お買い上げ御礼(2009年9月)
【最も値段の高いもの】
いまは在庫切れになっているのだが、これを買った人は二万五千三十二円で買っている。やっぱり、好きな人は好きなんだねえ。
おれも子供のころ、鼓弾のエアライフルを持っていたけど、まあ、あれは気の利いた射的屋にはあるようなもので、さほどの威力はない。コルクでないだけましという程度のものだった。これはBB弾なんだな。ストレス解消グッズとしてはよさそう。
こういうの、「大人になったらいくらでも買えるんだ。買ってやる。いつか買ってやる。買ってやるとも!」と、子供のころは誰しも思うものなのだろうが、いざ大人になってみると、たいていの人は買わない。ついつい、「二万五千円あったら……」と、ほかに買えるものをいろいろと想像してしまうからだ。子供のころの憧れが続かないのである。そういう意味で、こういうものを買える大人には、共感と尊敬を覚えてしまうのよなあ。
【最も値段の安いもの】
『字幕屋……』は、七月にも「最も値段の安いもの」にランクインしているので、べつに不思議はないとして、『オタクアミーゴス!』なんて、まだ手に入るんだなあ。十二年前の本だぞ。オタク、おそるべし。
【最も多く売れたもの】
これもまた面白い買いものですなあ。七月にもお茶が「最も多く売れたもの」だったんだが、なんなんだろうね、これは? やっぱり、新型インフルエンザ対策の一環なのだろうか。はたまた、“重いものは近所で買えてもウェブ通販で買う”という行動様式の一般化を物語る現象なのであろうか。たしかに、二リットルのペットボトルってのは、なかなかいっぺんには買えないんだよね。
おれもときどき近所のホームセンターのキャンプ用品コーナーでまとめてこういうのを買おうかなあとは思うのだが、いまだに買えないでいる。持って帰ることを思うとうんざりするのだ。いい筋トレにはなりそうだけど。インフルエンザ対策であれ、災害時の備蓄用であれ、危機管理上、一家に数本は二リットルボトルの飲料を置いておきたいとは思うんだけどもねえ。案外、お年寄りが注文しているのかもしれないなあとも思ったりする
【最もケッタイなもの(主観)】
この映画は観てないけど、なかなかよさげなキャストだねえ。ことに、麻生久美子と木村多江ってのがおれの趣味に合う。夏場にでも、憶えてたら買って観てみようかな。
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