カテゴリー「グルメ・クッキング」の33件の記事

2008年7月 4日 (金)

お米屋さんじゃないけどプラッシー

Plussy01 Plussy02 ちょっと前から、ペットボトル入りの「プラッシー」ハウスウェルネスフーズ/旧・武田食品工業)をコンビニで見かけるようになったので、ちょっと懐かしくなって買ってみる。期間限定なのか。むかしはお米屋さんが扱ってたもんだよなあ。

 プラッシーなんて飲んだのは何年ぶりだろう。何年なんてもんじゃないな、最後に飲んだのはおそらく十代のころではなかったろうか。懐かしいなあ。おれがむかしプラッシーだったころ、おふくろは名犬ラッシーで、姉さんは吸血鬼ブラッシーだった。わっかるかなあ? 二重にも三重にも四重にもネタが古すぎて、わっかんねーだろなあ。いまどきこんなネタやってるのは、三遊亭小遊三くらいだもんなあ。いぇーい。

 でも、やっぱり、味は変わってるね。ミカンの皮のせいだったのか、むかしはもっとこう、心なしか薬くさいような、かすかにほろ苦い絶妙な雑味があって、それがまたいかにもプラッシーらしかったのだが、五十周年記念という今回のペットボトル版は、今風のさらさらした甘みと酸味だけだ。洗練されていると言えば言えるが、なんだか、素朴なそばかすの少女が、ばっちり化粧をキメた大人の女性になってしまったかのようで、ちょっと寂しいような気もする。

 昭和は遠くなりにけり、か。




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2008年6月11日 (水)

どうも飲食物が“青い”というのは、違和感を禁じ得ない

青く輝く炭酸飲料「ペプシ ブルーハワイ」を飲んでみました (GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080610_blue_hawaii/

 たしかになんとなくさわやかな気もしないでもなく、喉が渇いているときに飲んだら気持ちよさげだが、それにしても色がなあ……。なんか、こういうのを思い出しちゃいましたよ。筒井康隆をして、「それにしてもこの作品をこれから読むという人、ほんとにしあわせな人ですなあ」と言わしめた“多元宇宙もの”SFの傑作古典で、主人公のキースは“ちがう宇宙”に紛れ込む羽目になっているのだ――

 キースはウェイトレスを見上げていった。
 「マンハッタンをひとつ」
 「おそれいりますが、そういうのは聞いたことがありません。新しいお酒でしょうか?」
 「マーティニは?」
 「かしこまりました。青ですか、ピンクですか?」
 キースは身ぶるいをおさえて、
 「ウィスキーのストレートはあるかね?」
 「むろん、ございます。なにかお好みの銘柄でも?」
 キースは、これ以上めんどうな係り合いはごめんなので、ただ頭を左右にふった。ウィスキーがピンクや青でなければよいがと思った。

――『発狂した宇宙』(フレドリック・ブラウン/訳:稲葉明雄)

 そのうちほんとうに青いウィスキーでも出たら、“Mad Universe”とでも名づけることを提案しておこう。



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2008年5月19日 (月)

半回転の味

Kandzume01Kandzume02Kandzume03 おれは焼酎党だが、まあ、たまにはウィスキーもいいかと思って、ひさしぶりにコンビニでウィスキーを買ったわけだ。オーソドックスにもほどがあるサントリー・オールドだけどな。で、そのオールドに、缶詰のおまけが付いてたのよさ。「さんまのしょうが煮」だ。おれはサンマも好きだから、これは都合がいい。

 で、家でそのおまけの箱をよく見てみたら、裏に「おいしい水割りのつくりかた」というのが書いてあった。おれはウィスキーを飲むときは、お湯割りかロックなので、水割りにすることはほとんどない。つきあい酒のときくらいのものだ。むかし筒井康隆も書いていたが、“水割り”というのはいかにもまずそうな呼称ではないか。

 それはともかく、まあ、家では水割りを飲まないおれではあるが、後学のために、「おいしい水割りのつくりかた」とやらを知っておいても損はなかろうと、一読して仰天した。こういうのである――

1.氷をたっぷり入れます。
2.ウイスキーを注ぎます。(2フィンガー)
3.水を足さずに13回転半かきまぜます。
4.氷を足します。
5.ミネラルウォーターをウイスキーの2.5倍注ぎ、3回転半かきまぜます。

 誰もが不可解に思うであろうが、この「13回転半」とか「3回転半」とかに、なにか意味があるんだろうか? 約十回転とか約三回転とかならまだわかるんだが、ここまで厳密に書いてあるからには、“半回転”かきまぜかたを誤っただけで味が変わってしまうほど、ウィスキーというのはデリケートなものであるらしい。そんな畏れ多い酒をコンビニで売っているというのもどうかと思うが、それにしてもなあ……。この「13回転半」とかは、たぶん“おまじない”みたいなもんなんだろう。「13回転半」ということになっていると知っている者同士で、コミュニティー感覚を醸成するための、符牒のようなものなのかもしれん。納豆は何回かきまぜたらいいかなんてのにも、諸説ありますからなあ。

