カテゴリー「アニメ・コミック」の60件の記事

2008年5月11日 (日)

ご家庭でも出せる船場吉兆の味

 日曜の夕刻も迫ると、長年の条件反射で日本国民の頭の中に勝手に流れる歌がありますわな。あの歌に関して、おれには子供のころから抱き続けている疑問がある。
 
 「♪お魚くわえたドラ猫 おっかけ~て 裸足で駆けてく」のはいいのだが、もしも猫の捕獲に成功してしまったとしたら、サザエさんは奪還した魚をどうするつもりだというのだろう? なに食わぬ顔で料理して、家族の食卓に並べるつもりなのだろうか?

 もしかしたら、そういうのは必ずマスオさんに出すことにしているのかもしれん。



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2008年5月 3日 (土)

どこかで人気なの?

 なんだか、このところ「バトルプログラマーシラセ」という検索語でこのブログにやってくる人が急増しているんだが、どこかで再放送でもやってるのだろうか? それとも、誰か名のある人が公の媒体で言及したのだろうか? どうも、検索が増えている原因が見当たらない。いやまあ、おれはアレ、大好きですけど。



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2008年4月16日 (水)

♪あん、あん、あん、とっても似ているド○えもん~

世界ふしぎ発見! (いいことばかりじゃないけれど… 水野美紀 Official BLOG)
http://mizunomiki.at.webry.info/200804/article_4.html

マレーシアで売っていたお菓子。
似ている・・・・。
とってもにているぞ・・・・・。
あの、国民的キャラクターに・・・・。

 どわはははは、こりゃ怪しいなあ。怪しすぎる。“パチもん”という言葉を全身で体現したようなキャラクターだな。マレーシアでもこんなことしてるんだなあ。中国の国営遊園地が大量に輸入してたりしてな。

 それにしても、なんとなく『溜池Now』早乙女おろちを連想するのはなぜ? なんちゅうか、不測の事態に迫られ“テキトーに間に合わせた感”に通ずるものがあるのだろう。



 

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2008年4月 3日 (木)

竹宮惠子学部長

竹宮惠子さん、マンガ学部長に 京都精華大 (asahi.com)
http://www.asahi.com/culture/update/0402/OSK200804020089.html

 京都精華大(京都市)は2日、マンガ学部長に漫画家の竹宮惠子教授(58)が就任したと発表した。1日付。竹宮さんは「風と木の詩」「地球(テラ)へ…」などの作品で知られ、00年から同大学教授を務めている。ほかに、漫画評論家の呉智英氏(61)が同学部客員教授に、漫画家の六田登氏(55)が同学部特任教授になった。

 ひょえ~。京都にはすごい人たちがうろついている(失礼)んだなあ。そこいらですれちがわないともかぎらない(すれちがってもわからないだろうけど)。せいぜい気をつけておくことにしよう。

 それにしても、六田登特任教授ってのは、おれくらいの歳の人にとっては、〈小学六年生〉「おしゃべりらくがき」“のぼ~る”だよね――っつっても、わかる人はごく限られているとは思うが……。十一から十二歳のおれは、アレをけっこう楽しみにしてたんだよ。アレは当時の小学館の学習雑誌にしては、ずいぶん好き勝手にやってたコーナーだと思うのだ。昭和は遠くなりにけり。



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2008年2月23日 (土)

歴史は繰り返す

 「なにかね、ヘス君?」
 「はっ、イージス総統! それがじつは……」
 「報告は手短かにしたまえ」
 「は、はっ、イージス総統。や、ヤマトが……わがガメラスの誇るイージス機雷原を、なにごともなく突破いたしました」
 「なに!? そろそろオチは読めてきたが、念のために訊きておきたい。どのような科学技術を持つ敵にも、いまだかつて一度も突破されたことのないイージス機雷原を、あの原始的なサルどもがどうやって突破したというのだ?」
 「そ、それが……手で
 「……?」
 「やつらはイージス機雷を手で撤去して、悠々と機雷原を突破いたしました」
 「……あの機雷の名はなんといったかな、ヘス君?」
 「…………」
 「あの機雷の名はなんといったかな、ヘス君?」
 「…………」
 「もうよい、下がれ!」
 「はっ……あ、あの……祝電を打ちましょうか?」
 「……へス君、キミはバカかね?」
 「はっ、ししし失礼いたしましたっ」
 「――ああ、それからヘス君!」
 「はいっ!?」
 「Winny はアンイストールしておきたまえ」



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2008年2月21日 (木)

普及型“電脳メガネ”の嚆矢

あの「スカウター」にそっくり メガネ装着「超小型ディスプレイ」 (J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/mono/2008/02/19016864.html

 人気マンガ「ドラゴンボール」に登場するアイテム「スカウター」によく似た超小型ディスプレイが発売され、話題を呼んでいる。光学・分析機器メーカー、スカラが開発した「Teleglass(テレグラス)T3-A」という名の商品。メガネに装着してディスプレイを覗くと、目の前に大きなスクリーンがあるように見えるのだという。

Teleglass T-3F/T-3A (スカラ
http://www.scalar.co.jp/teleglass/t3.html

 ををを、ついにここまで来たかー。やはり、普及型となると、これくらいの値段であってほしい。五年前に、塚本昌彦さんの研究室を見学に行ったとき(2003年3月1日の日記)、塚本先生はすでに「スカウターみたいな」アプリケーションの話とか「三、四万はいい線」とかいった話をなさっていたからなあ。

