントで弁護士の橋下徹氏(38)が、民主、社民、国民新の3党推薦の元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)、共産党推薦、新社会党支持の弁護士の梅田章二氏(57)らを破り、初当選した。38歳での知事就任は現職では全国最年少。33年ぶりに国政の与野党第1党の対決構図となった選挙戦は橋下氏が知名度の高さに加え、自民、公明両党の支援に支えられ、昨年の参院選と大阪市長選で勝利した民主党の攻勢を抑えた。投票率は48.95%で過去最低の前回40.49%を8.46ポイント上回った。

 あちこちのメディアがバラバラなんだが、橋下徹氏は「タレントで弁護士」なのか「弁護士でタレント」なのか、どっちだろう? おれは「弁護士でタレント」なんだろうと頭では一応思っていたんだが、たしかに印象としては「タレントで弁護士」のほうがしっくり来るなあ。

 肩書きがバラついている点が、いろいろな意味で象徴的な新知事ではある。



| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年1月17日 (木)

紙魚子、いいじゃないすか

 諸星大二郎の《栞と紙魚子》シリーズが実写で連続テレビドラマ化されるなどと知ったときには、悪い冗談ではないかと疑いつつ、とにもかくにも企画した人の蛮勇に大きな期待とぼんやりした不安を寄せていた。おれ、アレ、大好きなんだよなあ。ところが、関西ではテレビでやってくれないんだよなあ。

 でもまあ、『栞と紙魚子の怪奇事件簿』(日本テレビ系)の番組サイトでは、全編を動画配信(無料)してくれているので、ともあれ第一話と第二話は観てみたよ。便利な時代になったもんである。

 う~む。やっぱり、こういうものになったか。いや、まさか原作のあのテイストをあのまんまでテレビドラマにできようはずもないとは思っていたから、さほど落胆したわけではない。むしろ、よくやっているほうではなかろうか。

 主演の二人にはなんの興味もなかったのだが、ま、なかなかいいじゃないすか。紙魚子役の前田敦子ってコが、絶妙に素人っぽくてよい。AKB48なんて、ふだんは群体生物(?)としてしか意識していないもんだから、おれには誰が誰だかさっぱりわからんのだが、ま、少なくとも、この紙魚子役のコだけは覚えたぞ。これはおれだけがそう思うのかもしれないのだが、この前田敦子ってコは、ほかのどの宣材写真よりも、紙魚子役を演ってるときがいちばん可愛いですな。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月25日 (火)

『里田まいのおバカ伝説』(竹書房)

 はっきり言って、おれはバカな女が嫌いである。だが、白状しよう、おれは最近里田まいにメロメロだ。テレビにこのコが出ていると、「いったい全体、次になにを口走るのか……」と、手に汗握り固唾を呑んでわくわくせずにはいられない。無視することができない。これはもうではあるまいか。いや、そんなはずはない。おれはバカな女が嫌いなのだ。もし里田まいのアレが演技で、放送作家がすべてネタを書いているのだとしたら、おれはその放送作家に脱帽するよ。そんな異能の天才作家がいたとしたらバレないはずがないと思うので、やっぱり里田まいのアレは“天然”なんであろうか? うーむ、わからん。菊川怜の言いそうなことは、大方見当がつく。だが、里田まいの言いそうなことは、まったく予測不能、というか、そんなものが予測できるような人になんかなりたくない。

 “天然”だとしたら、まったくもって、いったいニューロンがどういうふうに繋がったら、あのような発想が出てくるのか。里田まいがひとたび言葉を発すると、おれの乏しい知識が、おれの凡庸な価値観が、おれの脆弱な思想が、おれのちっぽけな宇宙が、おれの実存が、根底から揺さぶられる。強引かもしれんが、これはもうほとんどSFである。そうか、だからおれは里田まいから目が離せないのか。

 本書は里田まい本人が書いているわけではなく、仕事やプライベートで彼女と関わりのある人々を対象に、里田まいの常軌を逸したエピソードを集めてまわったというスタイルの、じつにまあ、安易な作りの本である。だが、千二百六十円でこれだけ笑えれば上等だ。なにはともあれ笑うことだけが目的であるならば、確実な投資であると言える。

