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2008年2月17日 (日)

二丁目の交差点から十七件目で時々走って二分と十五秒

 おなじみ、《ヘンな検索語》シリーズ。これはなあ……。

「天文学者になればよかった 喫茶」

 うろ憶えだったんで検索して確認しようとしたんでしょうなあ。だけど、あなたの欲しい情報は、たぶんそれでは見つからない。“その喫茶店”が出てくるのは、「天文学者になればよかった」じゃなくて、「パンプキン・パイとシナモン・ティー」だってば。まあ、あみんも活動再開したことだから、歴史を紐解きたいという若い方も少なくないであろうが、その検索語は惜しい。

 それにしても、「パンプキン・パイとシナモン・ティー」という表記自体が、そこはかとなく昭和を感じさせますなあ。たぶん、いまならこれくらいの長さのカタカナ語だったら、「・」(ナカグロ)は入れないほうが一般的だろうな。「パンプキンパイとシナモンティー」になってるはずだ。ここ二、三十年ばかりのあいだに、それだけ長いカタカナ語が日常的になり、日本人の目が長いカタカナ語に慣れたということなんだろう。むしろ「・」が多いほうが読みにくいくらいの感覚になってしまっている。たとえば、『戦闘妖精・雪風』『戦闘妖精・雪風〈改〉』とを読み比べてみたりしたことがある人は、そういうことに気づいてらっしゃるだろう。表記は世につれ、世は表記につれ。



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