ご家庭ですぐはじめられる景気浮揚策
とりあえず、「ヘソクリ」という言葉をやめて、代わりに「埋蔵金」と呼ぶことにしよう。
日本全国の家庭でこれを励行すれば、みんななんとなく気が大きくなって、金を使いたくなる。そりゃそうだ。アクセサリーとして居間に飾ってある百科事典のあいだに埋蔵金が挟んであったり、観葉植物の鉢からビニール袋に入った埋蔵金が発掘されたり、じつは二重底にしてある冷蔵庫の野菜入れから青臭い埋蔵金が出てきたり、ミニタワーパソコンの側面蓋の内側に埋蔵金が貼り付けてあったりするのだ。気が大きくならいでか。なんかこう……ゴージャスである。
さあ、みなさん、あなたの家の埋蔵金を探そう!
ほんとに見つかってしまっていろいろごたごたしても、当局は一切関知しないからそのつもりで。
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コメント
「うちの大蔵省(財務省はあまり聞かない)が…… 」みたいな言い方もやめて、「うちのお代官様が…… 」と言い換えれば「埋蔵金」に「お代官」ですから、悪銭身に付かずで散財しないといけないような心理に陥るはず。企業も賞与とかボーナスなどとは言わず「山吹色のお菓子」を支給すべきです。
投稿: 林 譲治 | 2008年12月 5日 (金) 10時10分