 おれが思うに、食いもの・飲みもののレシピや作法とか、オーディオとか、武道・格闘技とかには、どう考えても“おまじない”としか思えない俗説が多々存在するようである。むろん、科学的に考えても納得のゆくことも少なくないけれども、“おまじない”的なものも同様に語り継がれているようだ。なんなんだろうね、あれは? なにもかも理屈で説明できるのは凡庸な段階であって、“真髄”とか“奥義”とかの世界になると、なにかしら神秘的なものを盛り込みたくなるということなのかな? こういうところにも、ニセ科学への入口が開いている。

 いやまあ、おれが浅学菲才であるばかりに、この「13回転半」に秘められたきわめて合理的・科学的な意味を読み取ることができないだけかもしれないということもあり得る。非科学的と一蹴するわけにもいかんかもしれない。

 そうそう、おいしい水割りを作ろうとする場合、ミネラルウォーターの瓶に、あらかじめ「ありがとう」と書いた紙を貼っておくのは、基本中の基本である。ゆめ、疑うことなかれ。



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2008年4月26日 (土)

さて、いまから刺身で一杯

Konnyaku 今夜の晩飯は、ちょっと贅沢に刺身を付けよう。

 思えば、「こんにゃく発表」若草食品)のテレビCMを初めて観たときには、そのあまりにアヴァンギャルドなネーミングにうしろにコケそうになったものである。すばらしい。“こんにゃく界の小林製薬と呼んであげたい。




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2008年4月16日 (水)

朝メガ、昼メガ、夜メガ

 最近マクドナルドがものすごいテレビCMを流している。「♪朝メガ~、昼メガ~、夜メガ~」って、あのな~。

 つまり、朝はメガマフィンを食い、昼はメガマックを食い、夜はメガてりやきを食うことを推奨(?)しているかに思えるのだが、当のマクドナルドのサイトで試算してみると、メガマフィンは695キロカロリー、メガマックは768キロカロリー、メガてりやきは900キロカロリー、しめて、2,363キロカロリーである。成人男性の一日の摂取カロリーは、いろいろ説はあるが、まあ、ざっくり2,000~2,500キロカロリーあたりである。おれなんかは、あんまり動かない仕事なので、1,800~2,000キロカロリーくらいに留めている。おれの基礎代謝は、だいたい1,400キロカロリーである。

 つまり、メガマフィン、メガマック、メガてりやきを食ったら、少なくともカロリーベースで考えるかぎりは、その日はほかになにも食わなくてもよい、というか、食ったらあきらかに肥るということだ。

 そりゃまあ、おれもマックのハンバーガーは嫌いではない。じゅるじゅると肉汁の滴るメガマックをときには楽しむこともある。が、「朝メガ、昼メガ、夜メガ」は、さすがにやったことがないし、やろうとも思わない。

 マクドナルドも商売ではあろうが、これは国策に真っ向から敵対しようというCMなのではあるまいか。おれは、個々人が肥っていようが痩せていようが、そんなことに国が口出ししてくることには反対だが、おれ個人は肥っている自分を好まない(他人は知らん)。なにより、階段昇ったりするのがしんどいからな。

 とはいえ、いくらなんでもこれは、あまりにものすごいCMではありますなあ。「朝メガ、昼メガ、夜メガ」のカロリーの合計が、それらのみを食うとしたら必ずしも食べすぎとはいえないあたりに留められているところに、マクドナルドが思い切ってこのようなCMを打つことを是とした計算が秘められているように思える。要するに、このCMは、「ほかにはなにも食うな」と暗に言っているわけである。

 たしかに、毎日この三つだけを食い続けるとしたら、存外にバランスはいいかもしれないよなあ。



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2008年4月15日 (火)

ab + ac = a(b+c)

 晩酌に焼酎のお湯割りを作っていた。当然、お湯を先に入れ、焼酎をあとから入れる。と、中途半端なところで米焼酎がなくなった。そこで蕎麦焼酎を注ぎ足してチャンポンにした。

 おお。

 これを“そばめし焼酎”と名づけよう!



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2008年2月 2日 (土)

いやな想像

 冷凍餃子があるんだから、まき直し餃子もあるんじゃないかなどと、不謹慎な想像をしてしまう今日このごろであった。



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2008年1月31日 (木)

