カテゴリー「パソコン・インターネット」の113件の記事

2008年6月24日 (火)

天文学者になればよかった

 なんか、このところ、『サイエンスZERO』(NHK)と『溜池Nowはミッドタウンにお引っ越ししました』(GyaO)で、立て続けに国立天文台の渡部潤一准教授を観たぞ。ということはナニだ、渡部准教授は、短いあいだに立て続けに安めぐみ中川翔子に会っているわけである。う、羨ましい。ついでに言うと、スピードワゴン小沢と、バカリズムにも会っているわけだが、そっちはあんまり羨ましくないかも。

 いいなあ、天文学者などという、地味も地味、地味ここに極まれりといった仕事にこのような役得があろうとは、いったい誰が想像するであろうか。そうと知っておれば、おれも天文学を志したかもしれぬ。動機が不純だ。

 いやいやしかし、『サイエンスZERO』や『溜池Nowはミッドタウンにお引っ越ししました』を観た全国の青少年の中には不純な動機で天文学者になろうと思っているやつがすでに何人かいて、勉強しはじめたところがホントに面白くなってしまい、そのうちホントに学者になって大発見をしたりするかもしれない。で、その学者がまたそのころのアイドルに立て続けに会い、それをメディアで観たそのころの青少年にまたまた不純な動機を植え付け、将来の大発見のきっかけを作るかもしれない。いや、広報ってのは大事だよ、ホント。



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2008年6月12日 (木)

アメリカでLPレコードが復興中

Retailers giving vinyl records another spin (CNN.com)
http://www.cnn.com/2008/US/06/10/vinyl.records.ap/index.html

PORTLAND, Oregon (AP) -- It was a fortuitous typo for the Fred Meyer retail chain.
This spring, an employee intending to order a special CD-DVD edition of R.E.M.'s latest release "Accelerate" inadvertently entered the "LP" code instead. Soon boxes of the big, vinyl discs showed up at several stores.
Some sent them back. But a handful put them on the shelves, and 20 LPs sold the first day.
The Portland-based company, owned by The Kroger Co., realized the error might not be so bad after all. Fred Meyer is now testing vinyl sales at 60 of its stores in Oregon, Washington and Alaska. The company says, based on the response so far, it plans to roll out vinyl in July in all its stores that sell music.
Other mainstream retailers are giving vinyl a spin too. Best Buy is testing sales at some stores. And online music giant Amazon.com, which has sold vinyl for most of the 13 years it has been in business online, created a special vinyl-only section last fall.
The best-seller so far at Fred Meyer is The Beatles album "Abbey Road." But musicians from the White Stripes and the Foo Fighters to Metallica and Pink Floyd are selling well, the company says.
"It's not just a nostalgia thing," said Melinda Merrill, spokeswoman for Fred Meyer. "The response from customers has just been that they like it, they feel like it has a better sound."
According to According to the Recording Industry Association of America, manufacturers' shipments of LPs jumped more than 36 percent from 2006 to 2007 to more than 1.3 million. Shipments of CDs dropped more than 17 percent during the same period to 511 million, as they lost some ground to digital formats.

The resurgence of vinyl centers on a long-standing debate over analog versus digital sound. Digital recordings capture samples of sound and place them very close together as a complete package that sounds nearly identical to continuous sound to many people.

Analog recordings on most LPs are continuous, which produces a truer sound -- though, paradoxically, some new LP releases are being recorded and mixed digitally but delivered analog., manufacturers' shipments of LPs jumped more than 36 percent from 2006 to 2007 to more than 1.3 million. Shipments of CDs dropped more than 17 percent during the same period to 511 million, as they lost some ground to digital formats.

The resurgence of vinyl centers on a long-standing debate over analog versus digital sound. Digital recordings capture samples of sound and place them very close together as a complete package that sounds nearly identical to continuous sound to many people.
Analog recordings on most LPs are continuous, which produces a truer sound -- though, paradoxically, some new LP releases are being recorded and mixed digitally but delivered analog.

 へぇ~。早い話が、アメリカではいわゆる“バイナル”、つまり、ポリ塩化ビニル製のアナログレコードのセールスがこのところ“伸びている”らしい。音源がデジタルなのに、わざわざアナログ媒体にしたりする例もあるそうな。

 小売チェーンのフレッド・マイヤーが、発注の際にうっかり「LP」のコードを打ち込んでしまったところ、各店舗にドカっと、あの“レコード”が届いた。返品してしまった店舗も多かったが、そのまま店に並べたところでは、面白い現象が起こった。売れたのだ。初日で二十枚も売れたという。フレッド・マイヤーだけでの事件ではない。the Recording Industry Association of America によれば、二〇〇六年から二〇〇七年にかけて、LPレコードの出荷量は、三六パーセントもの伸びを見せているそうだ。一方で、同じその期間に、CDの売れ行きは一七パーセントも落ちているという。

 てなわけで、なにやらアメリカでは、ちょっとしたLPレコード復興ブームが起こっているらしい。奇妙なもんだねえ。いや、むろん、絶対量としては、いまやウォルマートを抜いて世界でいちばん音楽を売っている小売店、iTunes Store を脅かすほどのことではないが、“バイナル”にこだわる音楽ファン(“音響ファン”と呼ぶべきかもしれないけれども)の需要には、けっこう根強い(根深い?)ものがあるようだ。

 これが一時期だけの現象なのか、今後、もっと大きなうねりになってくるのかには興味津々だけど、ちょっと日本では考えにくいブームだよねえ。日本の場合、往年の名盤や幻のアルバムの復刻などが、いわゆる“紙ジャケ”というカタチでちょっとした人気を博していることはいるけれども、まあ、あれだって中身はCDである(LPレコードそっくりの外観に模してあったりするのが食玩感覚で愉快だが)。

