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2009年7月 6日 (月)

こりゃ、いまの日本には絶対作れないものだよなあ

米連邦政府,IT支出情報の開示コーナー「IT Dashboard」と専用YouTubeチャンネルを開設 (ITpro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090701/332965/

 米連邦政府の最高情報責任者(CIO)であるVivek Kundra氏は米国時間2009年6月30日,政府の支出情報公開サイト「USASpending.org」内に,IT支出情報の開示コーナー「IT Dashboard」(ベータ版)を新設したと発表した。またビデオ共有サイト「YouTube」内に専用チャンネル「USAspending」も設けた。

 IT Dashboardでは,国防総省(DOD)や国土安全保障省(DHS),保健社会福祉省(HHS)といった組織におけるIT支出状況や投資プロジェクトの件数などをグラフ形式で示す。全体的な状況に加え,組織ごとの支出や進ちょくも確認できる。更新情報のRSSフィード配信も行う。

 グラフなどは,各組織から連邦政府の行政管理予算局(OMB)に提出されたデータから生成する。7000件以上あるIT投資プロジェクトの概要を掲載するほか,800件弱の主要プロジェクトについてはより詳細なデータを公開している。

 ううううむ。わしゃ、この IT Dashboard を見て、orz とくずおれたよ。すげー。

 こういうものを作るITの技術力がすごいと言っているのでは、もちろんない。この程度のものを作れる技術者なら、日本にもうようよおる。そこいらへんにいっぱいおる。作れる技術力なら、日本だってアメリカに勝るとも劣らん。だが、作らせることができるリーダーシップとコラボレーションの体制に関しては、彼我の差はまるで大人と子供、いや、大人と赤ん坊だ。作れる技術は十二分にあるのに、作らせるほうがボンクラなので、日本にはせいぜいこの程度のおもちゃしか作れない。な、情けねー。「そんなことはない」という政治家やお役人方、じゃあ、作ってみろよ。賭けてもいいが、絶対に作れないから。どんなに優秀なIT技術者を大量に雇っても、金を湯水のように注ぎ込んでも、絶対に作れないから。その理由は、あんたがたがいちばんよく知っているはずだ。

 このオバマ政権の IT Dashboard の開発に携わった技術者を全員日本にヘッドハントしてきて日本の“電子政府の総合窓口”とやらを作らせたとしても、現状と似たり寄ったりのろくでもないものしかできないと断言できる。つまるところ、問題の本質はじつに簡単なことなのだ。つまり、ITの力を引き出せるかどうかは、コンピュータ技術の問題でもなければ、ソフトウェア開発技術の問題でもないということである。

 それにしても、こういうもんをちゃちゃっと作らせることができる(“作ることができる”ではない)アメリカ合衆国という国は、虚心坦懐にすごいと思うね。

 よく、日本人は個人プレイよりもチームプレイが得意だとか、アメリカ人は一人ひとりが自分勝手だから集団行動が苦手だとか、根拠のない(事実に基かない)印象だけでほざく人がおるが、おれはその手の思い込みは笑止千万だと思う。アメリカ人は、互いに異質でバラバラのやつらが、まとまればまとまるほど賢く強くなってゆき、日本人は、個々人は優れている均質なやつらが、集まれば集まるほどアホになり弱くなってゆく。

 チームプレイが得意な国で年金が消えたりするかよ。党利党益、省利省益しか考えていない政治家と役人が馴れ合って国民不在の政治と行政を自分たちだけのために回し、そんでもって、それだけコケにされても、ろくろく選挙にも行かない国民が大勢いる日本人の、どこがチームプレイが得意なものか。あの、大多数はどう見ても能天気な阿呆としか思えないアメリカ人どもが、なぜ世界の頂点に立っているのかを、もう一度、虚心坦懐に見つめ直すべきだ。やつらは、いまのおれたちにはないものをたしかに持っている。それは“多様性というのは善である”という、たしかなマインドセットだ。そりゃあ連中だって、多様性の善を否定するようなことをしてきた。しかし、やつらは、それを自浄する能力を持っている。これは手強い。多様性の善は、生物界に於いて、三十八億年以上の実績を以て証明されてきた強力な戦略だからだ。これを国家存続のための哲学とした国は、絶対に侮れん。