冷凍餃子をおいしくいただく

ニュース特集 > ギョーザ薬物混入 (asahi.com)
http://www.asahi.com/special/080130/

 農薬が混入していた中国製餃子による健康被害が出た事件、波紋がどんどん広がっている。外食産業はもちろんのこと、一家の健康を預かる主婦の方々も戦々兢々であろう。こんなことでホントに北京オリンピックが開催できるのだろうか。いやまあ、中国政府は必死で改善させようとしてるんだろうけど、こういうことはお上が言ったからといって一朝一夕に状況が変わるもんじゃありませんからなあ。
Gyouza マスコミがあんまりギョーザギョーザ言うもんだから、なにやらにわかに餃子が食いたくなってしまい、冷凍庫から取り出してきてさっき食った。一応、自主回収製品のリストをチェックしたが、おれがいつもよく食っている味の素冷凍食品「レンジでできたて焼餃子」は大丈夫なようなので、おいしくいただきましたよ。べつになんともない。国産だからな。なにしろおれは、コンビニ弁当と冷凍食品がなくては生きてゆけない。とくに、手軽さという点では、冷凍餃子はたいへんありがたい存在だ。月に三、四回はお世話になる。あまりに過剰に反応されて、潔白な商品までがコンビニやスーパーから姿を消したりすると困るのである。

 近年相次ぐ偽装事件で国民が“食の安全”に関して疑心暗鬼に陥っているときにこういう事件が起きると、まず疑ってしまうのは、「国内メーカが言うことがほんとうに信頼できるのか」という点である。だからこそ、各国内メーカは、痛くもない腹をさぐられてはたまらないとばかりに、疑わしい製品の自主回収に躍起になっているのだろう。ほんとうに公明正大、誠実にやっているところにとっては、こういう事件はいい迷惑以外のなにものでもないのだが、脛に傷持つところは、今回の餃子に関しては潔白でも、やっぱり疑われてしまうだろうな。

 いや、いつものようにうまかったですよ、味の素の「レンジでできたて焼餃子」。全然なんともない。



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2007年12月29日 (土)

美しきチャンジャー

Chanja いやあ、最近、近所のコンビニでこんなものまで売り出した。まったく、売れさえすればなんでもアリですな、コンビニは。おれ、これ、好きなんだよ~。焼酎の肴に最高! まあ、基本的に酒呑みだよね、こんなものを食うのは。「炊きたてのご飯にはタラチャンジャが最高」とか言ってるやつは見たことがない。焼酎か日本酒だろう。洋酒には合わんだろうなあ、やってみたことないけど。

 近所のスーパーはときどきタラチャンジャを出してるんだが、スーパーだと土日にしか行けないんだよな。分量のわりにけっこうな値段だということもあるが、いっぺんに食ったら血圧が上がりそうな気もするので、一パックを二日で食うことにしている。それにしても、うまいな、これは。サンマには日本酒、タラチャンジャには焼酎。これ、日本のジョーシキです。年末年始は、ちょっと贅沢して、ふだんより多めに食うとするか。

  ♪ボールは私~
   人は呼ぶチャンジャ~
   いつの日も ひとりよ~~~

 ……って、古すぎるにもほどがある。唄えるおじさん・おばさんは、チャンジャを食うときに唄ってね。



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2007年12月26日 (水)

カニの肩

 この時期になるといつも不思議に思うのが、“カニの肩”というのはどこを指すのかということである。市場やスーパーなんかでは、カニの片側の脚ひと揃い(が繋がったもの)を、ひと肩、ふた肩と数えて売っているからには、脚の付け根のところがどうやら“肩”であるらしいのだが、擬人的に捉えるとすると、ハサミの付け根はたしかに“肩”かもしれんが、その他の脚の付け根はやっぱり“股”ではないかと思うんだがどうか。まあ、ひと股、ふた股と数えて売られると、あんまりうまそうじゃないけどな。

 で、素朴な疑問が湧いた。カニの肩を英語で shoulder と呼んだら、はたして英語ネイティブの連中には通じるのだろうか? 中学一年のときからかれこれ三十三年くらい英語を学習し続けているが、こんな疑問を抱いたのは初めてである。人間やっぱり、一生勉強ですなあ。

 英語ネイティブの連中がそもそも食材としてのカニをどのように数えて取り引きしたり料理したりしているのか、ウェブのあちこちを調べまわってみたところ、どうやらカニの脚の付け根のところの肉を shoulder と捉える感覚はあるようだ。カニの shoulder の肉のうまさを説いている文章はあちこちに見つかる。この感覚はまあ、納得できるよな。なにしろ、一応、腕の付け根なんだし。しかし、日本語のように“肩”を単位にカニの肉を数えている例は、いくら探しても見つからない。重量を単位に数えるのが一般的なようだ。

 獣の肉の場合、a shoulder of mutton (lamb/pork/beef/venison/bacon, etc.) といった具合に数えるのは、英語ではごくふつうの用法である。これはまあ、英語史を齧った方ならご存じのように、生きているときには英語の可算名詞で呼ぶ獣が、死んで食肉という“素材”になるとフランス語起源の不可算名詞に化けるということがあって、むろん、ノルマン征服以降の歴史的経緯がある。「ワタシ獣を飼ったり獲ってきたりする人、アナタ食べる人」というわけで、外からやってきた支配階級がフランス語(ノルマン・フレンチ)をしゃべり、土着の下々の者が英語をしゃべっていた時代に、言葉が混じり合ったプロセスの名残りなのである。食材としての肉はなにしろバラバラなので数えられないから、おおざっぱに可算化する方便として、身体の部位や取り引きしやすい形状・大きさの塊などを単位に、a shoulder of beef だの a rib of pork だのと数えているわけである。

