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2008年8月19日 (火)

♪ハンガーと阿呆の絡み合い~

 クリーニング屋が洗った衣類のおまけに付けてくれる、あの細い針金のハンガーがだんだん溜まってきて、気がつくと物干し竿にずらりと並んでいる。

 あのハンガー、物干し竿に掛けにゆくのも面倒だから、ついついそこいらへんに重ねて置いておいたりする。ああ、こんなところに放っておいてはいかんなあ、洗濯には重宝するのだから、ちゃんと洗濯機のそばの物干し竿にまとめて掛けておかねばいかん……と思い立って十本くらいまとめてむんずと掴んだときにヘンなふうに絡み合うと、これがまたじつにイライラさせられる。なかなかほどけないのだ。ハンガーなんて簡単な形をしているのだから、絡み合うといったってたかが知れているだろうという思い込みが、ますます苛立ちを募らせる。

 簡単な形をしていることはしているのだが、よ~く見るとこいつら、チープなハンガーだからこそ、ひとつひとつ、少ぉ~しずつ形や大きさやねじれかたがちがっているのだ。そこを油断してまとめて掴んだりすると、たちまち絡まりはじめる。ぴったりと形やサイズが合っていれば、重ねたってこんなふうにはなるまい。ハンガーのほんのわずかな“個性”が、カオスを生み出すのだろう。北京で一匹の蝶が羽ばたくと、日本でハンガーが絡まる。イライラしながらいじくりまわしていると、気がつけばハンガーたちは、あたかも「塊魂」のようなありさまになっている。

 きぃいいい~っ、ああもぅ、イライラする!! 奥さん、経験ありませんか?



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コメント

 都市部のカラスは周辺環境で入手できる材料で巣をつくるようで、マンションの多い住宅街で針金ハンガーだけで作られたカラスの巣を見かけたことがあります。あのカオスな構造が巣には手頃なのかも。

投稿: 林 譲治 | 2008年8月19日 (火) 07時04分

ハンガーだけで「作った」んじゃなくて、実はすでにそういう状態になっているものを持ってきて木の上に乗せただけかもしれませんね(笑)。

投稿: ふみお | 2008年8月19日 (火) 14時39分

北京のアレは、日本からもってきたハンガーと銅線がこんがらがって出来たんじゃないかって(←コラ!)

投稿: いぎたなし | 2008年8月19日 (火) 21時07分

|実はすでにそういう状態になっているものを持ってきて木の上に乗せただけ

 都市部のカラスは賢いですからね。きっと巣だけせっせとつくるカラスは別にいて、長年の都会生活でそいつの上前をはねる方が効率がよいことを学んだカラスが誕生したのでしょう。

投稿: 林 譲治 | 2008年8月20日 (水) 06時58分

>上前をはねる方が効率がよい

北京の……

あ、いえ、なんでもございませんcoldsweats01

投稿: ふみお | 2008年8月20日 (水) 10時57分

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