 アメリカという国の面白いところは、最先端の技術の産物を謳歌している層があるかと思えば、まるで時間が止まったかのような枯れた技術やインフラをごくふつうに使っている層が平然とあったりするあたりだ。振幅がやたら大きいのだ。スペースシャトルを飛ばしている国だからといって、みんながみんな光ファイバーのブロードバンドでバカスカインターネットを使っているわけではなく、いまだに「ピーーーー、ガガガガガ……」などと56Kモデムであたりまえのように通信していたりする人たちがいる。その点、日本のほうがずっと均質である。韓国ともなると、後発のメリットで、最初から一気に与えられたブロードバンドしか知らないような層がマジョリティーだ。

 このLPレコードブームも、アメリカならではという気がするなあ。ごくごく一部のオーディオマニアだけじゃなく、きっと“針を落として”聴くむかしのプレイヤーがまだまだ家にあるという世帯がかなりあるのだろう。まあ、日本にもそういう人(「やっぱり超音波や低周波を身体で感じないと、ホントの音楽じゃない!」と熱弁をふるうタイプのああいう人たち)はいることはいるけど、こんな社会現象(?)を作り出すほどの数ではないと思うね。

 この現象が日本に渡ってくるかどうかは、たいへん興味深いところだ。おれは渡ってこないと思うけどね。この時代に、データじゃなく記録媒体で販売する音楽の売り上げが“伸びる”なんてのは、まことにアメリカらしい面白い現象だと思うね。ある意味、ハイテク必ずしも善ならず、先端ならずという価値観を持った人が多いわけで、不均質であるがゆえに多様性を許容する市場があるというあたりこそ、アメリカの底力だと思う。多様であることは、非効率ではあっても善であるというベースの価値観がアメリカ人にはある。これはちょっと、おれたちも見習いたいところだよね。まあ、おれ個人はものぐさなので、いまLPレコードが欲しいなどとは、まず思わないけど……。やはり、iTunes Store の便利さにはかなわない。



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2008年6月 3日 (火)

不注意二秒、毛が一生

児童32人の前、わいせつ映像2秒流す 北九州市立動物園 (asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0602/SEB200806020003.html

 北九州市小倉北区の市立動物園「到津の森公園」(岩野俊郎園長)で2日午前11時半ごろ、動物の画像のスライドショーを見ていた同市八幡西区の市立小学校2年生の児童32人の前で、過ってわいせつな映像が2秒ほど流れた。
 園によると、児童たちは「動物の赤ちゃん」という学習プログラムに参加。それに使う予定だった園のパソコンが故障していたため、担当の男性嘱託職員(31)が、自分のパソコンを持ち込んだ。
 園内見学が早く終わった1クラスの児童に、別のクラスが到着するまでの間、スライドショーを見せたところ、終了後、パソコンにデータが残っていたわいせつ映像が流れたという。気がついた職員が慌てて止めた。
 市では今後、この嘱託職員や上司らの処分を検討するとともに、園職員に映像紹介前の操作確認などを徹底するという。岩野園長は「改めて職員に十分な注意を払うよう指導するとともに、今後の再発防止に取り組みたい」とのコメントを出した。

 具体的にどういう現象が起こったんだろうなあ? スライドショーというからには、そこは静止画を次々と紙芝居のように見せていたわけだ。で、「わいせつな映像が2秒ほど流れた」というからには、そこは動画だったわけだ。どんな環境で、どんなソフトを使ってスライドショーを見せていたのだろう。静止画も動画も扱えるソフトだったんだろうな。動画はどんなファイルフォーマットだったのかな。

 「――わっ、やべっ! あわわわわ」
 「えっ? えっ? おじさん、いまのなに?」
 「なんかガイジンさんが取っ組み合ってケンカしてたみたい。ねえねえ、おじさん、いまのなに?」
 「“おーまいごーっ”ってなに?」
 「ぼく知ってる。あおたのりこっておばさんが“じーざっす”って言うんだ」
 「あー、ロンハーなんか観ちゃだめなのにー」
 「なんでロンハーにあおたのりこが出てるって知ってるんだよー」
 「ねーねー、おじさん、いまのなあにー?」
 「ねーねー、おじさん、いまのなあにー??」
 「ねーねーねー、なぁに~~~???」
 「な、なにって……かっ、怪獣映画だよ~! 知らないかな、ほら、『サンダ対ガイラ』って……」
 「知らなぁ~~い!」
 「しっ、知らないよね、やっぱり。あはははは。あは。あははは」

 それにしても、園長の「今後の再発防止に取り組みたい」ってのは、紋切り型だからこそケッサクなコメントだ。言ってる本人だって、腹の中じゃバカバカしいと思いながら言ってるだろうな。そんなもん、めったなことじゃ再発しねーよ!



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2008年4月19日 (土)

鏡に不細工な自分が映っていたら、それは鏡が悪いのかね?

「アマゾン」の商品検索で 自殺に必要な品一式表示 (J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2008/04/16019103.html

入浴剤と洗浄剤を混ぜ合わせてガスを発生させ、これを吸って自殺するケースが社会問題化している。たとえば、「アマゾン」で問題の入浴剤を検索すると、関連商品として、自殺に必要な品一式が表示される。ネット上には「これは自殺の勧めだ」という批判が出ている。