 だが、考えてみると、カニ肉には、beef やら pork やらに対応する、食肉用専用のこなれた不可算名詞がない。せいぜい、crabmeat (crab meat) とでも呼ぶしかない。なんでかよくわからん。調べもしないで推測するに、十一、二世紀ころのフランス人は日常的にはカニを食わなかったのかもしれないよなあ。だもんだから、仮に a shoulder of crabmeat などという言いかたをしても、たぶん連中にはピンと来ないのだろう。ウシやらブタやらシカやらに比べると、連中にとってのカニってのは、たまに食うには食っても、日常生活に密着した感じがなかったんだろうなあ。

 面白いことに、カニ肉を「2 shoulders」などとして売っているのは、きまって日本の業者の英語ページなのである。きっと、日本語の数えかたを直訳しているのだろう。だけどこれ、必ずしもまちがいであると言い切ってしまうには惜しい表現だと思いませんか? 英語ネイティブの連中にも、「この和製英語は、なかなか捨てがたい味があって面白い」と思って、逆輸入しはじめる人々が出てくるかもしれない。salaryman (sarariman) みたいにさ。ひょっとしたら、未来の英語では、two shoulders of crabmeat といった表現が広く認知され、使われているかもしれないよ。

 海産物を愛でてきた民族として、カニ肉を“肩”で数えるエレガントな習慣を英語に輸出してやるのも、ちょっと愉快だとは思いませんか?



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2007年12月17日 (月)

健康的な酒のつまみ(?)

 最近なんだか、芋焼酎のお湯割りのつまみに、「オールブラン」(ケロッグ)やら「フルーツグラノーラ」(カルビー)やらを食うという妙な習慣がついてしまいつつある。健康的なんだか不健康なんだかよくわからない。なんちゅうか、けっして焼酎とよく合うわけでもないのだが、合わないというわけでもない。オールブランもフルーツグラノーラも、はっきり言ってうまい。

 まあ、おれの食生活は、けっして万人に薦められるようなものではない。朝は納豆と魚肉ソーセージを食いながら、コーヒーと野菜ジュースを飲み、さらに生卵を二個、ロッキーのようにしてただただ飲む。昼はマクドナルドでハンバーガーを一個(空腹なときは、ポテトやチキンナゲットを付けることもある)食う。夜はコンビニ弁当を食う。これの繰り返しである。どうしても繊維質が足らん。だもんだから、せめて酒を飲むときくらい健康的なつまみ(?)を食おうということなのである。オールブランは好き嫌いがあるかもしれんが、フルーツグラノーラはマジでうまいすよ。芋焼酎のつまみとしては、万人にはお薦めしませんけどね。



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2007年12月 6日 (木)

この、テラ豚野郎!

▼超大盛り「テラ豚丼」映像、吉野家に苦情…悪ふざけ店員処分へ (SANSPO.COM)
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200712/sha2007120501.html

 インターネット動画投稿サイト「ニコニコ動画」に、牛丼チェーン最大手「吉野家」(東京)店内で店員風の男性が超大盛りの豚丼を作っている映像が公開されていたことが4日、分かった。同社は西日本地域の直営店で複数のアルバイト店員が行った“犯行”と特定し事情聴取。「厳正な処分をする」という。
 問題となったのは「【吉野家で】メガ牛丼に対抗して、テラ豚丼をやってみた【フリーダム】」と題した約3分の動画。メガ(100万倍)を超えるテラ(1兆倍)を持ち出し「テラ豚丼」と命名したようで、11月30日に公開されていた。
 店員の制服を着た男性が店で使う丼に盛ったご飯の上に、豚肉を7回にわたり乗せて10センチほど積み上げ、一部がこぼれ落ちる様子などが映されている。

 なんかえらい騒ぎになっているけど、もう少し衛生的な作りかたをしてくれるのであれば、正直おれは、食ってみたいと思ったよ。でも、アレは「テラ」なんてもんじゃないよな、「ペタ」だ「ペタ」。

 あと、まあ、SFファンくらいしかこんな妄想は抱かないと思うんだが、「店員処分」という見出しを目にしたとき、おれの脳裏にはっきりと映像が浮かび上がった。店員が“処分”されて、変わりはてた「エクサ人丼」になっている光景である。なんかこう、「処分」という言葉の字面には、そういうおどろおどろしい妄想を誘発するものがありますな。

 それにしても、やっていい冗談と悪い冗談があるわなあ。こいつら、動画投稿サイトは使えるくせに、ニュースとかは観たり読んだりしないのかな。



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2007年11月16日 (金)