 日本は、このままで行けば、数十年後には、中国の“ヤマト自治区”になっているか、アメリカの五十一番めの州になっているか(まあ、いまだってそうだという見解もある)のどっちかだとおれはマジで思うのだが、どっちかを取れと究極の選択を迫られたら、おれは日本をアメリカの五十一番めの州にしたい。むろん、独立国であることが、いちばんいいに決まっているのだが……。

 おれは思うのだが、日本人というのは、ステレオタイプな日本人像とはまったく異なり、組織やシステムの不備や怠慢を、個人個人の優れた能力と自己犠牲で切りまわしてきた、世界にも稀に見る“個人プレイ”が得意な民族なのではあるまいか? “和を以て貴しとなす”という言葉を、誰よりもはきちがえてきたのは、当の日本人なのではないかと、最近切に思うのだ。

 いまこそ日本人は、ほんとうのチームプレイ、多様性を善とするチームプレイというものを学びはじめなくてはならないのではなかろうか? その最良の教師は(反面教師も含めて)、やっぱりおれはアメリカ合衆国だと思うのだ。はっきり言って、やつらは、いまの日本人よりも、はるかにチームプレイが得意である。そうじゃないと言うあなた、たとえば、在日朝鮮人の二世や三世や、中国残留孤児の二世や三世が、能力さえあれば、近いうちにこの国で議員や大臣や首相になれると思うか? アメリカ合衆国という国の連中は、それに近いことを、すでに実際にやってのけているのだ。


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コメント

米国の人口はおよそ3億人。
仮に日本国がアメリカの州になったら、1/4の大票田のできあがりですね。
そうなると、「日本民族」の意向を無視してアメリカの政治は進まなくなります。
なのでアメリカへの編入は悪い話とは思えません。
対する中国なら、「日本省」になっても人口比でせいぜい1割以下。これなら無視できます。
もっとも、中国共産党が自国民の意向をくみ取った事が今まであるのかどうかは知りませんけど。

投稿: 通りすがり | 2009年7月 6日 (月) 05時31分

つか聖徳太子が憲法に“和を以て尊しとなす”って真っ先に書かなきゃならなかったってことは、1400年間からそう出来てなかったってわけで

投稿: 名無しさん | 2009年7月 6日 (月) 07時07分

 実証的な実験をすると、日本人がアメリカ人より集団主義的という事実は認められないそうですね。実験によっては日本人の方が個人主義的というデータがでることさえある(労働争議の件数で日本がアメリカを上回っていたとか、企業に対する忠誠心は電機労連の調査では日本よりアメリカが高かったとか色々)。
 サッカーとか野球とか、チームプレイをするスポーツはあまたあるが、それらは日本のスポーツじゃない。相撲とか剣術のように個人プレイのスポーツは幾つもありますけど。

 それでも集団主義を唱える人が多いのは、そう言うものだとしておく方が何かと都合がよい人が多いからじゃないかと私は思う。

投稿: 林 譲治 | 2009年7月 6日 (月) 08時08分

残念ながら、記事に同感です。

投稿: しかもあ | 2009年7月 6日 (月) 08時29分

記事の内容とは少しずれるけど、アメリカ人てのは元々が移民がほとんどだから、行動力のある人間ばっかりになのも必然なのかもね
こういうところはうらやましい国だと思うわ

投稿: aru | 2009年7月 6日 (月) 09時02分

> たとえば、在日朝鮮人の二世や三世や、中国残留孤児の二世や三世が、
> 能力さえあれば、近いうちにこの国で議員や大臣や首相になれると思うか?

中国籍から帰化した蓮舫や、在日朝鮮人から帰化した新井将敬や白眞勲を知らないのか。

あとな、在日朝鮮人は日本国籍じゃないから。朝鮮/韓国籍保持者。
アメリカで米国籍持ってない人間が、議員や大統領になれるかね?