 こ、これは、アマゾンやら、「自殺に必要な品一式」に含まれるアイテムの各メーカーを批判したってしようがないでしょう。とばっちりもいいところだ。

 おれはむしろ、この記事を読んで、アマゾンの協調フィルタリング技術というのは、なかなか大したものだという印象を受けたけどね。ちゃんと動いて機能しとるなあと。

 たとえば、ハンマーで自分の頭を殴って自殺するという豪快な方法が一時的に流行したとすると、ふだんアマゾンを利用している自殺志望者はハンマーについてアマゾンであれこれ検索して自殺に適したハンマーを見繕い、また、書籍のコーナーでは自殺の方法についての本をあれこれ検索して研究することだろう。そういう自殺志願者が増えてくると、ハンマーと自殺方法についての書籍の相関が強くなってゆき、カスタマプロファイリングの有為なパラメータとして機能するようになってゆく。そうなると、単に家の棚を修理したくてハンマーを探している人に対しても、「自殺本はいかがですか?」と薦めてくるようになってしまうはずだ。たいていの人は、「なんで自殺本なんか薦めてくるのだろう?」と不可解に思うだろうが、“最近ハンマーで自分で自分の頭を殴って自殺するのが流行している”ということを知っている自殺志願者は、すすめられたアイテムをクリックして眺めてみたりする。するとさらに、ハンマーと自殺の相関は高くなってゆき、“ハンマーに興味を持つ人は自殺にも興味を持っている”と、システムがあたかも認識しているかのようなふるまいをする傾向が強くなってゆく――というわけである。つまり、端的に言うと、ハウリングを起こしているようなものだ。アマゾンが表示してくる“おすすめ”といったところで、その“おすすめ”の過程に人間は一切介在していない。ひょっとすると、電車に飛び込んで自殺したいと思ってアマゾンで調べる利用者が増えると、電車と自殺の相関が高くなり、アマゾン(のシステム)は鉄道模型と自殺本を薦めてくるかもしれないわけだ。つまり、アマゾンの利用者の中で特殊な動機を持つ人々のアマゾンでの操作履歴が、たまたま特定の目的に使えそうなアイテム同士の相関を、あたかもハウリングのようにぐんぐん高めてゆくことになる。

 この記事が取り上げている“事件”が示すのは、単に、硫化水素で自殺したがっている人も、相当数アマゾンの利用者であるということにすぎない。

 極端な話、SFの読みすぎで自殺するという方法が流行した場合(流行せんとは思うが)、アマゾンはアーサー・C・クラークの本を検索して買おうかどうか迷っている人に対して、『完全自殺マニュアル』を薦めてくるように動作する可能性が高い。もし、アマゾンで薬品や医療器具を売っていたとしたら、塩化カリウムを買った人に対して、アマゾンは注射器や自殺本を薦めてくるように動作するかもしれない。

 アマゾンが自殺を薦めてくるかのように見えているのは、単に世間の流行を忠実に反映し、その傾向を強化する方向へとデータを表示してくるからというだけのことである。つまり、アマゾンのシステムが自動的に行なっていることは、一種の報道と見ることができる。テレビの選挙予測報道が投票行動に影響を及ぼしてしまうのにも似た、ハウリングが起こっているのである。

 旧来のマスメディアもネットも、そのようなハウリングを生む媒体特性を内包している点に於いては変わらない。問われているのは、意識を持たず機械的なアルゴリズムで動いているだけのシステムが出してくる程度の情報に惑わされないための、利用者側のリテラシーだ。

 聖書で自分の頭を殴って死ぬという自殺方法が一時的なファッションとして流行すれば、アマゾンは、聖書を買った人に自殺マニュアルを薦めてくる可能性が高くなるだろう。つまるところ、協調フィルタリングによるレコメンデーションというやつは、“あなたに似た人と推測される人はこんなことをしていますが、あなたはそれをただただ真似しますか?”と言っているに等しいわけだ。真似したほうが便利だと思えば、機械のおすすめに従えばいいだろうし、「ふざけたおすすめをしてきやがる」と思うのならば、逆らえばいいだけの話だ。利用者の意志こそが最も問われている局面で、責任を機械になすりつけても虚しいことだ。

 もっと単純に言えば、「おまえはアマゾンが死ね言うたら死ぬんか?」という問題にすぎない。死ぬか、そんなもん。おれにはおれの意志があり、おれにはおれの考えがある。おれが死んで喜ぶやつに、おれのオールは任せない。アマゾンに文句を言うのは、どう考えてもお門ちがいだと思うのだがどうか。



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2008年4月18日 (金)

お役に立てたかな?

 ひさびさに《ヘンな検索語》シリーズである。今回は、ヘンというより、ちょっと喜ばしい。

「花の木登り協会」

 年配の方はご存じであろうが、『花の木登り協会』というのは、三十年以上もむかしに出たイーデス・ハンソンの風刺小説。なるほど、「花の木登り協会」で Google 検索すると、このブログのエントリーもヒットするな。

 近年は本の shelf life (日本語で正しくどう呼ぶのか知らん)が極端に短い。つまり、新刊として棚に並んでいる時間が短い。極端な場合は、書店に並んだ次の日に返本されてしまうそうだ。そんな時代に、三十年以上前の本について手軽に調べられ、また、そんなものについてもの好きにも書いているやつ(というのは手前のことだが)がすぐ見つかる手段があるというのは、まことに喜ばしいことである。

 そんなむかしの本についてたまたま調べた人の役に、少しは立てたのだろうか。おじさん・おばさん、爺さん・婆さんは、新しいことについて書くのもいいが、生きているうちに、古いことを書いてウェブに公開しておくのも、総体としてのウェブの価値を高めるのではないかと思う。そりゃ、アクセスは少ないだろうけどさ、いつかどこかの誰かの役には立つわけだよ。「ホワイト・ノイズの中から意味を汲み出す個別の利用者を想定したとき、はじめて個別に価値が生じる」のだ。

 アクセス数獲得に死ぬほど血道を上げるというのもひとつだろうけどさ、「いつかどこかの誰かの役には立つ」と信じて、気長にのんびりまったりとむかし話を遺しておくのも、またブログのひとつのありかただろうと思うわけなのよのさ(なぜピノコ語)。



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2008年4月16日 (水)

生きた、書いた、死んだ

米国で著名ブロガー死亡相次ぐ 日本でも「ドクターストップ」発生 (J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2008/04/10018844.html