私の服はワインでできているの

 今日(もう昨日か)はボジョレー・ヌーボーの解禁日だったらしいのだが、なんか近年はあんまり騒がなくなったね。地味なもんだ。ひところなど、なにごとかと思うほど、街を歩けばボジョレーボジョレー言っておったのだが……。だいたいあんなもん、先を争って奪い合うようにして飲むほどのもんか? 最近、ようやくまともになったのだろう。日本人も、いい加減、あの無意味なお祭りには飽きちゃったのかね。

 いや、帰りに通りがかった大阪ビジネスパークのTWIN21で、とんでもないものを見たのである。スーパーの試食コーナーのようなものがあのアトリウムの階段の踊り場にしつらえてあり、そこには人間が二人いて、あと、なにやら奇妙なものが蠢いて呼び声を上げている。通りすがりにそれを横目で見たおれは、絵に描いたような“二度見”をしてしまった。そこに蠢く奇妙なものは、“ボジョレー・ヌーボーの着ぐるみ”を着た男だったのである。

 “ボジョレー・ヌーボーの着ぐるみ”ってなんだそれはとお思いになるのも無理はないが、やはりそうとしか言いようがない。手作り感溢れる“ボジョレー・ヌーボーの着ぐるみ”である。そうだなあ、ちょうどニコレットのタバコ男(?)を貧相にしたようなボトル状の着ぐるみだった。いや、おれもSFファンだから、いままでいろんな着ぐるみを見たけれども、“ボジョレー・ヌーボーの着ぐるみ”はさすがに初めて見た。ブログ的にはぜひ写真を撮りたかったところだが、なにやら悲愴感が漂っていたもんだからついつい惻隠の情とでもいったものが湧いてきて、ケータイを取り出すことができなかった。ああ、キミよ、その“ボジョレー・ヌーボーの着ぐるみ”を着て、一時間にいくらもらえるんだ?

 でも、それじゃあ、売れないよなあ。もっとシステマティックに仕掛けないと。毎年恵方に向かってボジョレー・ヌーボーを黙って一本ラッパ飲みすると無病息災とかなんとか、そういうのを流行らせてはどうか。



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2007年10月21日 (日)

♪地鶏じゃないって~ 不適なことね~

 いや、もうね、タイトルが唄いたかっただけ。なに? 元歌がわからん? お父さんお母さん、お爺さんお婆さんに訊いてね。

比内地鶏の薫製を偽装 秋田の業者「10年前から」 (asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/1020/TKY200710200169.html

 秋田県の特産で、「日本三大地鶏」の一つとして知られる比内地鶏で、加工商品として出荷した薫製の肉や卵に、比内地鶏でない鶏を使用した疑いがあるとして、秋田県は20日、同県大館市の食肉加工会社「比内鶏」(藤原誠一社長)を景品表示法などに触れるとして立ち入り調査した。同社は偽装を認めているという。
 比内地鶏の県内の消費は全体の2割ほどで、8割は県外に出荷している。「比内鶏」社は通信販売で商品を出荷しており、全国の消費者に影響を及ぼしそうだ。
 県などによると今月15日、「薫製の卵に比内地鶏以外の鶏を使っている」との匿名の電話が県に寄せられたため調べた。藤原社長は県の調査に対して「自分が就任した約10年前からすでに偽装がされていた」と話しており、使用された肉は周辺の農家から仕入れたニワトリのものだという。

 それにしても、社長の言い種にびっくりだ。「自分が就任した約10年前からすでに偽装がされていた」って、なんじゃそら? それって、なにかの言いわけになるとでも思って言ってるわけ? 「以前からの悪しき慣習を、私が社長になったからにはきっぱりと改める」とでも言うならわかるけど、なんとも情けねえ社長ですなあ。こういう人が会社を率いるような地位に就いてはいけないね。社員がかわいそうだ。「せやけど、みなやってたやんか~」て、子供かあんたは?



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2007年9月16日 (日)

サンマを食った夜の『サイエンスZERO』

 今夜の『サイエンスZERO』(NHK教育)、「食卓から魚が消える?」は、じつに勉強になったなあ。いや、なにしろ、つい数時間前にサンマの塩焼きを二匹食いながら、辛口の熱燗を二合ほど飲んだのである。先週の土曜日も晩飯にはサンマの塩焼きを二匹食った。四日にも昼に一匹食った。今月になってから、サンマの塩焼きを計五匹食っている。塩焼き以外のサンマなど、おれには考えられない。

 近年、クジラ(はまあ魚じゃないにしても)といいウナギといいマグロといい、どうも日本は外交下手のために政治的にハメられているのではないかと思わされるくらい、日本人の好きな漁業資源の獲得が制限を受けるようになっている。魚を食べると頭がよくなるかどうかはともかくとして、そう信じる外国の連中が組織する“死ね死ね団”かなにかが、日本人をアホにしようとして魚を食わさないように陰謀をめぐらせているのではあるまいか。

