本降りになって出て行く雨宿り
いやまあ、この江戸川柳は、麻生解散を皮肉っていたるところで使われているが、先日の日曜日の夕方、まさにこれと同じことを体験した。スーパーに買いものに行って、店を出ようとすると、どえらい夕立。二十分ほど雨宿りをしていたが、あんまり長居していたのでは冷凍食品の類が溶けてしまう。だもんで、少し雨の勢いが和らいだところを狙って、両手いっぱいの買いものをレジ袋に提げて目の前のコンビニにダッシュした。結局、525円の傘を買って、なんとか家までたどり着いた。麻生首相の気持ちがちょっとわかったね。
むかしはコンビニで売っている傘はずいぶんチャチで、ちょっと風が吹くとたちまち壊れてしまったものだが、最近のはなかなか丈夫だねえ。コンビニのなかったころの生活の知恵として、むかし吉行淳之介が書いていたのだが、いきなり雨に降られたらパチンコ屋に飛び込み、傘と交換できるだけの玉を買って、一切プレイせずに傘をもらって出てくるという技があった。まあ、そのような時代に比べると、コンビニにさえ飛び込めば、なにはともあれ傘が買えるというのはありがたいねえ。
もっとも、自民党には、飛び込むコンビニもない状態だろうとは思うが……。
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コメント
軒を快く貸して貰うには、家主を無視してはいけないって事ですね~。
投稿: ちいこ | 2009年7月22日 (水) 14時06分
>ちいこさん
公明党はひょっとすると民主党の軒先に入ってきたがるかもしれませんねえ。民主党は嫌がるかもしれませんが……。
投稿: 冬樹蛉 | 2009年7月28日 (火) 00時56分