この、テラ豚野郎!
▼超大盛り「テラ豚丼」映像、吉野家に苦情…悪ふざけ店員処分へ (SANSPO.COM)
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200712/sha2007120501.html
インターネット動画投稿サイト「ニコニコ動画」に、牛丼チェーン最大手「吉野家」(東京)店内で店員風の男性が超大盛りの豚丼を作っている映像が公開されていたことが4日、分かった。同社は西日本地域の直営店で複数のアルバイト店員が行った“犯行”と特定し事情聴取。「厳正な処分をする」という。
問題となったのは「【吉野家で】メガ牛丼に対抗して、テラ豚丼をやってみた【フリーダム】」と題した約3分の動画。メガ(100万倍)を超えるテラ(1兆倍)を持ち出し「テラ豚丼」と命名したようで、11月30日に公開されていた。
店員の制服を着た男性が店で使う丼に盛ったご飯の上に、豚肉を7回にわたり乗せて10センチほど積み上げ、一部がこぼれ落ちる様子などが映されている。
なんかえらい騒ぎになっているけど、もう少し衛生的な作りかたをしてくれるのであれば、正直おれは、食ってみたいと思ったよ。でも、アレは「テラ」なんてもんじゃないよな、「ペタ」だ「ペタ」。
あと、まあ、SFファンくらいしかこんな妄想は抱かないと思うんだが、「店員処分」という見出しを目にしたとき、おれの脳裏にはっきりと映像が浮かび上がった。店員が“処分”されて、変わりはてた「エクサ人丼」になっている光景である。なんかこう、「処分」という言葉の字面には、そういうおどろおどろしい妄想を誘発するものがありますな。
それにしても、やっていい冗談と悪い冗談があるわなあ。こいつら、動画投稿サイトは使えるくせに、ニュースとかは観たり読んだりしないのかな。
| 固定リンク
コメント
子供の頃、のりたまのCMを見て、いつか俺もあんなふうに茶碗からこぼれるほどぶっかけて食べてやると心に誓った人は私だけじゃないですよね? うちの母は化学調味料を嫌っていたので、ああいうものは食べさせてくれませんでした。
大きくなって宿願を実行し、「……まあこんなもんか」と、ため息混じりに納得したりするわけですが。
松浦さんが言ってたようにジャンクフードの特性は「過剰」の二字です。その余分は、自分へのご褒美として、あるいは心のスキマを埋めるものとして口に運ばれる。
テラ豚丼を作った人は、カメラの前で完食してみせるべきでした。そうすれば反応もずいぶん変わったことでしょう。
「そんなお前が大好きだぜw」と。
投稿: 野尻抱介 | 2007年12月 6日 (木) 07時56分
私の周囲に「これを商品化してくれ、食べたい」という人間が、昨日からすでに五、六人は現われてます(笑)。全国の「食べたい」人口を総合すると、商品として成り立つんじゃないでしょうか。
バケツプリンだって商品化してますもんね。
投稿: ふみお | 2007年12月 6日 (木) 21時54分
>野尻抱介さん
>テラ豚丼を作った人は、カメラの前で完食してみせるべきでした
同感! でもまあ、それでも「金は払ったのか」とか、いろいろ問題になりそうですが……。
>ふみおさん
ふみおさんの言う「私の周囲」というのは、相当特異な人種であろうことは、私には容易に推察できます。そういうニッチな層が、商品化してペイするほどいるかどうかが問題ですねえ。バケツプリンの場合は受注生産ですから、リスクは少ないでしょう。
投稿: 冬樹蛉 | 2007年12月 9日 (日) 01時03分