「ドクターストップ」がかかった著名ブロガーが国内にもいた。自身のブログのページビューが年間950万ほどにまで成長した経済学者の池田信夫さんは、
「プレッシャーはありますよ。月間100万アクセスを超えた辺りから、寝られない日が続き、医者にブログをやめろと言われて…。もう、どうしようもないコメントやスパムとかノイズが凄く飛んでくるんですよ。私はこういったものについて気にしない方なんですが、さすがにストレスになってきています」
と明かす。池田さんは、ストレスを抱えながらも、雑誌に掲載されるよりも社会的に影響力のある情報をいち早く掲載できるメリットがあるとして、ブログの運営は続けていく意向だ。

 うわあ、たいへんだなあ。まあ、池田氏は、アメリカの専業ブロガーとはちがって、学者としての情報発信に貴重な媒体だと意義を感じて運営なさっているんだろうから、ただただスクープを競ってブログで食っている人たちとはまたストレスの質がちがうだろうとは思うが、それでもたいへんだろうなあ。

 その点、ウチなんかは気楽なもんである。年間100万アクセスなんてのは夢の夢だ。せいぜい多いときで月間3万くらいだから、浮き沈みを考えると、ざっくり年間30万くらいか。楽しみでやっているものがストレスになってはたまらん。なんであれ、仕事にしちゃうとたいへんなのだ。

 ま、「人生の意味」を検索してやってくる人に、それは「42」だと答えているようでは、まちがったって年間100万アクセスにはならんと思うから、その点では安心だ。



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2008年3月 8日 (土)

CGMの資産価値

 昨日ネタにした mixi の規約改定騒ぎだが、おれはたぶん mixi の法務担当者がとんでもなく顧客視点を欠いたアホか、そもそも法務担当がいないのであろうと推測している。つまり、mixi の今回の大ボケは、mixi がいよいよ肥らせたユーザを取って食おうと、かねてから周到に研いでいた邪悪な牙を剥いたなどという上等な事件ではなく、単に mixi が上場企業としては信じられないレベルの幼稚な体制しか持っていない(下手すると、笠原社長は新規約を見てもいない)といった程度の、“はらほろひれはれ”なポカミスなのではないかと疑っているのだ。新規約とやらは、若造が適当にコピペして作ったのではないかとすら思っている。

 でも、もしそうではなく、一応ちゃんと考えて作って発表したのだとしたら、mixi はいわゆるCGM(Consumer-Generated Media ……って言葉は英語圏ではあんまり使われていないみたいなんだが)というものをまったく理解せずにそう呼ばれるサービスをうっかり提供してしまっているのではないかと思われる。

 今回の事件を機に、CGMなるものの資産価値は那辺にあるのかを、改めて考えさせられた。ユーザが作ったコンテンツに資産としての価値があるのか? いや、ちがうちがう。そう勘ちがいしがちだが、そうではない。コンテンツは、CGMの副産物あるいは老廃物にすぎないのではあるまいか――そう考えてゆくと、CGMの本質は、昨年のベストセラーにちゃんと書いてあった。なにしろベストセラーであるから、相当多くの人がすでに読んでいるはずなのだ。ちょっと長くなるが、あえて引用しよう。これこそ、CGMの本質、CGMの価値である。

 さらにシェーンハイマーは、投与された重窒素アミノ酸が、身体のタンパク質中の同一種のアミノ酸と入れ替わったのかどうかを確かめてみた。つまりロイシンはロイシンと置き換わったかどうかを調べたのである。
 ネズミの組織のタンパク質を回収し、それを加水分解してバラバラのアミノ酸にする。二十種のアミノ酸をその性質の差によってさらに分別する。そして各アミノ酸について、重窒素が含まれているかどうかを質量分析計にかけて解析した。確かに実験後、ネズミのロイシンには重窒素が含まれていた。しかし、重窒素を含んでいるのはロイシンだけではなかった。他のアミノ酸、すなわち、グリシンにもチロシンにもグルタミン酸などにも重窒素が含まれていた。
 体内に取り込まれたアミノ酸(この場合はロイシン)は、さらに細かく分断されて、あらためて再分配され、各アミノ酸を再構成していたのだ。それがいちいちタンパク質に組み上げられる。つまり、絶え間なく分解されて入れ替わっているのはアミノ酸よりもさらに下位の分子レベルということになる。これはまったく驚くべきことだった。
 外から来た重窒素アミノ酸は分解されつつ再構成されて、ネズミの身体の中をまさにくまなく通り過ぎていったのである。しかし、通り過ぎたという表現は正確ではない。なぜなら、そこには物質が「通り過ぎる」べき入れ物があったわけではなく、ここで入れ物と呼んでいるもの自体を、通り過ぎつつある物質が、一時、形作っていたにすぎないからである。
 つまりここにあるのは、流れそのものでしかない。

―― 『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一/講談社現代新書)

 ユーザが作ったコンテンツがCGMの資産価値だと思うのは、アミノ酸やタンパク質やDNAに蓄えられている情報が生命の本質だと思い込むようなものだ。ちゃうちゃう。そこにある“流れそのもの”がCGMの資産価値なのである。

 CGM(って言葉自体、おれはあんまり好きじゃないけど)を“マネタイズ”したいと考える企業家たちは、基礎教養として生物学を学ぶべきではないかとすら、おれは本気で思う。うまくすれば、大腸菌に人間にとって有益な物質を作り続けさせたり、DNAに演算をさせたりするようなことが、CGMを利用したビジネスモデルにも可能であるかもしれないじゃないか。



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2008年3月 7日 (金)

あったらコワイ利用規約改定のお知らせ

第18条 ユーザーの肉の使用許諾等


  1. 本サービスを利用する場合には、ユーザーは弊社に対して、自身の肉1ポンドを日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(切除、調理、摂取、展示、頒布、改変等を行うこと)を許諾するものとします。

  2. ユーザーは、弊社に対して流血権を行使しないものとします。



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2008年2月28日 (木)

おれのブログはいくら?

