もっとほかにどよめくことはないのか
▼麻生首相「みぞう」 どよめく委員会 (asahi.com)
http://www.asahi.com/politics/update/0120/TKY200901200167.html
「われわれは今……、未曽有(みぞう)のいわゆる危機といわれる」。麻生首相が20日の参院予算委員会で、かつて「みぞうゆう」と読み間違えた漢字を正しく発音した。委員会室では歓声があがり、どよめく一幕があった。
石井一氏(民主)の定額給付金に関する質問への答弁で飛び出した。首相は一瞬、間をおいて発言したが、盟友の鳩山総務相も笑顔をみせた。
首相は昨年11月、母校の学習院大で開かれた日中青少年友好交流年の閉幕式で、中国・四川大地震について、「みぞうゆうの自然災害というものを乗り越えて……」とあいさつ。それ以来、公開の場で「未曽有」の表現は控えていた。
こ、こんなことでどよめいている国会っていったい……。もっと重要なことでどよめいてほしいもんだ。いやまあ、一種のお笑い番組だと思えば、気持ちはわからんでもないけどな。「首相は一瞬、間をおいて発言したが」ってのは、きっとウケを狙ってタメたんだな。ちゃんとウケたらしいので、麻生首相も「♪なんだか今日イケそうな気がする~~~」と思ったことであろう。
まあ、新聞を読まないと豪語しているわが首相にも、多少はマスコミや国民の声は聞こえているらしい。それに、多少の学習能力はあるということは判明した。めでたいことだ。
なにはともあれ、国を動かしているいい大人たちが、こういうことでどよめいている国ってのは、まあ、ある意味、とても平和なのでありましょう。少なくとも、明日、永田町や霞ヶ関にクラスター爆弾やら白燐弾やらが飛んでくることはないだろうし。でも、あさってはわからんけどな。
さあ、次は“頻繁”だ。
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