お買い上げ御礼(2009年5月)
【最も値段の高いもの】
これは意外や意外、この「最も値段の高いもの」欄に消耗品がランクインしたのは初めてじゃなかろうか。かなり普及しているとはいえ、Blu-ray ディスクは、スピンドルで買ってもまだこんなにするのかあ。おれんちはまだDVDです。
【最も値段の安いもの】
三点が同率ランクイン。現時点では価格が変わっているが、これらを買った人は、みんな一円で買っているのだ。
『宇宙大シャッフル』は、あきらかに忌野清志郎追悼ということでしょうね。おれもこの曲は大好きで、CDが出たころに買っている。
生島治郎を最近“発見”して、《片翼だけの天使》シリーズを買い集めてらっしゃるのかな。いや、おれは映画の『片翼だけの天使』しか観てないけど。ソープランドがまだトルコ風呂と呼ばれていたころの、実話ベースの純愛ストーリーである。ちょこっと、タモリも出てるんだよね。
【最も多く売れたもの】
ああ、これはランクインの理由はあきらかだな。「第1回CDショップ大賞」に、相対性理論の『シフォン主義』が選ばれたからだろう。今年の一月にこの『ハイファイ新書』がブレークしたときに見逃していた人たちが、CDショップ大賞の報道で興味を持って、試聴などしてみたところが、たちまちハマってぽちっとやったにちがいない。
【最もケッタイなもの(主観)】
こんな本が出てるんだねえ。いや、「冒険缶詰」などと言われると、おれなんぞはまずシュールストレミングを連想してしまうのだが、これはどうやらまともな缶詰の本みたいだ。
「600種類以上の缶詰を開蓋し,中身をカラー写真で紹介」とあるな。たいへんな手間だろうが、なるほど、これはいい着眼だなあ。缶詰が好きな人にとってみれば、開けてみないとわからない缶詰の中身を写真入りで紹介してくれるというのは、たしかに嬉しいだろう。
それにしても気になるのは、シュールストレミングは載っているのかという点である。あれから十年も経つのに、あの激烈な臭いの記憶は、いまもまざまざと甦ってくるもんなあ。臭いってのは、存外に記憶に重要な役割を果たしているように思うね。
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