 「見つからないblogの価値、100万ドル以上!?」404 Blog Not Found)でネタになってるのを見て、おれもさっそく How Much is Your Blog Worth?Dane Carlson's Business Opportunities Weblog)で、このブログの価値を測定(?)してみた―― Your blog, ray-fuyuki.air-nifty.com/, is worth $0.00

 $0.00 てことは、えーと、現在の為替レートで日本円に換算してみると……〇円ということだな。いやまあ、そこいらへんだろうと思ってはいたが、せめて十円くらいはつけてくれよ。暇つぶしくらいの価値はあってほしいよなあ。

 もののついでに、できるだけ高値がつきそうなブログで試してみたところ、The Official Google Blog は、$5,008,598.88 を叩き出した。どんな計算をしているのか知らんが、なんだかすげー。脳内メーカー脳の中が全部「H」になったくらいの感動がある。もう少し頑張れば、スティーブ・オースティンが買えるぞ。いまのままでも、バイオニック・ジェミーくらいは買えるかもしれん(ジェミーはいくらかかってるんだっけ? なんとなく、目のほうが耳よりも高くつきそうに思うんだが……)。

 きっと、なんだかんだ言っても、英語サイトは有利なんだろうなあ。Steve RubelMicro Persuasion で試してみると、$1,537,806.96 と出た。うーむ、やっぱり技術系やマーケティング系は強い。

 『特殊清掃「戦う男たち」』$181,217.34 と大健闘。『岸部シローの四郎マンション』$114,037.08 !! えーと、今日は一ドル一〇六円として……ざっと千二百万円強か。うーむ、岸部シローさんにこの結果をお教えするべきかどうか悩みますなあ。あくまでこの概算システムの査定であって、ほんとにその値段で買う人がいるかどうかは別問題だし……。もし売ってしまったら、金の卵を産むガチョウを殺して腹を割くようなことになりかねない。やっぱり黙っておこう。



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2008年2月21日 (木)

普及型“電脳メガネ”の嚆矢

あの「スカウター」にそっくり メガネ装着「超小型ディスプレイ」 (J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/mono/2008/02/19016864.html

 人気マンガ「ドラゴンボール」に登場するアイテム「スカウター」によく似た超小型ディスプレイが発売され、話題を呼んでいる。光学・分析機器メーカー、スカラが開発した「Teleglass(テレグラス)T3-A」という名の商品。メガネに装着してディスプレイを覗くと、目の前に大きなスクリーンがあるように見えるのだという。

Teleglass T-3F/T-3A (スカラ
http://www.scalar.co.jp/teleglass/t3.html

 ををを、ついにここまで来たかー。やはり、普及型となると、これくらいの値段であってほしい。五年前に、塚本昌彦さんの研究室を見学に行ったとき(2003年3月1日の日記)、塚本先生はすでに「スカウターみたいな」アプリケーションの話とか「三、四万はいい線」とかいった話をなさっていたからなあ。

 この T-3A のすごいところは、T-3F とちがって自分の眼鏡に装着できることだ。こりゃあ、マジで普及するかもね。宣材のおねーちゃんが装着している姿は十分にかっこいいが、爆発的に普及させるには、ハードウェアのカラーヴァリエーションと、なによりキラーアプリケーションが欲しいところだ。Nintendo DS や Wii のハードウェアを活かすソフトがあったればこそ、両者はここまで普及しているのである。あとは、ドラマで小栗旬にでも装着させることだよな。

 いやあ、これで Google Earth とか見たら、どんな感じなのかなあ。最初は酔うかもしれんが、なんか奇妙な“全能感”を覚えそうだよね。なんちゅうか、“現実が拡張される”という感覚が理屈抜きでわかるような体験ができそうだ。現実が拡張されるということは、すなわち人間が拡張されるということであって、マクルーハンがこいつを見たら、どんな感想を漏らしたろうねえ。

 このハードウェアとの併用を前提とした、あっと驚くソフトウェアを、ソフトウェア開発会社のみなさんにはぜひ考案してほしいものだなあ。処理時間の問題はあるだろうが、こいつにカメラをくっつけるだけでも、弱視者用の補助器具に化けそうな気もする。

 来年のいまごろには、電車に乗ると、この“スカウター”を装着した人が同じ車両に二、三人はいる――なーんてことにならないかな。



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2008年1月26日 (土)

二つ名ねえ……

 ども、「錯乱妖花(フラワーコラプション)・冬樹蛉」です。

 ま、な~んとなく合ってるような気はするわな。「妖花」かどうかはべつとして、「錯乱」してることはしてるような気がする。




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2008年1月25日 (金)

機械時蝿は電気矢を好むか?

 このブログへのアクセスをチェックしていると、なんとも不可解なところからのアクセスが見つかった。ここなんだが、つまり、このブログを自動翻訳サービスでわざわざ英語に訳して読んでくれた方がいらっしゃるわけである。常連読者に海外在住の日本人の方がけっこういらっしゃるのはメールやコメントを頂戴したりするので把握しているんだが、その方々は当然日本語が読める。一日に数千、数万のアクセスがあるような人気ブログでもなし、海外でも名が知られているような有名人がやってるわけでもなし、英語のコンテンツがあるわけでもなし(本拠地のほうにひとつだけあるけど)、いったいなにを求めて英語しか読めないらしい方がこんなものをわざわざ英語に訳して読んでくださっているのか、よくわからない。ありがたいといえばまことにありがたいのだが、なんとも不可思議である。

 またこの自動翻訳サービスの性能がすさまじいんだなあ。なにを話題にしているのかがおぼろげながら掴める程度で、噴き出してしまうような怪訳に仕上がっている。「(月)」だの「(火)」だのといった表記は、近辺に日付けがあるんだから、曜日を指していると解釈するようなアルゴリズムは簡単に組めそうなものだ。「(month)」「(fire)」ってなんだよ、そりゃ。「The male be completed the book」って?? ああ、そうか、「おす」「すめ」「本」か。辞書が貧弱という以前に、形態素解析がむちゃくちゃである。

 「winter tree 蛉」ってのは、まあ人名としては使用頻度の高い漢字じゃないからいたしかたないとしても、コメントをくださっている「ふ fairway」さんとか「forest 譲」さんって誰? そうか、な、なるほど、「ふ 澪」「林 譲」か。どこで切っとるんじゃ。そもそも、「治」はどこへ行った、「治」は? まあ、「forest 譲」って、ちょっとかっこいいかも?

