お買い上げ御礼(2009年10月)
いけね、先月「お買い上げ御礼」をやるのを忘れてた。というわけで、10月分。
【最も値段の高いもの】
こりゃまた、ずいぶん渋いものをお求めで。『蒲田行進曲』や『上海バンスキング』はおれも好きだよ。
【最も値段の安いもの】
すんまへん、ま、まったく知らねー。第29回講談社漫画賞少年部門を受賞している人気マンガらしい。こういうマンガには疎いのだ。
【最も多く売れたもの】
該当なし。売れたものはみーんなひとつずつ売れたのである。
【最もケッタイなもの(主観)】
これはもう、すごくよくわかりますなあ。おれの世代前後の人には、ハンナ・バーベラのアニメは一生ものというか、おじさんになってもおばさんになっても忘れられない、「ああ、アメリカのアニメってすごいんだ」という、子供のころに問答無用で刷り込まれたナニなアレなのよなあ。まあ、いまの日本のアニメは、完全にハンナ・バーベラを超えているとは思うけどね。それでもやっぱり、おれたちの世代にとっては、ときおり振り返りたくなるものなのよ。
とくにハンナ・バーベラ作品の日本版のテーマソングは、日本で独自に作ったものが多く、当時の優れた放送人やミュージシャンたちが、“本気で遊んだ”名作揃いだ。いまだにバラエティー番組などに使われているのを耳にする。ハンナ・バーベラ世代でない若い人たちも、一度は聴いてみるべきだと思う。すごく新鮮だと思うよ。
なにを隠そう、全然隠してないが、おれも『ハンナ・バーベラ同窓会[トムとジェリー~チキチキマシン猛レース]』ってのは持っているのだ。
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