 それはともかく、政治的な事情とは別に、純粋に科学的に見ても、漁業資源は相当な危殆に瀕していることはたしかなようである。おれは、個人的には、動物性蛋白源のほとんどをニワトリと魚とオーストラリア産のウシに依存している。朝には生卵を二個ロッキーのように飲み、魚肉ソーセージを一本食う。昼にはマクドナルドのハンバーガーを一個食う。夜には、切り身の焼き魚が入っていることの多いコンビニ弁当を食う。植物性蛋白の大部分は納豆に依存している。月曜から金曜までは、規則正しくこれの繰り返しである。土日の夜だけは、多少食いものらしいものを買ってきて食う。生の素材を自宅で調理して食うなどという、しち面倒くさく時間が無駄になるようなことは、まずめったにしない。このようなじつに健康的な食生活のおかげで、メタボリック症候群にはほど遠い体組成を維持している。これで酒と煙草がやめられれば抜群に健康的なのだが、食に楽しみを求めないぶん、酒と煙草を嗜んでいるので、まあよかろう。

 一週間に二回しか食事をしない(あとのは単なる“栄養補給”であって、味とかいった些末なことはどうでもよい)おれですら、食卓から魚がなくなると非常に困る。魚肉ソーセージはおれの重要な蛋白源であるし、秋のサンマは生きている楽しみのひとつである。まあ、サンマの場合、サンマそのものよりも、どちらかというと熱燗のほうを重点的に楽しんでいるわけではあるが、サンマがある熱燗とサンマがない熱燗とは、まったく別のものなのである。それほど、熱燗にとってサンマは重要である。なにを言っているのかよくわからなくなってきたが、まあ、とにかく“持続可能な漁業”というコンセプトは大事だ。

 いやしかし、サンマが、食ったものをわずか三十分で排泄してしまうというのは、今夜の『サイエンスZERO』で初めて知った。だからワタに臭みがなくて、好む人が多いと考えられるのだという。なるほどねえ。まるで熱燗のために存在しているかのような生きものであるなあ。サンマのほうはそんなことはつゆ知らんだろうけど。サンマがなぜそんなに慌しい消化器官を持っているのかは、まだよくわかっていないそうだ。まあ、よくわからんでもうまいものはうまいからいいのだが、理由も知りたいところだ。今後の研究に期待したい。



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2007年9月 5日 (水)

だからニヒルを気どる そして奇跡を唄う

Samma 今日(というか、もう昨日だな)は、外出先で昼に思わぬオペが入った。おれにとっては、この秋最初のオペだ。

 ご覧のとおり、オペは大成功だった。今年の患者は安い。脂もよく乗っている。この秋は、できるだけ多くオペをすることにしよう。

 それにしても、このエントリーのタイトルがわかる人は、もうけっこうなおじさん・おばさんのはずだよなあ……。




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2007年8月27日 (月)

バケツで食ってみたいものがありますか?

バケツでプリン、50リットル (asahi.com)
http://www.asahi.com/komimi/NGY200708250003.html

 見ただけで満腹になりそうな「バケツプリン」と、涼しげな「きんぎょ鉢ゼリー」――。愛知県豊田市松ケ枝町の日本料理店「割烹(かっぽう)さんま亭」のこんな裏メニューが、静かな話題になっている。インターネットで販売したところ、誕生日プレゼントなどとして全国から注文が殺到。店を切り盛りする加藤正雄さん(45)と妻の由香さん(39)は、「一つひとつ心を込めた商品を届けたい」と、手作りの味にこだわる。

(中略)

 プリンの大きさは0.7リットルから50リットルまで11種類。普通より大きいため、気温や湿度、微妙な火加減が仕上がりに影響する。一度にたくさん食べられるように、生クリームは使わず、甘さ控えめであっさりした口当たりに仕上げる。
 3年半前から、インターネットでも販売を開始。クリスマスや誕生日などの行事に合わせて全国から注文が入る。多い日には、店を休んで1日50個以上つくることもある。売れ筋は、値段も手頃な2リットルサイズ(4700円)。市販のカップ入りプリン20個以上にもなる。正雄さんは「まさかこんなに売れるとは。ありがたいことです」と笑う。
 さらに2年半前、由香さんが「きんぎょ鉢ゼリー」を発案。この春から本格的な販売にも乗り出した。
 直径13センチ、高さ11センチの鉢の中を泳ぐ金魚やカメは、梅や抹茶、ブルーベリー風味の白玉細工で、中にはあんこが詰まっている。ゼリーは飾り付けなどが大変で1個仕上げるのに4、5時間もかかる。猛暑が続くこの季節は、涼しさを求める人が多く、人気も急上昇中だ。
 由香さんは「製造方法は企業秘密。遊び心だけじゃなく、おいしく食べてもらうため、手抜きはできない。心を込めて一生懸命つくりたい」と話し、寝る間もない忙しさだ。

 こういうものを食いたくなる気持ち、作りたくなる気持ちはわかるねえ。これはたぶん、プリンとかゼリーとかいったものが、子供のころには“高級なもの”だった世代に共通した反動形成なのだと思う。おれたちの世代の人間というのは、たいてい「いつの日か、○○○○を腹いっぱい、山のように食ってやる!」と、子供のころに夕陽に誓っているのである。大人になったある日、それが意外とたやすくできることに気がつくのだ。