 なんといっても、最高傑作は「Oven person Hiroshi」だなあ。「かま」「やつ」「ひろし」か。なんだかゲルショッカー系の怪人みたいだ。

 機械翻訳は難しい。ともあれ、翻訳してまで読んでくださった方、ありがとうございます。



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2008年1月21日 (月)

ネットの噂では、もうリアルタイムでこんなことができるそうです

 うおお、こ、これはすごい! 面白い!

『攻殻機動隊』『電脳メガネ』どころではない拡張現実感技術の現在 (王様の箱庭)
http://www.masayashi.com/2008/01/20/556

 もう、ノートパソコンで、リアルタイムで、こんなことができちゃうんだねえ。それにしても、この記事で紹介されている Georg Klein という研究者は、よくよくダース・ベイダーが好きなんだな。

 カプセル内視鏡やら将来の医療用マイクロマシンやらの映像とこの技術を組み合わせれば、“リアルタイム『ミクロの決死圏』”とでも言うべき映像がたちまち作れてしまうのではあるまいか。縮小光線の効果が切れて、ミクロの医療チームがだんだん大きくなってくるところも含めてだ。

 え? こんな技術なんかなくても、ボクにはしばしば小さな大名行列がとことこと机の上を歩いてゆくのが見えるって? アタシにはパソコンの上に座って英語の綴りの不合理さをバカにする緑色の小人が見えるって? いやまあ、それも拡張現実感かもしれんが、ちょっと歪んだ方向に拡張していると思うぞ。



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2008年1月10日 (木)

浪速のモーゼ

 今日はなんやかやでやたら疲れた。頭が朦朧として、くだらないことばかり思いつく(頭がはっきりしているときにもくだらないことばかり思いつくわけだが……)。

 晩飯に冷凍のお好み焼きを二枚食って酒を飲んでいると、突然、「モーゼの十日戎」という文字列が額の裏あたりにゴシック体の活字で浮かび上がった。なんじゃそれは? モーゼが手に持った笹を厳かに左右に振りながら「商売繁盛!」と叫ぶと、紅海がごごごごごと左右に分かれて道ができてゆく……といったスペクタクルシーンが勝手におれの頭の中で上映されはじめた。ああ、やっぱり今日は疲れている。

 だいたい「モーゼの十日戎」なんて、誰でも思いつきそうな字面ではないか。それが証拠に……と、「"モーゼの十日戎"」を Google で検索してみると――ええっ、なんてことだ! ない!

 珍しいこともあるもんだなあ。経験的に、こういうのはたいてい世界のどこかで誰かがきっと書いていてくれるものなんだけどなあ。こんなベタなネタにも、未開の領域があったのか。というか、「モーゼの十日戎」は、あまりにあんまりすぎて、日本語を使う人の誰ひとりとして、いちいちウェブで書いたりしないということなのかもしれないが……。「"モーゼの八戒"」は、さすがにちゃんとヒットするんだけどね。



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2007年12月30日 (日)

謎の人物たちの素行を調査する

 「WEB素行調査」という巷で人気の調査機関があり、便利なうえに無料だというので、人をさんざん待たせてばかりで、いつもついに姿を現さないあの謎の人物について、おれは調査を依頼した。結果は、以下のようなものであった。


ゴドーは、シについて聞いて回っていた。
ゴドーとベケットが、なにやら親しく話しているところを目撃したという証言がある。
ゴドーといえば逆転裁判日和。
パトリックによると、ゴドーは「一言でいってコーヒー」らしい。
ゴドーは、吾伽式とタイトルの関係について何か知っているようだ。
戯曲の歴史にはゴドーの影が見え隠れしている。
ゴドーは、登場について何かを掴んでいるいるらしい。
ホテルについて一家言あるらしい。
ゴドーの謎をとく鍵、それは名前、オブ、こ、不条理劇、blog。
サミュエルはゴドーの過去を知っている。
ゴドーはワイエルとつながっている。
山崎清介はゴドーに特別な感情を抱いていたらしい。
ゴドーは、コメントの世界ではそこそこ名の通った人物である。
成歩堂について調べると、必ずゴドーに行き当たる。
ゴドーについて聞くと、別役実は堅く口を閉ざした。
ゴドーのおかげで串田和美の今がある、と言っても過言ではない。


 おれはさらに、主に発明家をしているらしい謎の人物についても、調査を依頼した。


エヌ氏のおかげで浅野忠信の今がある、と言っても過言ではない。
ボッコちゃんはエヌ氏に何か隠し事があるようだ。
本について調べると、必ずエヌ氏に行き当たる。
エヌ氏は、古本とウォッチリストの関係について何か知っているようだ。
エヌ氏は、冠号について聞いて回っていた。
出品者について一家言あるらしい。
エヌ氏といえばワザップ。
エム氏はエヌ氏の過去を知っている。
ケイ氏はエヌ氏に特別な感情を抱いていたらしい。
エヌ氏は、楽天ブックスについて何かを掴んでいるいるらしい。
エヌ氏の謎をとく鍵、それは情報、楽天市場、次、マイページ、出版社。
エヌ氏と星新一sfワールドが、なにやら親しく話しているところを目撃したという証言がある。
エヌ氏は、名前の世界ではそこそこ名の通った人物である。
エヌ氏について聞くと、星新一は堅く口を閉ざした。
ショートショートの歴史にはエヌ氏の影が見え隠れしている。
綸太郎氏とエヌ氏の間に肉体関係はまだない。
エヌ氏はオークションとつながっている。


