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2009年9月25日 (金)

飯を食うのとは別に召し上がるもの

 食いものにあまり執着のないおれは、面倒くさいのでついつい同じような手軽なものばかり食ってしまうから、いろんなサプリメントを気休めに摂取している。効いているのかどうかよくわからんが、止めると病気になるような気もしないではないので、精神的にであれ多少は効いているのだろう。

 いや、正しくは“効く”はずはないのだ。医薬品ではないのだから、“効く”という言葉を、少なくとも売るほうは法律上使ってはいかんのである。だもんだから、サプリメントの袋や容器には必ず「一日*粒を目安にお召し上がりください」と書いてある。「服用」させてはいかんのだ。「お召し上がり量」などという、これ以外のシチュエーションではまず見たことがない不可思議な言葉も書いてある。

 だからおれは今日もサプリメントをたくさん召し上がったのだけれども、水や湯で流し込むだけの行為を“召し上がる”と言われるのは、なんともたいそうな感じだ。おちょくられているような気さえする。

 ああ、召し上がった召し上がった、何錠、じゃない、何粒も召し上がったぞー、げふっ。

 それにしても、法律に触れない範囲で、もう少しましな言葉はないのか?



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コメント

SF的には、21世紀ではカプセルを「召し上がる」のが正しい食事の姿ではないのでしょうか?

投稿: dr.sillywalk | 2009年9月26日 (土) 01時41分

食事とは基本的にエネルギー源を摂取する行為なのでカプセル数個で足りるようには今のところなってない、いやたぶん将来もならないのである-などとマジレスするアホ

投稿: 村上 | 2009年9月26日 (土) 02時54分

「ご注文繰り返させて頂きます…こちらで宜しかったでしょうか~???」も追加でお願いしますw

投稿: ちいこ | 2009年9月26日 (土) 09時51分

私はサプリをネットの通販会社でバイトしていた時「召し上がる」を使ってました。
謳い文句は「医薬品ではなく食品ですので現在ご使用になられているお薬等がございましても安全にお召し上がりできます。」
私自身も毎日ご飯代わりに大量のサプリを「召し上がって」います。

投稿: いい子 | 2009年9月27日 (日) 22時59分

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