関西の食品偽装
・イカしか入っていないタコ焼き
・好きなように焼かせてくれないお好み焼き
・二十枚くらいしか入ってない千枚漬
・一銭でも洋食でもない一銭洋食
おれは京都に住んでいるから、近所のスーパーでもふつうに売っているわけだが、「一銭洋食」というのはいまもって不可思議な命名である。貨幣価値が変わるのはいたしかたないが、あれは誰がどう見たって和食だと思うのだが……。まあ、むかしはただひとえにソースがかかっているだけで“洋食”というイメージがあったんだろうけどなあ。いまで言うなら、「百円フランス料理」とでもいった語感だったのだろうなあ。クレープみたいなもんか。でも、クレープは百円では食えんわなあ。クレープなんて、一、二度しか買い食い(って言葉は、いまもあるのか?)したことないけど、三、四百円はするだろう。
むかしの人は、クレープを買い食いするようなハイカラな(ひぃい、死語)な感じで一銭洋食を食っていたのだろうと想像すると、まあ、JAROでもツッコミようのない名称も、許せるような気もするけどなあ。いやまあ、たま~~にしか食わないけど、あれはあれでおれは好きですよ、一銭洋食。
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コメント
一銭洋食って売ってるの見たことないです
もちろん 食べたことも
ものすごく、ローカルなものなのかしら
それとも、うちのあたりだけあつかってない
投稿: kaoru | 2009年9月13日 (日) 09時53分
・日本でしか食せないナポリタン
・350円で買えるカニ飯
・ししゃもという商品名のキュウリウオ
私も一銭洋食を知りません。
どんな食べ物なのでしょう?
投稿: いい子 | 2009年9月13日 (日) 10時22分
字を変えた『壹錢洋食』は商標登録されているそうです。
なんかすごいかも。
壹錢洋食のホームページ
http://www.issen-yosyoku.co.jp/index2.html
投稿: 東部戦線 | 2009年9月13日 (日) 13時42分
大正生まれの家族によれば戦前は岐阜市内でもお好み焼きを一銭洋食と呼んでたそうです、昔はポピュラーだったけど、今は京都周辺にのみ生き残ってる名称なのでは?
投稿: 村上 | 2009年9月13日 (日) 14時57分
北九州の小倉駅前にもいまでも一銭洋食があります。
ソース焼きそばとかお好み焼きとかで、わたしはソース焼きそばを食べました。
ところで、イカ焼きはイカを焼いているのに、たこ焼きはタコを焼いてないよなぁ。
投稿: いぎたなし | 2009年9月13日 (日) 21時09分
・倒れていない、くいだおれ人形
というのも納得いかない、と考えています。
食い物ではありませんか、そうですか。
「擬製豆腐」と「犠牲フライ」くらい違う。
投稿: アダチ@初音ミク中毒 | 2009年9月17日 (木) 00時08分