投稿: 何で突然特定アジアの話になるんだ? | 2009年7月 6日 (月) 11時54分

英語とフレームワーク。これに尽きる。
ITインフラがワールドワイドに敷かれた事で、英語を共通言語にしておけばアメリカとインドでも知的生産が可能になった。

しかしアメリカ人とインド人には文化的・教育的なバックボーンが異なるため、いざプロジェクトを初めて見ると「当たり前のことが伝わらない」ということが起こる。

それを解決するのがフレームワーク。
フレームワークは単純なチャートではない。猿でも分かる思考法でもない。
世界中の学者や本物のコンサルタントが問題解決のために考案した知的生産のためのコミュニケーション・ブリッジだ。適切なフレームワークを採用する事で、アメリカ人とインド人が同じ土俵で課題設定と課題解決を議論できるようになる。つまり、生産性を高めるためにビジネスを構造化して、体系的なマネジメントを模索し合っている。

日本人は英語もフレームワークも、あまり重用視していないように感じる。
私は中小企業に在籍しているが、どこを見回しても構造化された体系的なマネジメントは存在しない。必要とも思っていない。そんな組織だから、社長や役職者は職人的な師弟関係によって統治せざるを得ない状況になる。結果として知力の不足している上司に権力が集中し、不合理で不条理なプロセスが頻発し、下にいる社員はストレスを抱えて離職率が高くなる。生産性=コスト削減という低たらく。

勤勉度でいえば、日本人の方が絶対に高い。
会社に人生を捧げられる(捧げさせられる)民族は、日本人くらいしかいない。
けれども英語とフレームワークを拒絶し続けているから、世界に追い抜かされてばかり。ヤバイよ日本。

投稿: mosso | 2009年7月 6日 (月) 11時58分

アメリカは筋のいい子をガンガン育ててリーダーにしちゃおうとしている国、日本はできる子は勝手に伸びる、できない子を平均に近づけようとしている国、というイメージがある…(勝手な思い込みかも…)

その辺がリーダーシップとかの差になるのではないでしょうか。

投稿: 名無し | 2009年7月 6日 (月) 14時02分

記事に同感ですが、アメリカに住んでみて思うのは、すごい人はとてつもなくすごいですが、普通の庶民レベルの生活や健康のクオリティは明らかに日本の方が高いということと、どこの都市に行っても中心部にはホームレスがたくさんいるということ。アメリカが優秀な国であるなら、この現実はなぜでしょうか。

投稿: s | 2009年7月 6日 (月) 15時58分

>ステレオタイプな日本人像とはまったく異なり、組織やシステムの不備や怠慢を、個人個人の優れた能力と自己犠牲で切りまわしてきた、世界にも稀に見る“個人プレイ”が得意な民族なのではあるまいか? 
ここに激しく同感です。たまたま日本的経営と外資系的経営を対比して見る機会を得ましたが、日本の場合は組織は適当でも中にいる現場の一部の優秀な人間が組織から零れ落ちた仕事をフォローすることで回している。外資系は組織をきちんと作り、現場には最適な部署に最適な能力のある人物配置をする。組織からこぼれおちた仕事が存在してもそれは会社の責任なので、現場の人間はその部分に気づいてもフォローしません。まあ両方とも・・問題は生じる可能性ありかなと・・。

投稿: みはらし | 2009年7月 6日 (月) 17時51分

アメリカのいいところばかり絶賛するのはあなたの勝手ですが、
如何せんお粗末過ぎる考察でヘドが出ますね。

あらゆるものに長所と短所が存在します
あなたはアメリカ型社会の長所ばかりを強調しますが、
実際にアメリカに行ったことがありますか?
スラム街のホームレスの少年を見たことありますか?
銃撃戦は?レイプは?
返せないのがわかりきってる住宅ローンを組んでしまう算数すら出来ないバカが量産されてる国ですよ。

ましてやアメリカのエリートどもが引き起こしたリーマンショックも冷めやらぬうちに
アメリカを盲目的に褒めちぎるとかちょっとアレ過ぎますね

まああなたみたいな人が見当違いなことを言いだすこと自体
日本の悪いところですよね〜
でもあなたみたいな人でもヌルく生きられるのが日本だとも言えますね(笑)


最後の方はもう呆れてしまいますね・・。
そもそもアメリカは移民の国
日本とは成り立ちからして全く違います。
黒人と朝鮮人or中国人を一緒にするべきではありません
黒人にとても失礼です
黒人は自ら黒人街をつくりましたか?
酷い差別を乗り越え、アメリカ国民の一員として立派に社会に参画してる方も多いんじゃないでしょうか?
一方特定アジアの方々はどうでしょうか?
日本の社会に真っ当に参加して日本の発展に少しでも貢献しましたか?

