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2009年3月24日 (火)

♪AEDを持ってても、それだけじゃ困ります

松村邦洋のマラソン心肺停止 体重100キロは走れる体か (J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2009/03/23038092.html

東京マラソンで一時心肺停止状態になったお笑いタレントの松村邦洋さん(41)。デブキャラで知られ、かねてより参加を危惧する声が出ていた。やはりチャレンジは無謀だったのだろうか。

(中略)

太田プロの担当マネージャーによると、プロフィールとは違って、松村さんは、マラソントレーニングをしているここ2年は体重100キロ台をキープ。東京マラソンの22日は、102キロ弱だったという。

 まあ、なんちゅうか、この人は仕事を断れんタイプなんじゃないかと思うよねえ。律儀っちゃ律儀な人なんだろう。でもなあ、四十も超えて、誰がどう見たって立派な“電波中年”なんだから、むちゃはいかんよ。本人も自分の体力を過信していたのかもしれんが、むちゃを容認する周囲も周囲だ。事務所にしてみれば、大事な商品なんだろう? それに、松村邦洋は、たいした藝もなく身体を張るだけのにぎやかし芸人とはちがう。余人を以て代え難い藝をちゃんと持っている。事務所はもっと商品を大事にせにゃ。「ここ2年は体重100キロ台をキープ」って書きかたがまた、狙ってますな、この記事。まあ、事実としてそうなんだったら、そりゃキープはキープだが、ふつうの人はそういうのを“キープ”などとは表現せんわい。おれなら、小柄な女性を背負って走ってるようなもんだ。

 多くのメディアが、「心肺停止したが、命に別状はない」などとシレっと書いてるけど、おいおい、AEDで蘇生させにゃならんかったなんてのは、どえらいことだぜ。関西人には、ちょっと面白くない人が多いことだろう。「ウチの大事な探偵になにをさせるか!」という気分だ。べつにおれは朝日放送の回し者じゃないけれども、松村邦洋はもはや『探偵!ナイトスクープ』になくてはならん貴重な人材である。つまらんことで殺してくれるな。たしかに『探偵!ナイトスクープ』だってむちゃはさせるが、アレはアホなむちゃであって、こういうむちゃはさせん。太田プロにだって、体重六、七十キロくらいの人はたくさんいると思うが、そういう人たち、あんた、仕事だからって走れるか? 本人がいくら走りたい、走れると言ったとしても、インテンシヴな競技者でもない体重百キロの人間が走って大丈夫だと思うか?

 「五輪メダリストの有森裕子さんらも育てた指導者の下で練習しており」って、あのなー、その指導者は百キロ超のマラソン選手を育てたことがあるとでも言うのか? たぶん、その指導者にとっても“想定外”だと思うがなあ。

 お祭り気分で芸能人やら局アナやらが参加する(させられる)のも、そりゃ当人たちも商売だろうから、一概に悪いとは言えないが、マラソンってのは危険なスポーツ(というか、スポーツというのはたいていは危険で、やりすぎると健康に悪い)だということを、主催者側ももうちょっと出場者たち(や、その周囲)に自覚させたほうがいいんじゃないかと思う。でないと、AEDのお世話になる人々がたびたび出てるんなら、そのうち人死にが出るぜ。

 都は、「万一死んでも文句は言いません」という誓約書でも取っておいてはどうだろう? 医者が手術の前に取る waver みたいなもんだ。そうすれば、都の訴訟リスク管理にもなり、参加者たちにも、遊び半分じゃいかんという自覚と覚悟を促すことができて一石二鳥ではないかと思うのだがどうか。



