くいだおれ、ついに倒れる
▼「くいだおれ」閉店、消える「ナニワの顔」 惜しむ声 (asahi.com)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200804080095.html
戦後の大阪・道頓堀と歩みをともにしてきた「ナニワの顔」が消える。7月に閉店することが明らかになった飲食店「くいだおれ」。若者の街に変わりゆく道頓堀で創業者の教えを守り、大阪の味やユーモアにこだわり続けてきた。時代の波に押されて姿を消すことに、道頓堀の活性化をめざす地元や観光客らに惜しむ声が広がった。
▼くいだおれ:名物人形「太郎」売却も 7月に閉店 (毎日.jp)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080410k0000m040086000c.html
▼「名前と太郎を引き継いで…」売却検討 くいだおれ会見 (asahi.com)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200804090100.html
そうか、関西人として寂しいなあ。思えば、おれはくいだおれ人形の前まで行って写真を撮ったことやら、あちこちぺたぺたといじくりまわしたことはあっても、あの店で飯を食ったことは一度もなかったなあ。こんなやつがたくさんいるから、このような事態に至ったのだろう。まことに申しわけない。
チャールトン・ヘストンの訃報を聞いたばかりのときに、くいだおれ閉店のニュースが入ってくるとは……。なんか、おれの頭の中では、この奇妙なシンクロ加減が無性にもの悲しい。え? チャールトン・へストンとくいだおれになんの関係があるのかって? それは、おれが1997年10月24日に書いた日記をご参照いただきたい。
せめて人形だけは、どこかが生き延びさせてほしいものだなあ。
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