恥ずかしいことは大声で言わないでください
あなたみたいな無知はとても恥ずかしいです

投稿: マックイーン | 2009年7月 6日 (月) 18時30分

和を以て尊しとなす

これって聖徳太子が良くわかってない漢籍の文言を良さそうだから、ってだけの理由で取り込んだだけで、元の漢籍での意味はトンデモないものなんだがな。原点の意味するところは、「男女は和合を以って尊しと為す」=「男女はセックスして仲良くしろ」ってことなんだがw

投稿: _ | 2009年7月 6日 (月) 18時35分

>コメント1
なんか沈黙の艦隊思い出したw

投稿: \test | 2009年7月 6日 (月) 19時13分

>これって聖徳太子が良くわかってない漢籍の文言を良さそうだから、ってだけの理由で取り込んだだけで、元の漢籍での意味はトンデモないものなんだがな。原点の意味するところは、「男女は和合を以って尊しと為す」=「男女はセックスして仲良くしろ」ってことなんだがw

原典を出せ。
17条の憲法は聖徳太子のオリジナルだろ。当時の日本人にオリジナルのものなんて作れないと未だに考えている自虐学者連中が、17条の憲法に似た文章をみつけてきては「ここから引用したんだ、でも引用間違えている」とはしゃいでいるだけ。
第1条だけでなく、他の16条は、あまりにオリジナルであり、未だに原典が見つかっていないんだ。
そういう天才を生み出した日本という国を、もっと知った方がいいと思うよ。

投稿: a | 2009年7月 6日 (月) 19時31分

年金を横領したのは、日本国籍を保持してはいるが心は朝鮮人な人達なんですが…民主党支持基盤の社会保険庁の連中と私達を、「日本人」で人くくりにするのは間違っていますよ。あれは政治的思想にしても、オ普段の行いにしても完全に朝鮮人です。

投稿: 名無しさん | 2009年7月 6日 (月) 19時53分

>>なんか沈黙の艦隊思い出したw
激しく同意。
だがイラクの例を見てみても、アメリカが勝手に占領した地域に選挙権を与えることはまずない。
日本国民全員が、アメリカ人になりたいと選挙で投票してもあまり現実的でない。
そもそも中国やロシアがこれを黙って見過ごすわけはない。

歴史的に見ても、日本は昔から「お上のことはお上に任せる」風潮があった。
日本は歴史が長いから、そのぶん考え方や文化を変えるのは大変なように思える。
逆に歴史の浅い(若い)国であるアメリカは柔軟性を持っているとも見ることができる。
日本は俳句や和歌を例に取らずともわかるように思いやりを大事にするが、アメリカは皆がばらばらのバックグラウンドをもっているために言わないと理解しないという風潮がある。
この思いやりが、積極性を損なわせているのだろう。
強力なリーダーが現れないのは、日本人的価値観における積極性が好ましくないことが原因なのかも知れない。
逆にアメリカは意見が飛び交うことで、優秀なリーダーが生まれる下地をもっている。

この記事見て思ったのはそんなところ

投稿: クロスケイ | 2009年7月 6日 (月) 19時53分

>日本人というのは、ステレオタイプな日本人像とはまったく異なり、組織やシステムの
>不備や怠慢を、個人個人の優れた能力と自己犠牲で切りまわしてきた、世界にも稀に見る
>“個人プレイ”が得意な民族なのではあるまいか?
全力で同意。
で、「自己犠牲」が「チームプレイ」と見られてしまって(※違うっつーの)、常に各個人は自己犠牲を求められるという悪循環。

To:マックイーン氏>
うん、あなたのコメントのほうが中身も根拠もないように見えるのですがね。
ここの主の発言は日本での生活における実感というものを根拠にしていて、それは相当強力な根拠であると思いますが。
あなたの発言にはその実感がまるっきり欠けているように思います。