 この T-3A のすごいところは、T-3F とちがって自分の眼鏡に装着できることだ。こりゃあ、マジで普及するかもね。宣材のおねーちゃんが装着している姿は十分にかっこいいが、爆発的に普及させるには、ハードウェアのカラーヴァリエーションと、なによりキラーアプリケーションが欲しいところだ。Nintendo DS や Wii のハードウェアを活かすソフトがあったればこそ、両者はここまで普及しているのである。あとは、ドラマで小栗旬にでも装着させることだよな。

 いやあ、これで Google Earth とか見たら、どんな感じなのかなあ。最初は酔うかもしれんが、なんか奇妙な“全能感”を覚えそうだよね。なんちゅうか、“現実が拡張される”という感覚が理屈抜きでわかるような体験ができそうだ。現実が拡張されるということは、すなわち人間が拡張されるということであって、マクルーハンがこいつを見たら、どんな感想を漏らしたろうねえ。

 このハードウェアとの併用を前提とした、あっと驚くソフトウェアを、ソフトウェア開発会社のみなさんにはぜひ考案してほしいものだなあ。処理時間の問題はあるだろうが、こいつにカメラをくっつけるだけでも、弱視者用の補助器具に化けそうな気もする。

 来年のいまごろには、電車に乗ると、この“スカウター”を装着した人が同じ車両に二、三人はいる――なーんてことにならないかな。



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2008年2月15日 (金)

よい子のみんなも、悪いことをしたと思ったら素直に謝ろうね!

アニソン影山ヒロノブ謝罪 酔っぱらって新幹線車内で騒ぐ (J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2008/02/14016680.html

アニメソングの歌手グループである「JAM Project」の影山ヒロノブさんがホームページ上で突如、謝った。「俺達がめちゃめちゃ騒がしくて大迷惑だった」ことについてだ。

 これはいかんですよ、やっぱり。おれが出張帰りでこの新幹線の同じ車輌に乗ってたとしたら、「おお、影山ヒロノブだ」と思いながらも、やっぱり腹が立っただろうと思う。おれもアニソン好きだから、アニソン系の人たちの“ノリ”は想像がつくんだけどねえ。車内で唄ってくれるわけでもないだろうから、ただ騒いでたら、そりゃカタギの衆には迷惑だったろう。

 影山ヒロノブはおれとほぼ同世代(向こうが一歳上)だから、影山ヒロノブで育った世代はおれたちよりかなり若いはずだ。それでも、「CHA-LA!! HEAD-CHA-LA~!!」とかテレビの前で唄っていたチビっ子は、もう立派な大人になっている計算である。いまだにアニソンを日常的に聴いているおれみたいな大人だって少なくはなかろうから、影山ヒロノブたちも、「アニソンは基本的には子供に向けたもので、大人のファンがいっぱいいても、自分たちのファンはやっぱり子供たちなのだ」ということをついつい忘れがちになっていたのかもしれない。子供が見ている、子供に見られているという、つらい、しんどい立場にあるんだということを、酒飲んで気が大きくなって忘れちゃったんだろうね。おれはさ、克美しげるが人殺しで捕まったと聞いたときには、やっぱりちょっと悲しかったよ。つまり、だから、そういうことなんだなあ。

 だけど、潔く非を認め、全面謝罪した姿勢は、子供たちにちゃんと見せられる立派なものだと思う。べつにアニソン歌手が聖人君子でなきゃならんとも思わないが、子供たちに正義や愛を唄う人なんだから、やっぱりこういう局面ではきちんとした人であってほしいという願いはあるんだよな、おれには子供いないけどさ。

 とはいえ、おれは想像しちまったね。おれが新幹線に乗ってたとしようや。そしたら、うしろの席から、どこかで聞いたような声が聞こえてきたとしようや。「えっ」と思ってふり返ると、水木一郎ささきいさをがビールを飲みながら談笑している。その隣では、串田アキラ影山ヒロノブが大笑いしながら小突き合っている。やがて興が乗ってきた彼らは、「レッツゴー!! ライダーキック」やら「宇宙戦艦ヤマト」やらを唄いはじめる――なーんて状況だったら、おれは出張帰りで疲れていようがなにしようが、一緒になって唄いはじめるにちがいない。気がつくと、同じ車両に乗っている疲れたおっさんたちが、みなシートの背凭れから身を乗り出して唄っている。全員が叫ぶ――「フレンダーーーーージェーーーット!」「イーグル! シャーク! パンサー!」「ロデム~、変身! 地を駆けろ~~~!」

 車内はもはやおやじたちの大合唱、スーツ姿のおやじたちがあちこちでいろんなヒーローの変身ポーズを取っている。おれはといえば、前川陽子堀江美都子を見つけてサインをもらい、森口博子にサインをもらったついでに握手をしてもらいながらどさくさに紛れてそのまま押し倒し……(以下、略)。ああ、大人っていやだなあ。



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2008年2月10日 (日)

なるほど、そう来たか『栞と紙魚子の怪奇事件簿』

 『栞と紙魚子の怪奇事件簿』(日本テレビ系&第2日本テレビによるウェブ配信)、第6話はゼノ夫人登場。いやあ、ゼノ夫人に広田レオナとは、こりゃまたマニアックなキャスティングだねえ。いいねいいね、この番組のキャスティング、いいね。おれは広田レオナの奇妙な味が嫌いではない。ちゅーか、かなり好きだ。余人を以て代えがたい(というのはこういうときに使うのだ、政治家さんたち)キャラですわな。おれは『時効警察』で観たのが最後だったから、二年ぶりくらいかな。