 ここで面白いネタをいろいろ紹介したいのはやまやまだが、なにしろこの本はネタが命なので、とびきり面白いやつはマナーとして書くわけにはいかない。「ヘキサゴン伝説」の章から、おれに関わりの深いネタをふたつ、「予選ペーパーテスト」からひとつ、里田まいのそこそこの珍回答を紹介してみよう。


Q:映画や小説などのジャンル「SF」はどんな言葉の略語でしょう?(正解:[Science Fiction] サイエンス・フィクション)

  「スペシャルファイト」


 い、いやまあ、そう言われてみると、たしかに、いろんな意味で、当たらずといえども遠からずという気もしないではないんだが……。「サンフランシスコ」とか「セックスフレンド」とかは言い古されているんで、なんとなく新鮮かも。


Q:おたまじゃくしが成長するとカエルになりますがヤゴが成長するとどんな生き物になるでしょう?(正解:トンボ)

  「ウミガメ」


 ほんとうにそうだったら面白いのにと思うのは、おれだけではあるまい。


[予選ペーパーテスト 問題6]

 「君の瞳に乾杯!」というセリフで知られる、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが共演した映画は何でしょう?

  「23の瞳」


 いったい何人いるのか、あんな妖怪とかこんな怪人とかを思い浮かべながら、危うく組み合わせを真剣に考えそうになった。ひょっとすると、目が二十三個ある妖怪が一匹だけいるのかもしれんしな……って、そもそもなんの問題だったっけ?

 こんなのはまだ序の口なのだから怖ろしい。まこと“天然”というのは怖ろしい。芸人殺し、放送作家殺しである。芸人でも放送作家でもなくてよかった。とまあ、こういう類の“里田まい伝説”がでかい活字で一冊ぶん。ふつうに読めば三十分、じっくり味わえば(?)一時間くらいでつるつる読めて笑えます。年末年始、コタツの上に一冊置いておくと、ご家庭が明るくなること請け合い。ただ、お年寄りの方は、心臓に悪いうえに、餅を喉に詰めかねないから、数回に分けて服用なさることをお勧めします。



| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年12月23日 (日)

『もうひとつの未来 ~ starry spirits ~』(森口博子/キングレコード)

 すばらしい。森口博子ここにありである。ただただ、すばらしい。ゲームのテレビCMで「おおお!」と思い、ウェブでPVを観て鳥肌が立ち、あわててCDを注文した。

 ゲームソフト「SDガンダム Gジェネレーションスピリッツ」(PS2)のテーマソングなわけだが、おれはゲームにもガンダムにもあんまり思い入れはない。だが、実力のわりにメディアでの露出が少なく、あまりに過小評価されている歌手・森口博子には思い入れがあるのである。個人的に顔やキャラが好みであるという点はこの際置いておくとしてもだ、この「もうひとつの未来 ~ starry spirits ~」はすばらしい。元祖バラドルとしてのイメージしかない人々、アニソン歌手として一段下に見ている人々、とんでもない、こいつを聴いて、水をぶっかけられていただきたい。すごいポピュラーシンガーがここにいるのですぜ。

 森口博子の不幸は、そのストレートな天性の歌唱力にあるだろう。つまり、むかしは歳のわりにあまりに巧すぎたのだ。巧いことは文句なく巧いのだが、なんとなく、こましゃくれた(って言葉を大人に使うのも妙だが)感じがした。また、頭がよすぎるため、歌手としての才能以外の部分が評価されすぎた。レコード会社の力があんまりないうえに、宣伝が下手ということもあるだろう。ここへ来てようやく、年齢による蓄積が生まれ持った抜群の歌唱力に追いついてきたという感じだ。才能と技巧と表現力が絶妙のバランスを見せるところにきた森口博子は、これからがすごいぞ。アニソンという“ジャンル歌謡”を歌手としてどこまでも誠実に唄うことに誇りを持った森口博子は、それがゆえにこの曲でアニソンの枠を突き破って普遍に至った。ゲームもアニメもガンダムもまったく知らない人がこの曲を聴いても、「いい歌だなあ、巧い歌手だなあ」と思うはずである。そういう人がもしあなたのまわりにいたら、森口博子だということを伏せてこいつを聴かせてあげていただきたい。「ええーっ! 森口博子ってすごいんだー」と認識を改めるはずである。

