こんなカメ、近所にいますか?
今日、買いものに出たときに、あまりに天気がよかったので近所の川(山科川)の堤防をぶらぶらと散歩していたのだが、対岸の陸地にちょうどカメのようなものが水から這い上がったのを見つけた。そいつはトコトコとカメにしてはかなり早い足取りで叢のほうへ向かって歩いてゆく。遠目にもなにやら見慣れない輪郭だなあと思ったので、ちょうど持っていたデジカメを慌てて取り出し、望遠鏡代わりに目いっぱいズームアップして撮った。
なにぶん遠かったうえに慌てていたので、ぼんやりとしか撮れていないのだが、おれはこんなカメがそこいらへんを歩いているのをいままで見たことがない。なんだこいつは? 外来種なんだろうか? どなたか、カメに詳しい方、こいつは何者なのか推定してくださらないだろうか? なにしろ、昨今は、どんな奇妙な生きものが近所の川にいても、さほど不思議ではなくなってしまった。ヌートリアだって、ざらにおるくらいだからなあ。
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コメント
ミシシッピアカミミガメ、な気がします。せんだってのカメデス、のあのカメさんですね。
投稿: gorotsukineko | 2010年7月17日 (土) 23時01分
>gorotsukinekoさん
ああ、やっぱりそうですかねえ。ミシシッピアカミミガメは、アフリカツメガエルがすでに帰化種扱いになってるように、もはや“日本のカメ”と捉えるべきなのかもしれませんね。
「カメデス」といえば、こんな動物虐待も http://twitpic.com/1yzq7t 。
投稿: 冬樹蛉 | 2010年7月17日 (土) 23時38分
幼体はいわゆるミドリガメですね。
縁日で売られているので、日本中の川や池にいるでしょうね。
投稿: 小林泰三 | 2010年7月18日 (日) 23時22分
>小林泰三さん
私も子供のころよく買ってました。「よく」というのは、そのたび、結局死なせてしまったので。
いま思えば、死なせたのは正解だったかもしれません。逃がしてやったら、日本の環境でも充分生きてゆけることがすっかり証明されてしまったわけですからねえ。
投稿: 冬樹蛉 | 2010年7月19日 (月) 05時16分
ミシシッピアカミミガメですね。
首の脇、甲羅の縁、後ろ足あたりの黄色が特徴的です。
うちの実家でも三匹(もう十年以上)飼っているのでよくわかります。
亀は鈍いイメージがありますが、身の危険を感じたときなど非常時にはものすごい勢いでダッシュできますよ。
投稿: はる | 2010年7月22日 (木) 00時13分