 なんか、この番組、最初はあんまり期待してなかったけど、原作とはまたちがう独特の味が出てきて、最近じゃ毎週土曜深夜の楽しみである(ここいらへんじゃテレビでやってないからウェブで観てるんだが、放送終了後たちまちウェブで配信する迅速な運営はたいへんよろしい)。南沢奈央のはっちゃけ栞のセメもいいし、前田敦子AKB48)のおどおど紙魚子のウケも可愛い。なんかねえ、この前田敦子の紙魚子みたいなコって、いたよねえ、いつも休み時間に教室の隅で本読んでたりして、おれなんかは妙に惹かれたもんである。なにもかもみな懐かしい。前田敦子の紙魚子は、眼鏡ピン留めとダサいもこもこしたスクールコートが妙に可愛いんだよねえ。おれみたいな連中の萌えツボを心得てますな。

 それにしても、井上順の段一知先生、高橋惠子の段夫人、広田レオナのゼノ夫人ときたか~。となると、キトラさんはまだかー、クトルーちゃんはまだかー、ムルムルはまだかー! オレ的には、キトラさんは箕輪はるか(ハリセンボン)に演ってほしいんだけどね。あの人、なかなか美人だよね、不気味だけど。箕輪がダメなら、鳥居みゆきが適任かな、キャラ的には。ちょっと美人すぎるのが珠に瑕だけど、「ヒット・エンド・ラン!」とか叫びながらナイフを振りまわすところを想像すると、なかなかイケると思う。クトルーちゃんは、そもそもあのキャラを演じきれる子役を思いつかない。というか、あのキャラは、放送するにはいろんな意味でヤバそうだよなあ。クトルーちゃん的にはふつうにふるまっているのだろうが、客観的には、どう見ても精神に異常を来たしている人だからなあ。ムルムルは、出たとしてもCGだろうね。




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2008年1月21日 (月)

ネットの噂では、もうリアルタイムでこんなことができるそうです

 うおお、こ、これはすごい! 面白い!

『攻殻機動隊』『電脳メガネ』どころではない拡張現実感技術の現在 (王様の箱庭)
http://www.masayashi.com/2008/01/20/556

 もう、ノートパソコンで、リアルタイムで、こんなことができちゃうんだねえ。それにしても、この記事で紹介されている Georg Klein という研究者は、よくよくダース・ベイダーが好きなんだな。

 カプセル内視鏡やら将来の医療用マイクロマシンやらの映像とこの技術を組み合わせれば、“リアルタイム『ミクロの決死圏』”とでも言うべき映像がたちまち作れてしまうのではあるまいか。縮小光線の効果が切れて、ミクロの医療チームがだんだん大きくなってくるところも含めてだ。

 え? こんな技術なんかなくても、ボクにはしばしば小さな大名行列がとことこと机の上を歩いてゆくのが見えるって? アタシにはパソコンの上に座って英語の綴りの不合理さをバカにする緑色の小人が見えるって? いやまあ、それも拡張現実感かもしれんが、ちょっと歪んだ方向に拡張していると思うぞ。



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2008年1月17日 (木)

紙魚子、いいじゃないすか

 諸星大二郎の《栞と紙魚子》シリーズが実写で連続テレビドラマ化されるなどと知ったときには、悪い冗談ではないかと疑いつつ、とにもかくにも企画した人の蛮勇に大きな期待とぼんやりした不安を寄せていた。おれ、アレ、大好きなんだよなあ。ところが、関西ではテレビでやってくれないんだよなあ。

 でもまあ、『栞と紙魚子の怪奇事件簿』(日本テレビ系)の番組サイトでは、全編を動画配信(無料)してくれているので、ともあれ第一話と第二話は観てみたよ。便利な時代になったもんである。

 う~む。やっぱり、こういうものになったか。いや、まさか原作のあのテイストをあのまんまでテレビドラマにできようはずもないとは思っていたから、さほど落胆したわけではない。むしろ、よくやっているほうではなかろうか。

 主演の二人にはなんの興味もなかったのだが、ま、なかなかいいじゃないすか。紙魚子役の前田敦子ってコが、絶妙に素人っぽくてよい。AKB48なんて、ふだんは群体生物(?)としてしか意識していないもんだから、おれには誰が誰だかさっぱりわからんのだが、ま、少なくとも、この紙魚子役のコだけは覚えたぞ。これはおれだけがそう思うのかもしれないのだが、この前田敦子ってコは、ほかのどの宣材写真よりも、紙魚子役を演ってるときがいちばん可愛いですな。



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2008年1月11日 (金)

今日からシティーハンターの冴羽獠です

 いやまあ、ちょっと言ってみたかっただけ。


石川遼がプロ転向宣言 最年少、初の高校生ツアープロ (asahi.com)
http://www.asahi.com/sports/update/0110/TKY200801100183.html

 ゴルフの男子ツアーを史上最年少の15歳で制した石川遼(東京・杉並学院高1年)が10日、東京都内のホテルでプロ転向を宣言した。高校生プロゴルファーは男子ツアー史上初で、16歳3カ月での転向も、山浦記義(きよし)プロ(46)の16歳11カ月を抜いて最年少となった。プロ初戦は2月5日に豪州である全英オープン選手権予選会。国内では4月17日からのツアー開幕戦、東建ホームメイトカップ(三重)となる見込み。国内15試合程度に出るという。
 会見には約300人の報道陣が詰めかけ、約30台のテレビカメラが一挙一動を追った。石川は「今日からプロゴルファーの石川遼です。よろしくお願いします」と話した。