 なに!? 「エム氏はエヌ氏の過去を知っている」とな! さっそくおれはエム氏の調査を依頼した。


池原ダム悪戦苦闘記について調べると、必ずエム氏に行き当たる。
エム氏は切通理作とつながっている。
日記について一家言あるらしい。
道の歴史にはエム氏の影が見え隠れしている。
エヌ氏はエム氏の過去を知っている。
エム氏の謎をとく鍵、それはmembers、デジカメ日記、東尋坊、遊園地、おにぎり。
ラーメン太郎はエム氏に何か隠し事があるようだ。
エム氏は、満腹探検隊とオフィス街の関係について何か知っているようだ。
エム氏といえばホームページ入門講座。
エム氏は、夜の世界ではそこそこ名の通った人物である。
エム氏は、ほんブログ村について何かを掴んでいるいるらしい。
エム氏は、競走馬一覧について聞いて回っていた。


 なに!? 「エヌ氏はエム氏の過去を知っている」とな! そういうことか。この二人は、互いに過去を知られているので、それについては互いに言及しないようにしているにちがいない。なるほど、うまくしたものだ。それにしてもこの調査機関、なかなか侮れない調査能力を持っている。

 この調査機関を評価したおれは、どこの誰かは知らないけれども誰もがみんな知っているという不可思議な人物について、思い切って調査を依頼してみた。


歌について調べると、必ず月光仮面に行き当たる。
月光仮面について聞くと、川内康範氏は堅く口を閉ざした。
ちくわの歴史には月光仮面の影が見え隠れしている。
千葉隆三によると、月光仮面は「一言でいって幽霊党」らしい。
月光仮面は谷幹とつながっている。
月光仮面は、爪の世界ではそこそこ名の通った人物である。
児童養護施設について一家言あるらしい。
山田のり子と月光仮面の間に肉体関係はまだない。
月光仮面は、幻について何かを掴んでいるいるらしい。
正義は月光仮面の過去を知っている。
月光仮面は、評価について聞いて回っていた。
月光仮面といえば昭和。
月光仮面は、おじさんと東映東京の関係について何か知っているようだ。
月光仮面の謎をとく鍵、それは名、味方、子どもたち、精、和音。
月光仮面のおかげでオークションの今がある、と言っても過言ではない。
鬼塚さんは月光仮面に何か隠し事があるようだ。
西村明は月光仮面に特別な感情を抱いていたらしい。
月光仮面と大瀬康一が、なにやら親しく話しているところを目撃したという証言がある。


 「月光仮面について聞くと、川内康範氏は堅く口を閉ざした」のか……。勝手に歌詞を追加して唄ったやつがどこかにいるにちがいない。

 そして、ついにおれは、みずからの危険も顧みず、調べてはならない人物についての調査を依頼した。たぶん、この調査機関なら信頼できると思うのだが、万一、ターゲットに気取られると、調査を依頼したおれの命も危ない。


デューク東郷は、質問について何かを掴んでいるいるらしい。
デューク東郷のおかげで雪藤洋士の今がある、と言っても過言ではない。
オークションによると、デューク東郷は「一言でいって作」らしい。
仕事術漆田公一はデューク東郷に特別な感情を抱いていたらしい。
デューク東郷は、レンタルサーバーの世界ではそこそこ名の通った人物である。
デューク東郷といえばお願い。
デューク東郷の謎をとく鍵、それは女、人物、激裏名無しさん、漫画、うち。
ブログについて調べると、必ずデューク東郷に行き当たる。
殺し屋の歴史にはデューク東郷の影が見え隠れしている。
デューク東郷は、名無し職人と名前:,ゴルゴの関係について何か知っているようだ。
かんについて一家言あるらしい。
デューク東郷は、出品者について聞いて回っていた。


 「デューク東郷は、レンタルサーバーの世界ではそこそこ名の通った人物である」だと? そういうことか……。レンタルサーバ事業を闇で展開して、さまざまな情報を収集しているのだろう。最近、日本の大手電機メーカが彼と手を組んでいるという事実も、おれの独自の調査であきらかになっている。そうか、そうだったのか……。



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2007年12月 6日 (木)

この、テラ豚野郎!

▼超大盛り「テラ豚丼」映像、吉野家に苦情…悪ふざけ店員処分へ (SANSPO.COM)
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200712/sha2007120501.html

 インターネット動画投稿サイト「ニコニコ動画」に、牛丼チェーン最大手「吉野家」(東京)店内で店員風の男性が超大盛りの豚丼を作っている映像が公開されていたことが4日、分かった。同社は西日本地域の直営店で複数のアルバイト店員が行った“犯行”と特定し事情聴取。「厳正な処分をする」という。
 問題となったのは「【吉野家で】メガ牛丼に対抗して、テラ豚丼をやってみた【フリーダム】」と題した約3分の動画。メガ(100万倍)を超えるテラ(1兆倍)を持ち出し「テラ豚丼」と命名したようで、11月30日に公開されていた。
 店員の制服を着た男性が店で使う丼に盛ったご飯の上に、豚肉を7回にわたり乗せて10センチほど積み上げ、一部がこぼれ落ちる様子などが映されている。

 なんかえらい騒ぎになっているけど、もう少し衛生的な作りかたをしてくれるのであれば、正直おれは、食ってみたいと思ったよ。でも、アレは「テラ」なんてもんじゃないよな、「ペタ」だ「ペタ」。

 あと、まあ、SFファンくらいしかこんな妄想は抱かないと思うんだが、「店員処分」という見出しを目にしたとき、おれの脳裏にはっきりと映像が浮かび上がった。店員が“処分”されて、変わりはてた「エクサ人丼」になっている光景である。なんかこう、「処分」という言葉の字面には、そういうおどろおどろしい妄想を誘発するものがありますな。