投稿: 通りすがり | 2009年7月 6日 (月) 21時19分

>世界にも稀に見る“個人プレイ”が得意な民族なのではあるまいか?
その通りだと思います。

職人がいい例ではないでしょうか。
一つを極めるということに美学を見出しているように思えます。

投稿: TgrR | 2009年7月 6日 (月) 22時43分

>日本人は、個々人は優れている均質なやつらが、集まれば集まるほどアホになり弱くなってゆく。

在日の方ですか・・・本当に頭がいい人が揃った会社を知ろうとしないんですね。
逆にこの人がその会社にいなかったというのは、非常にラッキーでした。危ない危ない・・・
しかし在日の人は本当に気持ち悪いですね

投稿: また在日ですか | 2009年7月 6日 (月) 23時04分

>在日の方ですか・・・本当に頭がいい人が揃った会社を知ろうとしないんですね。

なぜ在日に見えるのだろう。あなたこそ日本人だけの
「本当に頭がいい人がそろった会社」を見たことがないのでしょう。

見たことがある人は元記事に深く同意出来ます。
そもそも、元記事は日本をこき下ろしてるわけじゃないだろうに。。

日本にいわゆるIT系の技術がぜーんぜん存在しないことは、そういう系統の仕事をしてる人は知ってます。
技術力がない、とか頭が悪いとかではありません。言われれば出来る。聞かれれば答える。

でもそれだけだ。言われる前にやるような技術力が付かない。自分からがんがん答えるような「もの」はなにも持ってない。

要するにみんな「サラリーマン」ですね。しかも同質性を求められるタイプの。

投稿: 加納 | 2009年7月 7日 (火) 00時21分

いやあ、相当キッツイこと言ってますねえ。しかし、その内容は激しく同意。

全体に回ってるはずないものが、個人の力で回されてる、というのは今の職場の現状からも強く実感できます。

投稿: りゅーすけ | 2009年7月 7日 (火) 01時23分

東郷(朴)茂徳は、当時の日本が民主制でも外務大臣になれたかな

>日本人は、個々人は優れている均質なやつらが、集まれば集まるほどアホになり弱くなってゆく。
ノモンハン事件の関東軍についてジューコフ将軍が言ったそうな

投稿: 炎暑雪国人 | 2009年7月 7日 (火) 08時39分

年金が消えたのはチームワークとか以前に国民背番号とか言って統一的な個人識別コードを作らせなかったせいじゃね?

投稿: 名前:(必須) | 2009年7月 7日 (火) 10時32分

なんだろう。コメントを見ると一番重要な事が抜け落ちている気がする。
元記事が間接的なぼかした表現を使ったからなのかな。
それとも、意図的にコメントでも削除しているのかな。(まぁそれはないと思うけど)

アメリカがすごいのは、情報開示の重要性が理解されていると言うことでしょう。
だから、予算や進捗なんていう日本政府だったら絶対に教えたくない情報を
開示するサイトを作れるのでしょう。
逆に、根回しとか隠蔽大好きな日本では重要な事は解りづらくするのだから
こんな仕事をさせるわけがないということでしょう。

投稿: くぇくぇくぇ | 2009年7月 7日 (火) 11時30分

自分の周りの話ですけど、日本の官から仕事を取れる会社は
「技術力のある会社」
ではなくて
「根回しのできる会社」
であって、後者は大体形だけできてればできるだけ安い賃金で働く会社に下請けさせます。

つまり、技術力がある会社は官の仕事は請け負えないし、官もそれを望んでないって構図じゃないですか?

投稿: 根回しのできる会社の一員 | 2009年7月 7日 (火) 11時33分

> 仮に日本国がアメリカの州になったら、1/4の大票田のできあがりですね。
そうですね。
で、お前はオバマと麻生が大統領選で争ったら麻生を支持するのか?

日本人がいくら内輪びいきだからって、明らかに能力に問題のある奴支持して
自分の首自ら絞めるようなバカは1/4もいねーよ。

投稿: topaz2 | 2009年7月 7日 (火) 12時17分

オバマと麻生なら麻生支持だな。
麻生の実績は知ってるけどオバマは知らんし。
なんか大きなことやったっけ?