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2007年12月30日 (日)

謎の人物たちの素行を調査する

 「WEB素行調査」という巷で人気の調査機関があり、便利なうえに無料だというので、人をさんざん待たせてばかりで、いつもついに姿を現さないあの謎の人物について、おれは調査を依頼した。結果は、以下のようなものであった。


ゴドーは、シについて聞いて回っていた。
ゴドーとベケットが、なにやら親しく話しているところを目撃したという証言がある。
ゴドーといえば逆転裁判日和。
パトリックによると、ゴドーは「一言でいってコーヒー」らしい。
ゴドーは、吾伽式とタイトルの関係について何か知っているようだ。
戯曲の歴史にはゴドーの影が見え隠れしている。
ゴドーは、登場について何かを掴んでいるいるらしい。
ホテルについて一家言あるらしい。
ゴドーの謎をとく鍵、それは名前、オブ、こ、不条理劇、blog。
サミュエルはゴドーの過去を知っている。
ゴドーはワイエルとつながっている。
山崎清介はゴドーに特別な感情を抱いていたらしい。
ゴドーは、コメントの世界ではそこそこ名の通った人物である。
成歩堂について調べると、必ずゴドーに行き当たる。
ゴドーについて聞くと、別役実は堅く口を閉ざした。
ゴドーのおかげで串田和美の今がある、と言っても過言ではない。


 おれはさらに、主に発明家をしているらしい謎の人物についても、調査を依頼した。


エヌ氏のおかげで浅野忠信の今がある、と言っても過言ではない。
ボッコちゃんはエヌ氏に何か隠し事があるようだ。
本について調べると、必ずエヌ氏に行き当たる。
エヌ氏は、古本とウォッチリストの関係について何か知っているようだ。
エヌ氏は、冠号について聞いて回っていた。
出品者について一家言あるらしい。
エヌ氏といえばワザップ。
エム氏はエヌ氏の過去を知っている。
ケイ氏はエヌ氏に特別な感情を抱いていたらしい。
エヌ氏は、楽天ブックスについて何かを掴んでいるいるらしい。
エヌ氏の謎をとく鍵、それは情報、楽天市場、次、マイページ、出版社。
エヌ氏と星新一sfワールドが、なにやら親しく話しているところを目撃したという証言がある。
エヌ氏は、名前の世界ではそこそこ名の通った人物である。
エヌ氏について聞くと、星新一は堅く口を閉ざした。
ショートショートの歴史にはエヌ氏の影が見え隠れしている。
綸太郎氏とエヌ氏の間に肉体関係はまだない。
エヌ氏はオークションとつながっている。


 なに!? 「エム氏はエヌ氏の過去を知っている」とな! さっそくおれはエム氏の調査を依頼した。


池原ダム悪戦苦闘記について調べると、必ずエム氏に行き当たる。
エム氏は切通理作とつながっている。
日記について一家言あるらしい。
道の歴史にはエム氏の影が見え隠れしている。
エヌ氏はエム氏の過去を知っている。
エム氏の謎をとく鍵、それはmembers、デジカメ日記、東尋坊、遊園地、おにぎり。
ラーメン太郎はエム氏に何か隠し事があるようだ。
エム氏は、満腹探検隊とオフィス街の関係について何か知っているようだ。
エム氏といえばホームページ入門講座。
エム氏は、夜の世界ではそこそこ名の通った人物である。
エム氏は、ほんブログ村について何かを掴んでいるいるらしい。
エム氏は、競走馬一覧について聞いて回っていた。


 なに!? 「エヌ氏はエム氏の過去を知っている」とな! そういうことか。この二人は、互いに過去を知られているので、それについては互いに言及しないようにしているにちがいない。なるほど、うまくしたものだ。それにしてもこの調査機関、なかなか侮れない調査能力を持っている。

 この調査機関を評価したおれは、どこの誰かは知らないけれども誰もがみんな知っているという不可思議な人物について、思い切って調査を依頼してみた。


歌について調べると、必ず月光仮面に行き当たる。
月光仮面について聞くと、川内康範氏は堅く口を閉ざした。
ちくわの歴史には月光仮面の影が見え隠れしている。
千葉隆三によると、月光仮面は「一言でいって幽霊党」らしい。
月光仮面は谷幹とつながっている。
月光仮面は、爪の世界ではそこそこ名の通った人物である。
児童養護施設について一家言あるらしい。
山田のり子と月光仮面の間に肉体関係はまだない。
月光仮面は、幻について何かを掴んでいるいるらしい。
正義は月光仮面の過去を知っている。
月光仮面は、評価について聞いて回っていた。
月光仮面といえば昭和。
月光仮面は、おじさんと東映東京の関係について何か知っているようだ。
月光仮面の謎をとく鍵、それは名、味方、子どもたち、精、和音。
月光仮面のおかげでオークションの今がある、と言っても過言ではない。
鬼塚さんは月光仮面に何か隠し事があるようだ。
西村明は月光仮面に特別な感情を抱いていたらしい。
月光仮面と大瀬康一が、なにやら親しく話しているところを目撃したという証言がある。