 四十代、五十代の森口博子は、根強いファンが根強く支持する大御所として日本の歌謡界に君臨することになるのではあるまいか。そうだなあ、おれたちの若いころで言えば、伊東ゆかりみたいな存在になるんじゃないかなあ。


森口博子:ガンダムソングで歌手復活 「もうひとつの未来」で12年ぶりオリコン30位入り (毎日.jp)
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20071205mog00m200064000c.html

「SDガンダム ジージェネレーション スピリッツ」主題歌「もうひとつの未来 ~starry spirits~」を唄う森口博子さんにインタビュー (GAME Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070924/mori.htm

森口博子PV   もうひとつの未来 ~ starry spirits ~

森口博子アニメメドレー/キューティーハニー/エースをねらえ/ははうえさま/草原のマルコ/ETERNAL WIND ~ ほほえみは光る風の中 ~



| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月 8日 (土)

『music & me』(原田知世/ヒップランドミュージックコーポレーション)

 原田知世のデビュー二十五周年記念アルバム。知世ちゃんがもう四十とは、まったく月日の経つのは早いものである。ちなみに、原田知世と岡田有希子は同い年だ。つまり、岡田有希子も、生きていれば今年四十歳の誕生日を迎えたはずなのである。合掌。

 それはともかく、知世ちゃんである。若い人から見れば、四十五のおっさんが四十のおばはんを捉まえて“知世ちゃん”などと言うておるのは気色悪いことでありましょうが、おれたちの世代にとっては、知世ちゃんは永遠に知世ちゃんなのである。タモリなどの“サユリスト”の気持ちがわかるのはこういうときだ。いつも青春は時をかける。いいじゃないか、原田知世さんは、おれたちにとっては、ずっと“知世ちゃん”なのである。

 いや、それにしても、知世さんはいい歌手になった。声がでんぐり返っていた十代のころが嘘のようだ。どんな歌でも唄えるすごい歌手になったという意味ではない。原田知世の最もおいしい音域、最もおいしさを発揮する楽曲というものがあるのである。そういう楽曲をうまく選曲すると、歌手・原田知世は、他の追随を許さない“心地よさ”を発揮する。肩の力の抜けた天性のヴォーカルを聴かせてくれる。自分が天才でないことは本人がいちばんよく知っているにちがいなく、原田知世はけっして“歌が巧い”ことをめざしているわけではないことは、彼女の声のファンはよくわかっていると思うのだ。知世ちゃんがめざしているのは、“等身大の原田知世”の力まない歌唱であって、それを愛してくれるファンにはわかる“心地よい等身大の歌唱”なのである。

 原田知世の声は天性のものである。ナレーションの仕事で認知されているように、聴く者の肩の力を抜く不思議な魅力がある。原田知世の歌が好きな人は、われを忘れて聴き惚れ、涙が溢れてくるような熱唱を期待しているのではない。土曜の午後、陽だまりにテーブルなど持ち出してお気に入りのコーヒー(ブレンディかどうかはわからんが)を飲みながら、あたりまえの日常があたりまえに過ぎてゆくことのしあわせを味わう、ふつうの人のふつうの人生のBGMとして、無性に聴きたくなるような声なのである。それを本人もめざしているであろうし、彼女の声を愛するアーティストたちもわかっていてプロデュースするのだろう。

 ビートルズのカバー「I Will」「シンシア」「ノスタルジア」「くちなしの丘」は、とくに土曜の午後のコーヒータイムにおすすめ。セルフカバー「時をかける少女」“肩の力の抜け具合”は、往年のファンには涙、涙でありましょう。みんな、あれからいろいろあった。ほんとにいろいろあったよね。