投稿:   | 2009年7月 8日 (水) 07時45分

マックイーンさんのコメントが全て

通りすがりさんはマックイーンさんの意見を否定してるけど、あなたのコメントこそ中身も根拠もないですよ。

投稿: kazu | 2009年7月 8日 (水) 11時51分

IT Dashboardと電子政府の総合窓口の違いはセンスだけであって、技術力はもちろん、チームプレイの違いでもない。そもそも、アメリカのIT開発はどんどんインドにシフトしているし(開発だけでなく、とうとう設計段階から)。

それから、日本とアメリカのIT窓口の違いの話から、いきなり政治の話にシフトするのはあまりに強引です。他の方からの反発もやむなき事。

投稿:   | 2009年7月 9日 (木) 00時21分

>くぇくぇくぇさん

>なんだろう。コメントを見ると一番重要な事が抜け落ちている気がする。
元記事が間接的なぼかした表現を使ったからなのかな。
それとも、意図的にコメントでも削除しているのかな。(まぁそれはないと思うけど)

 いや、ぼかしているからといって、そこは大部分のみなさんはちゃんと読めてらっしゃると思いますよ。ふつうに日本語が使える日本人でしょうから。自明なので、コメントをくださった方々は、あえて言及なさらないだけではないでしょうか? このエントリーの意見を実証してくれる阿呆が釣れるといいなと思って、これ見よがしに(ちょっと唐突に)散りばめておいたおいしそうなキーワードで、案の定、阿呆が一匹釣れた(もちろん、ありがたく晒しものにしておきます)ので、みなさん、日本語は読めるんだろうと思います。


>アメリカがすごいのは、情報開示の重要性が理解されていると言うことでしょう。
だから、予算や進捗なんていう日本政府だったら絶対に教えたくない情報を
開示するサイトを作れるのでしょう。
逆に、根回しとか隠蔽大好きな日本では重要な事は解りづらくするのだから
こんな仕事をさせるわけがないということでしょう。


 ぴんぽーん! 明解な解説をありがとうございます。いくらなんでもそこまで懇切丁寧に書かないと読解できない人がいるとも思えないのですが、念のためということもありますので。わざわざお手間を取っていただき感謝します。

 ついでに言うと、「こんなのを作るからデータを出せ」と、行革担当大臣が命じようと総理大臣が命じようと国会で青島幸男が決めようと、「♪ターリラリラーン」とか唄いながら白紙回答を決め込む役人どもが大勢出るでしょう。そもそも元データすら集められないでしょうから、作る以前の問題です。いまのままでは、スタートラインにすら立てないでしょうね。でしょ、渡辺喜美さん?

 まあ、もうじき自民党は下野しますが、民主党が政権を取っても、「♪ターリラリラーン」の連中のサボタージュに悩まされることでしょう。そうやって国民の代表をナメきって、なにをどうかんちがいしているのか、自分たちが国を支えていると思っている傲慢な連中は、一度心底震え上がらせてやらねばなりません。

 国民によって選挙で選ばれた人々をコケにしてサボタージュを決め込んでいれば、そのうち嵐は過ぎ去る、自分たちの地位や身分は政治家なんかより重いし安泰などとかんちがいしている連中に、その地位や身分を保つ力の源泉がどこにあるのかを、ちゃんと学習させる必要があります。要するに、人事院に大鉈をふるわなければ、どこが政権を取ろうが同じでしょう。

 一縷の望みとして期待しているのは、官僚たちの中にも、自分たちに与えられた力をかんちがいせずに、真剣に国を憂えている人たちが少なからずいるはずだということです。いまは大っぴらに動けず抑圧されて(ひょっとすると、冷飯を食わされて)いるだろうそういう優秀な憂国の士たちに、少しでも行動を起こしやすくしてくれるだろう人に票を投じる──それが、われわれ一人ひとりにできるこの国の愛しかただと思う次第です。

 そうして、運良く日本が変われたら、われわれ日本人が持っている本来の能力を発揮できるシステムに変えてゆけたら、IT Dashboard 程度のものは、墨俣城のごとく(まあ、あれは“砦”程度のものを作ったのが脚色されたらしいですが)、いとも簡単に作れるようになることでしょう。