 「月光仮面について聞くと、川内康範氏は堅く口を閉ざした」のか……。勝手に歌詞を追加して唄ったやつがどこかにいるにちがいない。

 そして、ついにおれは、みずからの危険も顧みず、調べてはならない人物についての調査を依頼した。たぶん、この調査機関なら信頼できると思うのだが、万一、ターゲットに気取られると、調査を依頼したおれの命も危ない。


デューク東郷は、質問について何かを掴んでいるいるらしい。
デューク東郷のおかげで雪藤洋士の今がある、と言っても過言ではない。
オークションによると、デューク東郷は「一言でいって作」らしい。
仕事術漆田公一はデューク東郷に特別な感情を抱いていたらしい。
デューク東郷は、レンタルサーバーの世界ではそこそこ名の通った人物である。
デューク東郷といえばお願い。
デューク東郷の謎をとく鍵、それは女、人物、激裏名無しさん、漫画、うち。
ブログについて調べると、必ずデューク東郷に行き当たる。
殺し屋の歴史にはデューク東郷の影が見え隠れしている。
デューク東郷は、名無し職人と名前:,ゴルゴの関係について何か知っているようだ。
かんについて一家言あるらしい。
デューク東郷は、出品者について聞いて回っていた。


 「デューク東郷は、レンタルサーバーの世界ではそこそこ名の通った人物である」だと? そういうことか……。レンタルサーバ事業を闇で展開して、さまざまな情報を収集しているのだろう。最近、日本の大手電機メーカが彼と手を組んでいるという事実も、おれの独自の調査であきらかになっている。そうか、そうだったのか……。



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2007年12月 2日 (日)

かじってなんぼの商売

Oshirikajirimushi_bread そもそも“虫”ってのは“商売”なのかと、あの歌を聴くたびに思っていたのだが、やっぱり商売だったみたいだ。話の種にと食ってみると、な~んの変哲もないバターロールパンである。だいたい、このパン、かじらなくてもすむ。一個ひと口で食ってしまえる。あえてお薦めはいたしまへん。まあ、お子様は喜ぶかもね。





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2007年10月30日 (火)

ゴルフ接待でガンダムも売るのかな

防衛省技術研究本部、陸上装備として「ガンダム」の実現を模索 (Garbagenews.com)
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/10/post_2793.html

【防衛省技術研究本部】は10月29日までに、11月7日と8日に東京新宿のホテルグランド市ヶ谷で開催される「平成19年度研究発表会~防衛技術シンポジウム2007~」の概要を発表した(【発表ページ】)。防衛省が現在開発している数々の兵装や技術に関するお披露目の場ということだが、その展示品目の中に「陸上装備」カテゴリーとして「ガンダムの実現に向けて(先進個人装備システム)」という表記があることが明らかになった。
これは公表資料中の【研究発表会プログラム(PDF)】に記載されていたもの。プログラムでは発表会内の各会場における詳細なスケジュールと共に、展示コーナーでの展示品目の一覧が掲載されている。その中の陸上装備部分に「ガンダムの実現に向けて(先進個人装備システム)」が表記されている。公開資料ではテキストのみで、具体的にどのような展示物があるのかは分からない。

 まあそりゃ、一般向けに“ああいうふうなもの”をひとことで言うなら、「ガンダム」ってのが手っ取り早いでしょうなあ。でも、ミノフスキー粒子のない世界で、あえて人型をしてビームサーベルとかを振りまわす必然性があるのかどうか、はなはだ疑問ではある。まだ『歩兵型戦闘車両OO(ダブルオー)』のほうが現実味があるような気もしないではない。

 いやしかし待てよ、兵器ではなくて、災害救助用の装備であれば、ガンダムみたいなのは便利そうだ。もちろん、剣も盾も要らん。のっしのっしと歩いていって、瓦礫の山を手で取り除けて生き埋めになっている人々を救うといった用途であれば、人型をしている意味もあろうというものだ。人間の形というのは、けっこう汎用性が高いからね。

 まあ、おれはガンダム直撃世代よりはちょっと上だと思うので(まあ、おれの同世代にもガンダムフリークはたくさんいるけれども)、“ああいうふうなもの”といえば、最初に思い浮かべるのは『ジャンボーグA』だなあ(爺いが墓穴掘ってるなあ)。

 でも、いまやってる『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』は、斜に構えたブラックな設定が、なかなかおれ好みだ。毎週観てるよ。ガンダムを有する私設武装集団(まあ、いまの世で言えば、要するに“テロリスト”)の側が、近未来世界を分かつ三大勢力よりもずっと進んだ科学技術を持っていて、戦争や紛争を根絶するためにその圧倒的な武力(つまりガンダム)を行使する(むろん、その理念のために人も殺しまくる)というのだから、こりゃおれたちが子供のころの冷戦時代には、ちょっと子供向け番組としては出てこない設定だよね。二十一世紀の子供は、こういうのを観て育つわけだ。なんか、そら怖ろしいような、頼もしいような気がするよ。これを今後どう転がしてゆくのか、とても楽しみ。



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2007年10月10日 (水)

『しょこたん☆かばー×2 ~アニソンに愛を込めて!!~(DVD付)』(中川翔子/ソニーミュージックエンタテインメント)

