羽野晶紀と泰葉の復帰
最近、羽野晶紀と泰葉が猛然とテレビに出はじめていて、なにやらおれには一九八〇年代にタイムスリップしたように感じられ、不思議な感慨を覚えている。日曜日も、ふたりともテレビで観た。いや、おれはどちらも好きなんだよ。『現代用語の基礎体力』とかも楽しみにしてたし、泰葉がシュガー(おれはシュガーも好きなんだ)とやってた歌謡番組(もう、タイトル忘れたなあ)なんかも毎週欠かさず観てた。大学生のころだっけなあ。
だいたい、こういう才能ある人たちが家に閉じこもっているなんて、もったいないじゃないですか。片や狂言、片や落語と、伝統芸能の家庭にいったんは嫁いだ彼女らが、奇しくもほぼ時期を同じくして再び自分のキャリアを歩みはじめたのは、なかなか面白い偶然だと思う。
結局、伝統芸能というのは女性の我慢の上に成り立っているのかなどと陰口を叩かれないよう、独身の狂言師や落語家にもばりばり活躍してもらいたいものだ、なあ、春風亭昇太。
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コメント
おお!「ウエディング・ベル」が十八番です。
投稿: 湖蝶 | 2008年3月18日 (火) 09時28分
>湖蝶さん
大学のころ、キリスト教学を習っていた神学部の先生と廊下で雑談していたら、「あれは名曲ですよ」と真顔でおっしゃったのでびっくりしました。いや、「ウェディング・ベル」がです(笑)。
笠松美樹は、その後も作曲やら舞台音楽やら、音楽活動を地道に続けているようですね。役者として舞台に立つこともあるとか。ちなみに、私はクミ派でした。同じくシュガーファンの田中哲弥さんはモーリ派だそうです。合掌。
投稿: 冬樹蛉 | 2008年3月19日 (水) 02時20分