カテゴリー「ペット」の4件の記事

2008年1月13日 (日)

オウムやキュウカンチョウは、超音波や低周波でしゃべるか?

 オウムやキュウカンチョウに、超音波や低周波で言葉を教えたら、やっぱり超音波や低周波で真似するだろうか? どのくらいの音域かはわからないが、連中は人間の可聴域外の音も出していそうな気はするよな。もちろん、人間の言葉を人間の可聴域外の音で真似させたとしても、そもそもなんのためにそんなことをするのかわからない。当の人間には聞こえないのである。

 だが、もし相当高い周波数の音波を自在に出せる能力があるのなら、コウモリがエコーロケーションに使う超音波を忠実に再生できるオウムやキュウカンチョウを養成すれば、コウモリ除けになるのではなかろうか。犬笛を真似させて、軍用犬を空から指揮するなんてのはどうだ?

 いやまあ、ちょっとした疑問なのよ。ホントのとこどうなのか、おれは知らない。



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2007年6月12日 (火)

カエルのものはカエルに、カビのものはカビに返しなさい

ツボカビ症、国内野生種も ウシガエルから確認 (asahi.com)
http://www.asahi.com/life/update/0611/TKY200706110095.html

 カエルなど両生類に感染し、絶滅などの危機を引き起こす恐れのあるカエル・ツボカビ症が、国内で野生のウシガエルなどにも感染していることがわかった。国内にいる野生のカエルで感染が確認されたのは初めて。仮にツボカビ症でカエルが減れば、カエルを捕食するヘビや鳥類の減少で生態系のバランスの崩壊につながる恐れもある。環境省は今夏から全国調査を始めるという。

 あああ、ついに恐れていたことが……。「わしの若いころにはなあ、日本にもカエルというのがおったんじゃあ」などと、姪たちのまだ生まれぬガキどもに語らねばならん日が来るのだろうか。

 がんばれ、日本のカエルたちよ! その巨大なゲノムの中には、このような種の危機に直面したときに活性化する、とっておきのコードが秘められているのやもしれん。そうであってほしい。ツボカビがなんだ! 日本のカエルの底力を見せてやれ!



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2007年4月15日 (日)

完全なる飼養

 おれは団地住まいであるから、「犬や猫を飼育している家庭は……」といった貼り紙をよくそこいらへんのあちこち(なんちゅう大ざっぱな表現)で見かけるのである。昨日も近所のスーパーに買いものに行ったら目に入った。

 しかし待てよ。「飼育」って言葉がなんとなくひっかかる。「飼う」ほうはいいのだが、「育てる」あるいは「育む」のほうがひっかかる。たとえば、仔犬を拾ってきて成犬になるまでのあいだは「飼育」だろうが、そこから先ははたして「育て」ていることになるのだろうか? 歳を取らせているのも育てているうちに入るとすればそうだろうが、なんか気色悪いなあ。「カブトムシの飼育」なんて具合に、ふつうにあちこちで使われている言葉だが、改めて考えると、非常にすわりが悪い。

 じゃあ、「飼育」でなかったらどう言うべきなのか。「扶養」かなあ? いや、「養う」ほうはいいのだが、犬を「扶け」るというのが気色悪い。なんだか、犬が生きることに自覚的に生きているかのような印象を受ける。「扶養」はさすがに対象が人間でないと使えんだろう。「飼育」のほうは、少々特殊な状況を想定すれば、対象が人間でも使えるな。アレは「育て」ているわけではないような気もするが、まあ、ある種の価値観に照らせば、対象が「育っ」てゆくと考えることに違和感はなく、むしろ快感がある。をい。

 それはさておき、はて、どう言うのが本来は適切なのかとおれはしばらく悩んだ末、そういえば「飼養」という言葉があったと思い当たった。「愛玩動物飼養管理士」という資格があったな。山口もえが二級を持っているとかいう民間資格である。どうやら「飼養」というのは、家畜やらなにやらにお役所などがよく使う言葉のようだ。非論理と不合理と不条理の塊のくせに、こういうところでは妙に論理的なのは、さすがお役所である。うむ、これだな、この言葉が論理的にいちばんしっくりくる。

 よし、これからは、文字で書くときには、「カブトムシの飼養」などと表現することにしよう。日常生活で「しよう」なんて口で言っても、たいていは怪訝な顔をされたり、女性には張り倒されたりすることだろうから、やっぱり口頭では「飼育」を使い続けるだろうけどねえ。



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2006年2月18日 (土)

怪獣を飼う男

eleking 今日、うちのエレキングの“電助”が、初めてお手をした。ビリビリ痺れて気持ちがいい。この前の雨の日、「かわいがってやってください」と書いた紙きれと一緒に、キャラメルの箱の中で震えているのをボクが拾ってきたんだ。お母さんは飼っちゃだめって言ったけど、近所のメトロン星人のおじさんがお母さんに幻覚を見せて説得してくれたんだ。

 電助はとてもよく食べる。最初はとても小さかったのに、このぶんだと、ひと月もしないうちに五十メートルくらいになってしまいそうだ。今月の電気代が心配だなあ。

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