 第一弾にいたく感心したので、おじさんはやっぱり買ってしまいましたよ。

 さーて、第二弾は、「1/2」(『るろうに剣心』)、「輪舞 -REVOLUTION」(『少女革命ウテナ』)、「Catch You Catch Me」(『カードキャプターさくら』)、「テレポーテーション-恋の未確認」(『エスパー魔美』)、「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」(『機動戦士ガンダムF91』)の五本でお送りしまちゅ。第一弾は比較的メジャーなアニソンで勝負したこともあってか、第二弾はえらくマニアックなラインナップである。いーじゃん、いーじゃん、すげーじゃん! 残念ながら、おれが投票した(したんだよ)「わぴこ元気予報!」(『きんぎょ注意報!』)は入らなかったけどな。第三弾に期待しよう。

 「1/2」は、はっきり言って、川本真琴より歌はうまい。おれは川本真琴も好きなんだが、川本の場合は、あのワン・アンド・オンリーの個性と特異な声で魅了しているのであって、「どっちが歌がうまいか」と問われれば、おれはしょこたんに軍配を上げる。「どっちが好きか」と問われれば、川本版「1/2」のほうが好きだけどね。いやしかし、歌手としてのしょこたんをおれは充分評価しているつもりだったが、まだ甘く見ていたようだ。すまん、しょこたん。

  「Catch You Catch Me」なんかも、どう聴いてもめちゃくちゃ難しい曲なのに、日向めぐみに迫る歌唱力を発揮している。むしろ、広瀬香美テイストをうまく活かしているのはしょこたんのほうかもしれない。 「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」も森口博子よりうまい……なんてことはさすがにないが、かなりいい線は行っていると思う。

 しょこたん、おそるべし。このコは、単なるオタクタレントでは終わらないだろう。ギガント感嘆。



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2007年10月 6日 (土)

ラーーーリホーーーーー!

 風呂の中で鼻歌を唄っていたら、いまさらのような替え歌がいきなりでけた。全部が一瞬にして降りてきて、モーツァルトの気持ちがちょっとわかったかも?


  ♪シャホチョー シャホチョー アキレルノン
    シャホチョー シャホチョー アキレルノン

    組織はでぶっちょ ボヨヨンのヨン
    お金をかすめて スイ スイ スイ
    納めた記録は バラッ バラッ バラッ

    年金食いは 国家公務員
    保身のためなら エンヤトットドッコイショ

    シャホチョー シャホチョー アキレルノン
    シャホチョー-ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
            (シャホチョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
                  (シャホチョーーーーーーーーーーーーーーー)
                          (シャホチョーーーーーーーーー)


 えーと、この日記読んでるような方には、元歌書かなくていいですよね?



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2007年9月11日 (火)

両手が同じように使えたらと憧れたよね

 あ、アレがひとつできた。

「水野亜美と水森亜土くらいちがう」

 水森亜土って誰とか言いっこなしね。まだまだ現役だぞ。知らない人は、そのへんのおばさんに訊いてください。



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2007年9月 8日 (土)

『今日の早川さん』(coco/早川書房)

 いや、なんちゅうか、早川書房さんが突然マンガをご恵贈くださったのでちょっと面食らったのだが、読んでみて、なーるほどこれはおれにご恵贈くださってもまったく不思議はないにちがいないと思い知った。本好きの女性たちの日常を描く人気のブログコミックを書籍化したものだそうだが、おれはブログでは読んだことがなかったもんで、たいへん新鮮……かつ、身につまされた。

 SF者の早川さん、ホラーマニアの帆掛さん、純文学読みの岩波さん、ライトノベルファンの富士見さん、レア本好きの国生さん……おれが女だったら、絶対この五人の女性のどれかになっているにちがいない(ってまあ、男でも似たようなものになってしまっているわけだが……)。やっぱり、いちばん近いのは早川さんだろうけどな。ま、カタギの人から見れば、これらはみんな目くそ鼻くそなんだが……。

 『住宅事情、将来的に実現可能な展望など一切考慮せずにせっせと本を買い込んでは居住スペースを圧迫し、「宝くじさえ当たれば」などとはかない夢を抱きつつ、「そのうち家が傾くね」なんて他人事のように呑気な言葉を口にしたり、最後には「地震がきて本に埋もれて死ぬのなら本望」と物騒な居直りをするので、家族の心配の種となっています』って、誰かおれんちに盗聴器を仕掛けマシタカ? カメラもか? 気色が悪いほどである。このような因果な人が女性にもたくさんいるのだとしたら、まことに、まことに心強いことだ。そうさ、日本沈没の際には、みんなで本に埋もれて死のう。♪もうひとりぼっちじゃない あなたがいるから~。

 「うんうん、私も本に埋もれて死ぬのなら本望」と、なんの抵抗もなく頷いているそこのヘンなあなたならともかく、カタギの人にとってこのマンガがどのくらい面白いものなのか、おれには想像もつかない。というのは、このマンガ、全然フィクションの部分がない(ようにおれには思える)。日常そのもの、というか、人生そのものではないか。広義には、いわゆるエッセイマンガの範疇に入るのだろうが、『ちびまる子ちゃん』やら『あたしンち』やらをはるかに凌ぐリアリティーがある。えーと、「これのどこにリアリティーがあるの?」とおっしゃる方々は、無理にこちらへは誘いませんから、そっちで楽しく生きていってください。リアリティーとは相対的なものである。