 作る人が「寝る間もない」ほどにこういうものが売れるというのは、やはり、日本中におれと同じような奇妙な欲望を抱えた人が多いからであろう。おれたちより上の世代になると、逆に「○○○○を戦中戦後にさんざん食わされたので、見るのも厭」といったトラウマを抱えているらしい。いまでも“すいとん”が厭だという年配の人がいたりする。おれたちくらいだと、平和な飽食時代にいろいろと豊かな食材を入れたおいしい“団子汁”というイメージがあるが、先輩たちの食ったホンマもんの“すいとん”は、ろくな食材も調味料もない時代に、腹だけをとにかく膨らませようという工夫から生まれた料理なのだった。

 それはともかく、おれとしては、やっぱり味つけ海苔をバケツ一杯食ってみたいかも(食えるかどうかは別として……)。



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2007年8月 1日 (水)

びゅわーんびゅわーん走る

Shinkansen01 Shinkansen02 ひさびさに東京へ出張に行ってたもんで、べつにおれは“鉄ちゃん”ではないのだが、Advanced/W-ZERO3[es]のカメラでどのくらい撮れるものか試してみた。有効画素数約131万画素のCMOSカメラだから、デジカメとしては全然たいしたことないわけで、シャープもウィルコムもこの機種ではそのへんに凝る気はまったくないとはいえ、まあ、これくらい撮れればブログ用としては充分だよ。

 ちなみに、左側の写真は品川駅に入ってくる新幹線。右側は京都駅を出てゆく新幹線。見てのとおり、どっちもシャッターが落ちる(?)のが遅れている。いつも思うんだけど、デジカメはタイミングを合わせるのが難しいですなあ。五枚連写の機能があるので、それを使えばどれかは当たったかもしれない。次はトライしてみよう。よ~~~く見ていただくと、駅に入ってくる新幹線はほんの少し心なしか青みがかっており、駅から出てゆく新幹線はほんの少し心なしか赤みがかっている……ように見える人はものすごい眼の持ち主なので、その能力を人類のために役立てるように。

Tokyo_boogie せっかく東京に行ったんだから、もちろん、浜松町駅のおなじみ「東京ブギ」でメイドさんとカリーライスを楽しんできましたわさ。さすがにメイドさんの写真は撮れなかったけどね。個人情報だし、肖像権もあるし。いやしかしなんちゅうか、大富豪の屋敷で働いていてそこの御曹司とおいたをしそうなアキバ系のメイドさんとちがって、ここのメイドさんは、労咳の老父に人参を飲ませるために食堂車とかで働いていそうなメイドさんで、地味で清楚なコスチュームがそそりますねえ。こういう感性がすっかりおやじですねえ。絶対領域剥き出しのやつは、はしたない。いやまあ、はしたないのははしたないので嫌いというわけでもなく、どっちかというと好きですが……。眼鏡っ娘のメイドさんがいなかったのは残念だなあ。



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2007年7月14日 (土)

段ボールよりはましですけど

 ふと、ちょっと懐かしい歌が頭に浮かんだら、また替え歌ができてしまった……。


 ♪初めて試したミンチがミートホープー (パッパ)
  おやじを諌めてそのくせどんと混ぜるー (パッパ)
  たちまち儲けでくらくら 牛は入れずー (パッパ)

  目覚めのブタ肉
  食後のブタ肉
  授業をさぼって喫茶店でブタ肉
  風呂入ってブタ肉
  糞してブタ肉
  創意工夫でブタ肉

  朝から晩まで二度挽きブタ
  朝から晩まで二度挽きブタ
  牛バーグは二度挽きブタ


 いや、わからん人は読み飛ばしてください。年寄りの繰り言ですから。




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2007年6月20日 (水)

心理的ダイエットの秘策?

カロリーからジュールへ? (asahi.com)
http://www.asahi.com/edu/student/kyoukashow/TKY200706140209.html

 暮らしの中でエネルギーの単位といえばカロリー。中学や高校の理科の分野でも幅をきかせていたが、現在はジュールに置き換わっている。
 カロリーは、1気圧のもとで1グラムの水の温度を1度上げるのに必要な熱量で、ラテン語で「熱」を意味する。ジュールは、1ワットの電力を1秒間使った時に発生する熱量。仕事量の単位でもあり、19世紀の英物理学者ジュールに由来し、1カロリーは約4.2ジュールとなる。

 「エネルギーの単位」っちゅうよりは、熱量の単位だけどな。まあ、この日記では、以前にもキログラム重とニュートンとか、ガウスとテスラとかをネタにしたことがあるから、同系列のネタですなあ。しかし、記事にもあるように、ジュールのほうが感覚的によくわかるといった世代が育ってくるとは考えにくいよなあ。

 もっとも、マクドナルドで発作的にメガてりやきが食いたくなったら、「これは三千七百九十二・六キロジュールなのだ」と考えてみることは、肥満予防にはよいかもしれない。



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2007年5月27日 (日)

うまいから身体によいのか、身体によいからうまいのか?

