君にも取れるウルトラの資格
▼Qからメビウスまで…ウルトラ検定開催 (asahi.com)
http://www.asahi.com/culture/nikkan/NIK200804250010.html
世代を超えて愛され、コアなファンも多いウルトラシリーズの知識を問う「ウルトラ検定」が誕生から43年目で初めて実施される。66年の「ウルトラQ」から06年の「ウルトラマンメビウス」まで全16作のテレビシリーズと30作を超える映画、登場した35体のヒーローに関して出題され、7月27日に東京、大阪、名古屋で同時開催する。
試験問題は、テレビを見たことがあれば分かる基礎知識から、関連商品や撮影秘話、制作の円谷プロまで及ぶ多彩な範囲から出題される。第1回は3級と2級が実施され、1級は2級の合格者を対象に次回から行われる予定。3級問題の7割は「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」から出題。2級は7割がテレビシリーズ、残りは関連分野が出題範囲と定められている。
解答はマークシート方式で出題数や合格基準などの詳細は未定。検定に対応した公式テキストが5月15日にダイヤモンド社から発売され、この中から一部が本番の問題として出題されるため、受験勉強も可能だ。
受験者、合格者には特典のオリジナルグッズが贈られる。参加者にはピンバッジ、3級合格者にはポストカード5枚組、2級には脚本の復刻版、1級にはソフトビニール特製バルタン星人(ブロンズカラー版)が用意され、魅力も倍増。ウルトラ博士の称号をかけて多数の応募が見込まれる。
◆応募要項 願書受け付け期間は28日~7月10日(郵送の場合は当日消印有効)。試験時間は3級、2級とも70分。受験料は3級4800円、2級5800円。併願も可。申し込み方法はインターネット(公式サイト=http://ultra-kentei.jp/)、もしくは郵送(ウルトラ検定本部事務局〒164・0003、東京都中野区東中野3の17の11)、ファクス03・3367・0982で。問い合わせは公式サイトか(電話)03・3360・4068まで。
昨今“検定”ブームだから、そのうちこういうのも出てくるだろうとは思っていたが、なんだかスペックを見てるとやたら本格的。最初は1級がないなんてのも、まるで真面目な検定試験みたいだ(いやまあ、真面目は真面目なんだろうけど)。すごいな、2級の受験料なんて、情報処理技術者試験より高いのだ。
うーむ、こんだけ金払って受験する気にはとてもならないが、あろうことかダイヤモンド社から出る公式テキストってのはけっこう魅力的かも。受験する気がなくても、これはちょっと見てみたい。ことによると、値段次第では買ってしまうかもしれない。1級合格者に与えられるソフトビニール特製バルタン星人(ブロンズカラー版)ってのも、ぜひ実物を見てみたいな。
『3級問題の7割は「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」から出題』されるということは、こりゃほとんどおれたちの世代を狙っているとしか思えない。試験会場に行ってみたら、四十代、五十代のおっさんばっかりだったりしてな……な、なんか不気味(自分のことは棚に上げる)。
1級合格者ともなると、やっぱり全国に名前が発表されるのだろうな。新聞にも載るのだろうか。第一回の1級合格者がネットで発表されたのを見に行ってみると、小林泰三、田中啓文、北野勇作、牧野修……とかが並んでいたりして。絶対、「プロによる犯行」とか「先生何やってんすか」とかいうタグが付くよな。ど、どこに?
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コメント
そういう人たちは解答側ではなくて出題側に含まれているのでは。特に京都在住のあの人などは。
「このひねくれた問題の答えはわかりませんが、出題者の見当ならつきます」とか。
投稿: 林 譲治 | 2008年4月30日 (水) 07時42分
>林譲治さん
な、なるほど、それは盲点でした。たしかに、京都在住のあの人になどは、あからさまなオマージュ作品を書いているだけに、出題者側からすでにお声がかかっている可能性すらあります。「ヘアッ」
投稿: 冬樹蛉 | 2008年5月 5日 (月) 03時22分