 ♪過去も未来も 星座も越えるから 抱きとめて


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月10日 (土)

『安めぐみ 2008年 カレンダー』(ハゴロモ/壁掛け版)

 三年連続で安めぐみにしてしまったなあ。例によって穏当な写真ばかりで、部屋に掛けておくものとして非常によろしい。なにしろカレンダーなんだから、日々暮らしていて壁に目をやるたびに鼻血が出るようなものでは生活に支障を来たすのである。もうなに見ても鼻血なんて出ねえくせにって? た、たしかに。

 そういえば、毎年義務として(?)買うことにしているアイドルカレンダーだが、安めぐみの前には誰のを使っていたかなあとふりかえってみると、そうだ、本上まなみだった。つまるところ、カレンダーの好みというのはそういうものなのだろうなあ。ウチにいるときは、四六時中、目にするわけだから、ある意味、異性タレントのカレンダーを選ぶ基準というのは、配偶者を選ぶ基準にも通ずるものがあるのかもしれん。独身のおれが言うのもなんだけど。たとえば、ウチに帰ると杉本彩がべったりいるラテンな生活(?)というのは、ちょっと想像できん。とても疲れそうな気がする。ウチに帰ると光浦靖子がソファーに寝そべってポテチを食ってるという生活なら、けっこう快適だろうと思う。

 もっとも、安めぐみの場合、おれはすでに完全に自分の娘として見てるけどね。ウチに帰ると壁に娘の写真が掛かっている。コーフンもなにもせん。ただただ目に心地よい。いや、そこで笑ってる若いキミ、歳食うとこういうふうになってくるものなのよ、ホント。ま、コーフンしたいときは、コーフンしたいとき向きのおねえちゃんも嫌いじゃない、ちゅうか、好きだけどね。でも、日常というのは、たまの“ハレ”よりもずっとずっと強靭なものなのだ。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 9日 (金)

おれが鳩山由紀夫だったら……

 絶対にガマンできずに、いずれ来たる選挙の街頭演説でウケを狙っちゃうと思うんだよなあ――

 「みなさん、こんにちわ。お勤めご苦労さまです。おなじみ、弟の友人の友人がアルカイダの、鳩山由紀夫です。ついでに言うと、弟の妻は台風娘です。つまり、台風娘の夫の友人の友人はアルカイダなのです」

 古くてすまん。



| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年11月 2日 (金)

大人のおもちゃのための大人のおもちゃ

 な、なんじゃ、これは……。便利なのか不便なのか、さっぱりわからない。ほんとに使う人いるのか?

Phone Fingers
http://www.phonefingers.com/

 まあ、おれもPDA党なので、ディスプレイを指紋で汚したくないという気持ちはわかるのだが、これって、いつでもどこでも装着してないと意味ないわけだよね? iPhone やら iPod touch やらを使いたくなったときに、いちいち取り出して装着するなんてことを想定しているとは思えない。となると、やっぱり、ずっと着けていろってことだよねえ。電車の中で隣の人がこれ着けてたら不気味だよなあ。冗談商品のつもりなのか、本気で売ってるのか、どっちなんでありましょう?

 ま、正直なところ、なにかの怪しいプレイ用具にしか見えないよなあ。このぴっちりと膚に密着する感じは、牧野修さんとかが好みそうだ。おお、そうだ、にしおかすみこ嬢、コスチュームのアクセントにどーよ? これを十本の指にエレガントに装着してだな、「ふっ、欲しがり屋さんだね、このブタ野郎!」とか言いながらあ~んなこととかこ~んなこととか……。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月22日 (月)

杉浦友紀アナがキテるらしくて

 なんか最近けっこう人気らしいNHK福井放送局の杉浦友紀アナウンサーを、先日の『着信御礼!ケータイ大喜利』で初めて観たんだが、なんだ、ただの大人になった堀北真希じゃないか(なにが“ただ”なのかよくわからんが)。この二人、知らん人に姉妹だと言ったら、絶対信じるよなあ。



| | コメント (2) |