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2008年2月10日 (日)

なるほど、そう来たか『栞と紙魚子の怪奇事件簿』

 『栞と紙魚子の怪奇事件簿』(日本テレビ系&第2日本テレビによるウェブ配信)、第6話はゼノ夫人登場。いやあ、ゼノ夫人に広田レオナとは、こりゃまたマニアックなキャスティングだねえ。いいねいいね、この番組のキャスティング、いいね。おれは広田レオナの奇妙な味が嫌いではない。ちゅーか、かなり好きだ。余人を以て代えがたい(というのはこういうときに使うのだ、政治家さんたち)キャラですわな。おれは『時効警察』で観たのが最後だったから、二年ぶりくらいかな。

 なんか、この番組、最初はあんまり期待してなかったけど、原作とはまたちがう独特の味が出てきて、最近じゃ毎週土曜深夜の楽しみである(ここいらへんじゃテレビでやってないからウェブで観てるんだが、放送終了後たちまちウェブで配信する迅速な運営はたいへんよろしい)。南沢奈央のはっちゃけ栞のセメもいいし、前田敦子AKB48)のおどおど紙魚子のウケも可愛い。なんかねえ、この前田敦子の紙魚子みたいなコって、いたよねえ、いつも休み時間に教室の隅で本読んでたりして、おれなんかは妙に惹かれたもんである。なにもかもみな懐かしい。前田敦子の紙魚子は、眼鏡ピン留めとダサいもこもこしたスクールコートが妙に可愛いんだよねえ。おれみたいな連中の萌えツボを心得てますな。

 それにしても、井上順の段一知先生、高橋惠子の段夫人、広田レオナのゼノ夫人ときたか~。となると、キトラさんはまだかー、クトルーちゃんはまだかー、ムルムルはまだかー! オレ的には、キトラさんは箕輪はるか(ハリセンボン)に演ってほしいんだけどね。あの人、なかなか美人だよね、不気味だけど。箕輪がダメなら、鳥居みゆきが適任かな、キャラ的には。ちょっと美人すぎるのが珠に瑕だけど、「ヒット・エンド・ラン!」とか叫びながらナイフを振りまわすところを想像すると、なかなかイケると思う。クトルーちゃんは、そもそもあのキャラを演じきれる子役を思いつかない。というか、あのキャラは、放送するにはいろんな意味でヤバそうだよなあ。クトルーちゃん的にはふつうにふるまっているのだろうが、客観的には、どう見ても精神に異常を来たしている人だからなあ。ムルムルは、出たとしてもCGだろうね。




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