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コメント

 そもそもマラソンというのはチャレンジする
ものではなくて、日頃からトレーニングを積ん
だ人が普通に走るものです。当日がんばってど
うなるものではない、ということくらいは走っ
たことのある人間なら皆知っています。きちん
とやれば楽しいものをあえて苦行やら偉業に
して、さあここで感動、とか煽り立てるとい
うのはほんまにもうええかげんにしてほしい
なあ。少なくとも、日常的に楽しく一時間走
れないような人が、することじゃないですよ。
何時間も走り続ける野生動物がいないのは、
そんなことをしたら普通は死ぬからです。

投稿: 北野勇作 | 2009年3月24日 (火) 05時13分

ロス五輪の時の、アンデルセン選手(?)でしたっけ。フラフラで競技場に戻ってきた選手。
オリンピックに出れるレベルのトップアスリートですら、一つ間違うと危険な競技。
それはどのスポーツもそれは言える事。
「AEDがあったから助かった」としてる報道に非常に憤りを感じます。
「AEDが無かったら死んでいた」のが正しい報道でしょう。
AEDの設置を推奨するには格好の出来事だったかもしれませんが、人の命を持ってして宣伝する事でしょうかね~?
正直、某TV局の寄付金を募る番組内で、番組中に武道館まで走りきるってのも全く感動できません。
掲げる旗印は違えど、今も世界のどこかで何かの撲滅の為に、何かの寄付を募る為に、何のバックアップも無く走ってる人がいます。
その人達をクローズアップした方がよほど理に適っていると私は思いますね。

投稿: ちいこ | 2009年3月24日 (火) 13時27分

>(というか、スポーツというのはたいていは危険で、やりすぎると健康に悪い)
「スポーツは健康に悪い! スポーツマンを見よ、たいてい病気持ちじゃないか」
と私の前で断言したのは高千穂遥です。
「自分がやっているのはスポーツじゃない。運動だ。だから健康に良い」
と彼は続けて主張しましたが、彼の最近の体脂肪一桁パーセントと言う激痩せ振りを見ると、彼のやっている自転車はもはや素人の運動を超えて、スポーツの域に入っているように思えてなりません。

投稿: ROCKY 江藤 | 2009年3月24日 (火) 18時33分

>北野勇作さん
>何時間も走り続ける野生動物がいないのは、
>そんなことをしたら普通は死ぬからです。

 というのを読んで、ふと思いついたのですが、サメとかマグロみたいに、“走り続けていないと窒息して死んでしまう”陸上哺乳類がおったらおもろいでしょうね。いや、そんな動物に生まれたくはないけど。


>ちいこさん
>「AEDが無かったら死んでいた」のが正しい報道でしょう

 いやまったくそのとおりです。あのAED隊だって、報道によると、国士舘大学のボランティアだそうじゃないですか。こういうのを催すんなら、都が準備万端整えて危機管理をすべきじゃないでしょうか。


>ROCKY 江藤さん

 私も運動はするように心がけてますが、スポーツはできるだけしないようにしてます。各二十キロくらいのダンベルを両腕で振りまわすのは、あくまで運動であって、スポーツではないですよね?

 それにしても、「体脂肪一桁パーセント」ってのは、高千穂さんの年齢を考えるとすごいですねえ。ヒガシだって10パーセントくらいでしょう。それがスポーツでなくて、なんでありましょうか? 「体脂肪一桁パーセント」ってのは、危機管理的によくありません。津波とか洪水とかに襲われた場合、のべつまくなしに泳いでいないと沈んでしまいます。浮かんで休めるくらいに留めておくべきではなかろうかと、個人的には思いますです、ハイ。

投稿: 冬樹蛉 | 2009年3月26日 (木) 01時32分

>走り続けていないと
 止まったら死ぬジジイ、ならいましたね。ま、
あの人は、実際はものすごくきちんとトレーニ
ングをして走る人ですが。

投稿: 北野勇作 | 2009年3月26日 (木) 06時24分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000034-sanspo-ent
無事退院されたとのことで一安心、だけどこれからは決してムチャをなさいませんように

投稿: 村上 | 2009年4月 3日 (金) 09時16分

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