放火回覧板
帰宅するとドアノブに回覧板が掛かっていた。何気なく手に取ると、防火を呼びかけているらしいそれには、不可解きわまりない標語が大書されていた──「火を付けた 今からあなたが 責任者」
火を「付け」るという妙な文字遣いはともかく、責任者というより、それは犯罪者ではないのか……と思ったのだが、どうやらそういう意味ではないらしい。ガス器具などに点火したら、その火の責任者はあなただということが言いたいらしい。伝えたい意は至極もっともであって、こういうことを考えるのが苦手な人が四苦八苦して仕事で捻り出さされたのだろう。お疲れさまと言いたい。でも、やっぱり、ぱっと見、ギョっとするぞ、これは。そのぱっと見の驚きを計算しているのだとしたら、結果として、標語の目的はたしかに達成されているけれどもなあ。
「点けた火を 消すまであなた 責任者」くらいにしたほうがいいんじゃないかなあ。「点けた火を 消さぬあなたは 犯罪者」なんてのもどうだ? 「わかるのよ 折れた煙草の吸殻で」 これはパクりか。
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コメント
「点けてない 偽る貴方は 犯罪者」こんなのもいいかも♪
投稿: ちいこ | 2009年3月20日 (金) 11時03分
コンドーム利用推奨キャンペーンみたいのがあったらこんなのもいいかも。
「コンドーム 着ける貴方は ジェントルマン」とかもっとキツめに行くなら
「俺の子か? 着けぬヤツほど 悪足掻き」みたいなの。どすか?
投稿: ちいこ | 2009年3月21日 (土) 00時21分
>ちいこさん
>コンドーム利用推奨キャンペーン
それはやっぱり「飛び出し注意!」みたいな端的なやつのほうがインパクトがあると思います(^_^;)。
投稿: 冬樹蛉 | 2009年3月24日 (火) 00時29分
ぶぶぶ~~~ヽ(*≧ε≦*)φ それすっごくいい(≧∇≦)b ですね♪
投稿: ちいこ | 2009年3月24日 (火) 09時45分