 いやー、しかし、なぜかこういう可愛い女性たちには、おれの日常では全然遭遇しないのよなー。日本が一夫多妻制で、この五人の女性たちを全員妻にできたら、さぞや面白い人生が送れることであろう。週休二日でな。もっとも、家の中はぐちゃぐちゃになるにちがいない。ぐちゃぐちゃになったところで、おれも妻もそんなことはほとんど意に介さないであろうから、なんの問題もない。めでたし、めでたし。



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2007年9月 5日 (水)

だからニヒルを気どる そして奇跡を唄う

Samma 今日(というか、もう昨日だな)は、外出先で昼に思わぬオペが入った。おれにとっては、この秋最初のオペだ。

 ご覧のとおり、オペは大成功だった。今年の患者は安い。脂もよく乗っている。この秋は、できるだけ多くオペをすることにしよう。

 それにしても、このエントリーのタイトルがわかる人は、もうけっこうなおじさん・おばさんのはずだよなあ……。




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2007年8月 8日 (水)

参議院選挙より投票しがいがある

 中川翔子(の所属会社)が『しょこたん☆かばー2』の収録曲を募集していたので、年甲斐もなくリクエストしてきた。そりゃもう、前から言ってるように「わぴこ元気予報!」(『きんぎょ注意報!』テーマソング/唄:内田順子/作詞:岸田るみ子/作曲:小坂明子)に決まってるわさ。いまの“貪欲”で元気いっぱいの中川翔子にこそカバーしてほしい“アニソン”としての名曲だ。最近は、べつにアニソンでなくたっていいタイアップ曲ばっかりですからなあ。それはそれで大人向けのいい曲も少なくないけれども、アニソンがアニソンであった時代の正しいアニソンをしょこたんはちゃんと愛してくれているわけであって、そこにおれは共感を覚える。ええ、おれはしょこたんの親父と同い年ですがそれがなにか?

 ま、リクエストは一曲だけにしといたけど、「ダンバインとぶ」とか「ときめきトゥナイト」とか、おれ自身アニメをろくに観ていないのに、アニソンとしての音楽性に惚れている曲はいくつかあるんで、『しょこたん☆かばー2』がどういう選挙区、じゃない、選曲になるのかには、興味津々なのである。ええ、おれはあと三か月ちょっとで四捨五入して五十ですがそれがなにか?



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2007年7月22日 (日)

アニメ版『時をかける少女』を観る

 去年劇場公開されたばかりだというのに、アニメ版の『時をかける少女』がもう地上波テレビで放映されるというのを金曜日に知り、さっきリアルタイムで観ながら録画した。

 なるほど、評判どおりの名作ですなあ。丁寧な脚本もいいし、素朴なキャラクター造形もいいし、青春映画らしい声優もいいし、なにより緻密で美しく懐かしい“風景”(背景ではない)がいい。大胆に新たなストーリーを作り、デジタルの目覚まし時計やケータイといった、大林宣彦版『時をかける少女』には出てこないような今風の小道具が出てくるわりに“風景”はどこまでも懐かしく、作品から受ける感動は大林版のそれと本質的には同じである。いわゆる“青春”というのは、いつの時代でもおんなじもんだからだろう。いつも青春は時をかけるし、待ってられない未来がある。それを眩しく眺める芳山和子の使いかたもいい。おれたちくらいになると、芳山和子に感情移入しちゃうわけよ、この映画は。でしょ? そこのおじさん、おばさん?

 タイムリープの能力を得たとしたら、“あの日”に戻って、あれをやり直したい、これをやり直したい……と、若いころは思うこともあった。だが、いまこの歳になって振りかえってみると、つらいことも悲しいこともなにもかもひっくるめておれの人生なのであって、いまのおれを作ってきた二度と体験できないことどもなのである。おれはたぶん、未来人の技術で何回かタイムリープできる能力を与えられたとしても、いまのおれ自身を変えるような跳びかたはしないだろう。日曜の深夜に四十八時間前に跳ぶというのを繰り返して長期休暇を取るみたいな、みみちい使いかたしかしないだろうな。おれは、いままでのおれの人生で、“あの日からもう一度やり直したい”などと思うことはない。そんなしんどいことはまっぴらごめんである。おれはいまのおれが好きだし、いまのおれでいいし、おれのいままでの人生はそこそこ面白かった。それはたぶん、一回きりだから面白いのだ。つらくてもしんどくても悲しくても、一回きりだから面白いのである。

 そんなふうに思えるくらいの歳のおっさんが、この『時をかける少女』を観ると、これまたなんとも眩しく甘酸っぱく微笑ましく思えるのだ。『ウルトラマンコスモス』の傑作「雪の扉」(脚本:太田愛)に匹敵する名作ですな。青春映画のよさがほんとうにわかるのは、おっさん・おばはんになってからだというパラドックスも、皮肉といえば皮肉ではあるんだけどね。



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2007年7月17日 (火)

『クロサギ(14)』(黒丸/原案:夏原武/ヤングサンデーコミックス)

 12巻あたりから、ひとつの詐欺ネタで連載八回といった長い話と三回くらいの短い話が交互に出てくるようになった。人気が不動のものになったために、長い話でも充分読者がついてくると判断したのだろう。実際、長い話のほうが、大がかりな詐欺が扱えて面白いのである。14巻ともなると、脂が乗り切っている。