投稿: 冬樹蛉 | 2009年7月 9日 (木) 01時33分

誰かしらか書いていましたが、日本は官も民も年功序列式になっていて、それがガンだという話がありました。
↓この対談だったかな?
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20090715/200175/

私も自社の不採算事業の片付けをやった事がありましたが、一度始めたものは上手くいかない事が分かってもなかなか止められない。相談役の肝いりで始めた仕事だから、みたいな話になるんですね。
官の仕事も情報公開を進めると、誰がこんなバカを始めた?みたいな話がいっぱい出てくるはずです。更にいうと官僚も悪いが政治家も悪い。○○代議士に鉛筆舐めとけと言われたみたいなのがいっぱいでしょう。
自民党が下野を必死になって回避しようとしたのはそういうマズイところがあらわになるからでしょうね。ただでさえ民主党は予算を一から見直して無駄を洗い出すと言ってますからね。

投稿: WATERMAN | 2009年7月25日 (土) 14時16分

> 「こんなのを作るからデータを出せ」と、行革担当大臣が命じようと総理大臣が命じようと国会で青島幸男が決めようと、「♪ターリラリラーン」とか唄いながら白紙回答を決め込む役人どもが大勢出るでしょう。

そういうプロパガンダは良く見るけれど、それについてちゃんとした根拠を目にしたことがないんだよな。そこを問いただすと「世の中ではそう言われてる」「そんなの常識だろ。お前バカか?」とか言われるんだけど。困ったもんです。

投稿: . | 2009年7月28日 (火) 19時58分

政治なんぞクソ興味もないのに政治運動の手伝いなんかしていたコトがあるんですが、政治家と官僚の間にある壁はすさまじいですよ。
法律を議員立法する場合なんか、官僚側が「それならこういう資料があるよ」なんてことは、まず言いません。
前もって官僚にコネを作って資料集めをしていても、当の官僚が資料の存在を知らなくて、パンピーな民間のお手伝いが「○○がこういう資料を作ってますよ?」などと言って、初めて両者とも資料の存在を知るなんてこともあります。
実際、資料そのものは、普通の人が意識するよりも多く、広く作ってるんですよね。でも、それを知ってるのは制作した当の本人と、その周辺だけだったりします。作ったら終わり。縦割り行政の中に、さらに縦割りやら派閥やらがあって、情報の流通が完璧に止まっているという感じです。
お陰でデータの集められない政治家は、民間の変な団体が出してくるインチキ統計を信じてしまう始末。結果的に存在するだけで面倒な法律が出来上がったりします。

ちなみに警察資料はもっと非道くて、白紙回答なんてもんじゃありません。黒塗りばかりで何が書いてあるのかサッパリ……。

投稿: とくめー | 2009年7月29日 (水) 07時09分

内容そのものには異論はないけど。

ある意味、当然といえば当然な気が。
どんな技術も、その国民が必要とする部分に興味が向くわけで、そもそも
誰も関心を示さないとわかっていれば、おもちゃレベルのものしかできない。

言語も1つ、島国のおかげで、異民族に襲われて征服されたこともない日本人と、
ヨーロッパ大陸で、骨肉の争いをした人たちの負け組みが、新天地に逃げ込んで、
そこの原住民を根絶やしにしながら国を作ったアメリカ人では、組織に求めるものが根本的に
違っていて当然かと。

日本も戦国時代はアメリカと同じように、能力によるトップダウンかつ下克上が当然だったけど、徳川が
君臨して以降、急速に平民間での平等がすすんで、明治に入り、新政府により武士階級がいなくなり、
戦後さらに、残っていた有力華族も一部を除きGHQによりつぶされてしまった。
逆にここまで、均質化が進めば、組織の効率が落ちるのは当然で、むしろ、個人個人の力量と犠牲に
頼らざる終えなくなり、この力量と犠牲が個人の富もしくは繁栄につながりにくくなった。