 おれはオリーブ油が好きだ。なんならそのまま飲んでもいいくらいである(さすがに、そんなに贅沢なことはしないが)。パスタなんかを食うときには、これでもかというくらいにかける。最後に皿の中に残ったオリーブ油をずずずと啜れるほどにかける。以前、「うまい汁を吸う」というエントリーでも書いたのだが、トマトにもどぼどぼオリーブ油をかけて食う。昨晩そうやって食った。

 オリーブ油とトマトを一緒に食うとリコピンの吸収が高まるということが数年前から支配的な認識になっているけれども、おれはそれ以前からそうやって食っている。うまいからだ。イタリア人やらギリシア人やらも、むかーしから日常的にトマトとオリーブ油を一緒に食っている。彼らがそうやってトマトとオリーブ油を食ってきたのは、なにもリコピンがどーたらということを考えてのことでは絶対にあるまい。単にうまいからにちがいない。

 いや、待てよ。“うまい”というのはどういうことだろう? 逆に考えてみたら、どうなるだろう? つまり、地中海あたりに住んでいた連中のうち、オリーブ油とトマトを一緒に食うと“うまい”と感じるような嗜好を偶然遺伝的に持っていた人々が、ほんのわずかでも健康になり、子孫を残す確率がほんのわずかでも高くなって、トマトをオリーブ油で料理するという文化が強化されていったという考えかたはできないか? そのようなダーウィン進化が有意に働くには人類の歴史は短すぎるような気もするんだが、まったく働かないというわけでもなさそうに思える。人類にはファームウェアとしての遺伝子だけではなく、個体の外部で進化するソフトウェアとしての文化があるから、ダーウィン進化が加速されるってこともあるだろう。このあたりの与太な思いつきを突き詰めてゆくと、マーヴィン・ハリスの“文化唯物論”に似たものになってゆきそうだなあ。

 まあ、食文化というのは健康や寿命(すなわち、ハードウェアの耐久性)に大きな影響を及ぼすものであろうから、“文化唯物論”は極端だとしても、純粋にミームとしてだけ切り離して考えるわけにもいかないはずだ。“食性とダーウィン進化”だったら科学的にアプローチできそうだけど、“食文化とダーウィン進化”となると、これは一筋縄ではいかないだろう。でも、まったく無関係だとも思えないんだよなあ。

 トマトにオリーブ油をかけて食うたび、おれはこういう与太に思いを馳せてしまう。人類が培ってきた食文化というものには、まだまだサイエンスが取りこぼしてきている不思議が隠されていそうな気がするんだよね。もっとも、トマトとオリーブ油のような健康によい食べ合わせが偶然か必然か文化として受け継がれてきている不思議があるのとまったく同じように、世界のあちこちには、健康に悪い食べもの、健康に悪い食べかたが文化として定着してしまったせいで、あたら寿命を縮めている人々だっているはずだ。「家を出るとき犬が騒いで、飛行機に乗り遅れる人もいる。その飛行機が墜落した場合、主人を救った不思議な犬ともてはやされることにはなるわけだが、世の中には、主人を引き止めて墜落する飛行機に乗せてしまった馬鹿犬もやはり同じ確率でいるはずだ」ってのと同じである。あ、そんな難しいこと考えなくたって、酒飲みで煙草吸いの手前が好例ではないか。

 ま、好きな食いものを我慢して長生きするのと、好きなもの食って多少寿命が縮むのとどちらがいいかとなると、こりゃ、個々人の哲学の問題だからねえ。「酒も煙草も女もやめて 百まで生きた莫迦がいる」って都々逸の苦笑と自嘲と共感は、たぶん、世界中の人に通じるんじゃなかろうか。



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2007年5月18日 (金)

冷やし中華はじめました

Hiyashi_chuka01Hiyashi_chuka02Hiyashi_chuka03 晩飯はコンビニの冷やし中華。もう夏だよなあ。
 おや、なんか、まるで日記みたいだぞ。









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2007年5月 4日 (金)

情熱のツナマヨごはん

Tuna_mayo ちょっと残った米にシーチキンとマヨネーズをぶっかけ、ぐちゃぐちゃと混ぜる。なんだかんだ言っても、こんなにうまいものはそうそうない。あんまりうまそうだったので、記念に写真を撮ってみたのである。どう見てもネコの餌だが(というか、最近の飼いネコはもっと見栄えのいいものを食っているだろう)、うまいものはうまいのだ。文句あるか。ないよね。たいていの日本人は、ひそかに、あるいは、大っぴらにやってるでしょう? まあ、よそのお宅でごちそうになっているときには、やらないほうがいいと思うけどね。いや、書いておかないと、最近の子供はやりそうだしな。




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2007年3月21日 (水)

怪奇ちくわパン

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