 14巻の大部分を占める「テナント契約詐欺」(第145話から第152話までの八回分)は、いままでのエピソードでいちばん面白い。巨額の遺産を相続した学者バカの先生を寄ってたかって食いものにするのは親戚や銀行。詐欺同然の賃貸借契約書で世間知らずの学者先生から金を毟り取っている銀行をターゲットに、黒崎は学者の秘書として動き出す。ところが、悪辣な銀行とくれば、もうひとりの詐欺師が狙っているのはお約束。そう、黒崎のライバル、大企業専門の詐欺師、白石である。銀行、シロサギ、クロサギという三種類の詐欺師が、金融庁や財務省まで絡めて、虚々実々の詐欺合戦を展開する。いやあ、日本のマンガはほんとにレベル高いねえ。

 このエピソードで作者は、とくにバブル期における銀行の悪辣な行為を容赦なく糾弾する。巻末の「シロサギ・データ・ファイル 14」で、原案の夏原武は、銀行を「ハイエナ」とまで呼んでいるくらいだ。以前おれは、「もしかすると『クロサギ』は、“この社会そのものが、合法的な巨大詐欺システムである”というところにまで斬り込んでゆこうとしているのかもしれない」と書いたが、14巻を読んで、その期待をいよいよ膨らませた。行け、黒崎、行くとこまで行け!



 

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2007年6月28日 (木)

『死刑廃止大作戦』 第24話「幼稚人間」

「ドラえもんが何とかしてくれる」母子殺害公判で元少年 (asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0627/OSK200706270110.html

 山口県光市で99年4月に会社員本村洋さん(31)の妻弥生さん(当時23)と長女夕夏ちゃん(同11カ月)を殺害したとして殺人と強姦(ごうかん)致死、窃盗の罪に問われている当時18歳の元少年(26)の差し戻し控訴審の第3回公判が27日、広島高裁であった。前日に続き弁護側の被告人質問があり、元少年はひもで夕夏ちゃんの首を絞めた認識について「ありません」と答え、夕夏ちゃんへの殺意も否認した。
 元少年は前日の公判で弥生さんへの殺意や強姦目的を否認。この日は弥生さんが死亡した後の行動について質問された。
 元少年は、夕夏ちゃんが泣きやまないので、「お母さんをあやめた自責の行為」として、ズボンのポケットにあった「剣道の小手のひも」を使って自らの左手を締めたと語り、夕夏ちゃんの首を絞めた認識はなかったとした。亡くなった夕夏ちゃんを押し入れの天袋に入れた理由は「4次元ポケットでドラえもんが何とかしてくれると思った」と話した。
 元少年は一・二審で2人への殺意を認めていた。検察側が反対尋問で、供述が変化している点について聞くと「記憶を精査した」と述べた。
 被告人質問はこの日で終了し、午後には、弁護側の依頼で元少年の犯罪心理鑑定をした加藤幸雄・日本福祉大教授(臨床心理学)の証人尋問が始まった。加藤教授は、元少年と実母は父親から暴力を受け、それぞれを必要とする「共依存の関係」にあったと指摘。元少年は中学1年の時に母を自殺で亡くし、親子、友人関係のバランスをとりながら自立する機会を失い、「内面の成熟が遅れた」と分析した。

 「ドラえもんが何とかしてくれる」ときたか。いや、こりゃすごいね。まるで「内面の成熟が遅れた」というオチに持ってゆくために、どこかの創造力のない大人どもが無理やりひねり出したかのような陳腐な臭いがする名台詞である。いや、べつに他意はない。おれにはそう聞こえてしかたがないという、個人的な印象だ。

 社会保険庁ミートホープの社長も、これはぜひ参考にすべきだ。「なぜこんなことをしたのか?」と詰問されたら、とりあえず、「ドラえもんが何とかしてくれると思った」と言っておけば、みんな「ああ、内面の成熟が遅れているのか」と好意的に解釈してくれるにちがいないぞ。べつにドラえもんを引き合いに出さなくとも、そんなことは誰もが知ってはいるけれども、ダメ押しだ、ダメ押し。言っておくに越したことはないぞ。減るもんじゃなし。

 いや、まったくこれはよいことを聞いた。明日さっそくそこいらを歩いている若い女を捕まえては「ハグしちゃお」と宣言しつつ次々と押し倒して、「ドラえもんが何とかしてくれる、ドラえもんが何とかしてくれる。アン、アン、アン、アン、アンっ、アンっ、アぁんっ、アぁんっ――とっても大好きドラえもぉぉぉんっ!!」と強姦しまくり殺しまくり、キャーキャー電車の中で騒ぐので前からうるさいと思っていたガキどもを片っ端から捕まえて、「ドラえもんが何とかしてくれるっ、ドラえもんが何とかしてくれるっ! ドラえもんがっ! 何とかっ! してくれるっ!」と壁やら床やらに叩きつけて殺してまわることにしよう。いやあ、なにしろおれときたら、書いたものを読めばわかるように、内面の成熟が遅れているもんでな。

 強姦と子供殺しに飽きたら、仕上げに適当な旅客機をハイジャックして、「ドラえもんが何とかしてくれるーーーっ! 」と叫びながら、国会議事堂か首相官邸か皇居にでも突っ込むことにするか。ドラえもん、バンザイ!

 あ、そうか。殺人事件の裁判を、これさいわいと手前の主義主張の政治的宣伝活動に利用し恬として恥じない弁護士などいうものがもし万が一どこかにおるのだとしたら、なにもまわりくどくてしらじらしい破廉恥な策を弄さずとも、ドラえもんに頼めば、死刑でもなんでもすぐ廃止してくれると思うぞ。♪チャッチャカチャッチャッ、チャーチャー