そのため、むしろがんばった人が損をする不公平さが目立つようになる。これって共産主義の理想主義者が
経済的に失敗したのとまったく同じ理由。

今はまだ、団塊の世代も生きてるし、日本人そのものがもつ勤勉性のおかげ、いきなり日本がどこかの
属国になったりすることはないと思うけど、50年後、100年後、本当に国家存亡の危機になったときには、
下克上よろしく、能力主義によるトップダウンが生まれると思うよ。
(それで、その危機が乗り切れるとは限らないけどね。)

投稿: たまたま | 2010年9月 3日 (金) 19時28分

 絶句……(-_-;)(-_-;)(-_-;)(-_-;)(-_-;)。

▼特許庁、2006年開始の新情報システム開発を中断…55億円が水の泡、枝野氏「申し訳ない」 (SIerブログ)
http://sierblog.com/archives/1588621.html

▼費やした55億円、水の泡に 特許庁がシステム開発中断 (朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/business/update/0124/TKY201201240616.html

▼特許庁情報システムの技術検証結果について (経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/2011/01/20120124001/20120124001.html

▼「特許庁情報システムに関する調査委員会」からの調査報告書の提出について (経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/20100820003/20100820003.html

投稿: 冬樹蛉 | 2012年1月25日 (水) 23時27分

▼英国政府、新ポータルGov.ukをクラウド、アジャイル、Rubyで開発。ソースはGithubで公開 (Publickey)
http://www.publickey1.jp/blog/12/govukrubygithub.html

 ひょえ~、またやられた~!

 これも、作れる技術者は日本にも掃いて捨てるほどいるけど、日本政府には絶対に作れない。民主党でも自民党でも。だって、安く上がりすぎたら困るんだもの。政治家も、多重下請け構造の頂点にいる土建屋風SIerも。まあ、最低55億はかけないとね。

 日本生まれのRubyを使ってくれているのはうれしいが、なんかフクザツな心境ではあるよね。イチローがアメリカで活躍しているのを見ているかのようだ。

投稿: 冬樹蛉 | 2012年2月 9日 (木) 20時03分

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» [書評]官僚主導型政治システムの是非を問う 官僚たちの夏 [keitaro-news]
TBS日曜劇場で『官僚たちの夏』が放送されています。『官僚たちの夏』は作家・城山三郎の代表作。1980年に新潮社より出版されています。 舞台は1950年代の高度経済成長期。『官僚たちの夏』は、この時代の通産官僚にスポットライトを当て、日本を背負って身を粉にして国家の... [続きを読む]

受信: 2009年7月 6日 (月) 05時56分

» 日本の社長・官僚(偉い人)はふんぞり返るのが仕事 [脳内新聞(ソース版)]
こりゃ、いまの日本には絶対作れないものだよなあ: 間歇日記 世界Aの始末書 一部のベンチャー企業などを除き、日本の偉い人って、責任を現場に押し付けるだけのように思える。 「現場が意見を言ってこないのが悪い!」という感じで、自分の意見を持って組織を動かそうと言... [続きを読む]

受信: 2009年7月 6日 (月) 10時35分

» 訃報 - Robert McNamara, 93 [404 Blog Not Found]
20世紀を形作った人物が、また一人。 livedoor ニュース - <訃報>マクナマラ氏死去 元米国防長官、ベトナム介入拡大米メディアによると、ケネディ、ジョンソン米政権でベトナム戦争を指揮したロバート・マクナマラ元米国防長官が6日、死去した。93歳だった。... [続きを読む]

受信: 2009年7月 7日 (火) 19時31分

» 日本が発展途上国に落ちる日 [狐の王国]
この前書いた記事が意外に反響あっておもしろかった。なんだかこの三十数年に受けてきたいろんな事を思い出しむかつきしつつ、思わず書いてしまったのだが、実のところ「変人」と思われるのはオイシイ面もある。話のネタにはことかかないし毎度ツッコミが入るポイントは何度... [続きを読む]

受信: 2009年7月25日 (土) 11時32分

» こりゃ、いまの日本には絶対作れないものだよなあ: [間歇日記]世界Aの始末書 []
こりゃ、いまの日本には絶対作れないものだよなあ: [間歇日記]世界Aの始末書 [続きを読む]

受信: 2012年1月23日 (月) 06時42分

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