 それにしても、やっていい冗談と悪い冗談があるわなあ。こいつら、動画投稿サイトは使えるくせに、ニュースとかは観たり読んだりしないのかな。



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2007年11月21日 (水)

世間はそこまでバカではない

グーグル利用者の10人に一人は友達0人――Eストアー調べ (RBB TODAY)
http://www.rbbtoday.com/news/20071120/46610.html

 ECサイトやウェブショップの支援ビジネスを行うEストアーは、20日、検索サービスの利用者について独自調査を行った結果を発表した。
 調査は、検索エンジンの利用者を「グーグル」「ヤフー」「その他」と分類し、それぞれに仲の良い友達の数を聞いたものだ。調査対象は全国の12歳以上の男女412名。検索エンジンの利用状況は、グーグルを利用する人が34.7%(n=143人)、ヤフーを利用する人が60.4%(n=249人)、その他が4.9%だった。調査はインターネット調査となっている。回答の男女比はほぼ半分だが、女性のほうが若干多い回答とのことだ。
 それぞれの友達の平均はグーグル利用者2.6人に対してヤフー利用者は3.4人と大きな差はなかったが、友達がいないという人の割合は、グーグル利用者9.8%に対して、ヤフー利用者では4.4%とおよそ半分の数字となった。
 もちろん、この結果をもって、グーグル利用者に友達が少ないと即断はできない。「仲の良い」という定義の範囲の解釈の違いを示しているだけかもしれないわけだが、どちらにしろ興味深い結果といえる。

(中尾真二@RBB 2007年11月20日 17:03)

 こりゃまたなんとも、珍妙な調査をしたもんだ。そりゃ、Google の利用者のほうが、技術的なリテラシーの高い人の割合が圧倒的に高いだろうから、中には人付き合いなんぞになんの興味もない極端な人も少なくないだろう。ゆえに友だち(というのがなにを指すのかもよくわからんが)が少なくても不思議な話ではない。単に母集団の属性で決まる確率の問題にすぎない。この伝でゆけば、au の利用者よりウィルコムの利用者のほうが、たぶん友だちが少ないはずである。PHP新書の読者よりハヤカワ文庫の読者のほうが、たぶん友だちが少ないはずである。少なくて悪かったな。

 おおかた「Google を使っているやつは暗い」といったイメージを人々に植えつけると得をする連中がどこかにいて、そいつらの仕業でしょうな。Yahoo! のシェアが高いなんてのは日本特有の現象なんだから、逆に「Google を使っている人のほうがインターナショナルな活動をしている」とか「Yahoo! JAPAN を使っている人には英語のできない人が多い」とかいったイメージを助長する調査だって、そのような結果を出すことを目的とする母集団を適当に取れば、いくらでもできるわけである。そのうち、どこかがそういう調査をして反撃するかもな。

 つまり、こんなのは、なにも調査していないに等しい。この記事を書いた人自身はニュートラルなスタンスで書いているが、調査自体があまりに恣意的、要するに“為にする”調査である。アホらし。“みんなの意見”をナメるのもたいがいにしろ。



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2007年10月27日 (土)

ルータの調子が悪い

 このところルータの調子が悪くて、なかなかインターネットに繋がらない。繋がるときはなんの問題もなく繋がるのだが、さてブログでも書こうかとパソコンに向かったときにかぎって繋がらない。

 じゃあ、いまどうやって書いているのかというと、もちろんアドエスで書いているわけである。いやあ、ケータイにキーボードが付いてるだけで、こういうときはずいぶん助かるねえ。ここまでの文章を、フツーのケータイの入力方式で書こうと思ったら、“いらち”のおれは気が狂うよ。スマートフォンさまさまだ。

 というわけで、週末はルータと格闘する羽目になりそうだ。やれやれ。



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2007年9月12日 (水)

うん、死んだら連絡するよ

あなたが死んだら大事な人にそれを知らせてくれる「DeathSwitch」 (Japan.internet.com)
http://japan.internet.com/busnews/20070904/7.html

DeathSwitch ではあなたが万が一死んでしまったり、動けなくなってしまったときに周りの人にそれを知らせてくれるサービスを提供している。
仕組みは簡単で、定期的に送られてくるメールに返信していくだけである。ただし、あなたが一定期間返信できなかったら、あらかじめ指定された人に指定した内容のメールを送ってくれるのだ。

 ああ、やっぱりこういう商売をしている人がいるんだなあ。十年前くらいから、腐乱死体になって人に迷惑をかけないようにするにはどうするかみたいなことを考えていたのだが、こういう商売があるなら話が早い。日本語版も提供してほしいなあ。特殊清掃の人には、できるだけ面倒をかけたくないよなあ。

 しかし、このサービスのサンプルメールを読んでると、なんだかフクザツな気分になるなあ。便利っちゃあ便利にちがいないのだが、こういう商売が必要な社会というのは、進んでいるのか後退しているのか、どっちだろう? これからどんどん少子高齢化社会になってゆくのはたしかだから、日本でもこんな商売が出てくるのは時間の問題だと思う。もうすでにあるのかもな。

 死期を自分で悟って、象の墓場みたいなところへ行ければいいんですけどね。

   ♪わたしの~お墓の前で~ 吐かないでください~

 酔っ払いがうろついてる墓地って、あるでしょ。ワンカップとか盗み飲みしてるやつとかいてさ。



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2007年8月18日 (土)

ケータイで動画なんてとは思っていたけれど……

 おおお、すげー。TCPMP ってソフトは優れものだなあ。avi の動画がアドエスでさくさく再生できるじゃん。感動しちゃいますわ。さすが液晶のシャープ。小さな画面でも魔法のようにきれいに見える。ひょっとして、パソコンで観ているよりきれいなのではあるまいか。いやあ、二十一世紀だなあ。



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