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2010年2月22日 (月)

自民党再生のシナリオ

 去年の8月25日の自分の日記を読み返していて、爆笑してしまった。

「ええ~、年金問題の禁則事項は長妻大臣がいろいろ禁則事項やら禁則事項を禁則事項。拉致問題につきましては禁則事項。禁則事項税は禁則事項と申しておりましたが、現実的に禁則事項。高速道路は禁則事項。非核三原則は禁則事項に鑑み禁則事項を充分に禁則事項しており禁則事項。オバマ大統領は禁則事項ということであります。恐惶謹言、もとい、禁則事項」

 じゃあ、次の参院選で自民党に入れるかどうかとなると、おれにはいまのところ、その気はまったくない。ここで逆行させてなるものか。みんなの党は公明党と接近しているようだが、これはかなりプラグマティックな選択であろう。公明党などというものにはなんの思想的節操もなく、ただただ集票マシンとして便利なだけだ。政権にコバンザメのようにくっつけるとあらば、公明党は自民党とだろうが共産党とだろうが組むだろう。みんなの党としては、この機械を機械として利用するのは現実的な選択である。

 いや、実際、次の参院選は面白いぞお。自民党は、いまのままでは、どんなに大きな敵失があろうとも、ちっとも票を増やすことはできまい。自民党を再生させるために最もよい選択は、次の参院選でボロ負けさせ、爺さんたちの息の根を止めることである。そうすれば、自民党の若手が実権を握り、頼もしい野党になり得る。どん底にまで叩き落としてやれば、爺さんたちは完全に発言力を失い、四十代以下の若手が実権を握り、今度こそ、河野太郎を総裁にすることができるだろう。そうなれば、自民党再生の目はある。



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