« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »

2007年11月の16件の記事

2007年11月27日 (火)

透明ボール

 強盗のニュースを観ていて、ふと“透明ボール”というやつを考えた。もちろん、“カラーボール”の逆(?)の機能を持っているのである。強盗に投げつけると、そいつはたちまち透明になってしまう。それでは逃走を幇助しているのではないか? いやいや、そうでもないぞ。なにしろ、そいつは一生透明なのである。せっかく金を盗んでも、それではあんまり生きている意味がない。“透明ボール”に封入されている薬剤は、その解毒剤(?)である“不透明化薬”と必ず対で生成され、その対関係を解明するには、巨大な数列をふたつの素数の積に因数分解しなければならない。透明ボールを投げつけられた犯人は、きわめて実用的な量子コンピュータでも発明しないかぎり、早晩、自首してくるという寸法である。なんか、ドラえもんチックなアイディアではあるな。



| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年11月26日 (月)

『歌さがし ~リクエストカバーアルバム~』(夏川りみ/ビクターエンタテインメント/初回限定盤)

 夏川りみというのは不思議な歌手で、「この人の声であの歌を聴きたい」と思わせる。このアルバムときたら、その願望を十二分に満たしてくれる永久保存愛聴盤だ。そりゃもう、ラインナップがすごいぞ。「時代」(作詞・作曲:中島みゆき)、「花咲く旅路」(作詞・作曲:桑田佳祐)、「秋桜」(作詞・作曲:さだまさし)、「さくら(独唱)」(作詞:森山直太朗、御徒町凧/作曲:森山直太朗)、「忘れてはいけないもの」(作詞・作曲:小渕健太郎)、「こころ」(作詞:キム・ドンミョン/訳詞:キム・ソウン/作曲:沢知恵)、「なごり雪」(作詞・作曲:伊勢正三)、「キセキノハナ」(作詞:Lyrico/作曲:Senoo)、「蘇州夜曲」(作詞:西條八十/作曲:服部良一)、「少年時代」(作詞:井上陽水/作曲:井上陽水・平井夏美)、「‘S Wonderful」(作詞:IRA GERSHWIN/作曲:GEORGE GERSHWIN)、「見上げてごらん夜の星を」(作詞:永六輔/作曲:いずみたく)、「小さな恋のうた」(作詞:上江洌清作/作曲:MONGOL800)、「デンサー節」(八重山民謡)、「花 ~Live at 浜離宮朝日ホール~」(作詞・作曲:喜納昌吉/※初回盤ボーナストラック)ときたもんだ。日本の“歌謡曲”(“J-POP”ではない)の至宝が、夏川りみの声で聴ける。ただただすばらしい。

 個人的には「時代」「秋桜」「なごり雪」「蘇州夜曲」が最高ですなー。「時代」なんかは涙なしには聴けまへん。これぞ“歌謡曲”、それこそ時代を超えて、誰もが口ずさめるスタンダード曲を、最高の歌唱で聴かせる。

 このアルバム、CD版と iTunes Store の配信版(iTunes Store URL)とでは、一曲だけ異なっていて、CD版のボーナストラック「花」のライブは、iTunes Store 版では「涙そうそう」のライブになっている。CDを買って、「涙そうそう」ライブ版だけ iTunes Store で買うのがお薦め。

 ありきたりな感想だろうとは思うが、この人の声ってのは、ホント、日本の“歌謡曲”の至宝だね。艶があり、逞しく、可愛らしい。「涙そうそう」が当たりすぎたせいか、沖縄の歌手のイメージがつきまといすぎだが、このアルバムは、夏川りみの“沖縄歌手”的イメージをいい意味で打ち砕く幅の広い味を存分に聴かせてくれる。いやもうね、嬉しくて、最近こればっかり聴いてるのよ。これ聴いちゃうと、あれもこれもどれもそれも、夏川りみの声で聴きたいと思えてくる。Time After Time を夏川りみの声で聴きたい。Yesterday Once More を夏川りみの声で聴きたい。「上を向いて歩こう」を夏川りみの声で聴きたい。「襟裳岬」を夏川りみの声で聴きたい。「川の流れのように」を夏川りみの声で聴きたい。♪とーれとれ、ぴーちぴち、蟹料理~を夏川りみの声で聴きたい。もう、なんでもいいから夏川りみの声で聴きたい! 今後も、しょこたんみたいに、どんどんカバーアルバムを出してほしいね。アニソンはしょこたん、“歌謡曲”は夏川りみである。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月22日 (木)

幻の味、ウミサソリ

Scientist finds fossilized claw of man-sized sea scorpion (CNN.com)
http://www.cnn.com/2007/TECH/science/11/20/biggest.bug.ap/index.html

体長2.5メートル、ヒトより大きいウミサソリの化石発見 (CNN.co.jp)
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200711210023.html

ロンドン──体長2.5メートルとヒトよりも大きな「ウミサソリ」の化石の一部が、ドイツ西部で見つかった。英国の研究者が20日、英科学誌に発表した。

 いやあ、こういうのはなんか嬉しいね。巨大昆虫幻想の持ち主としては、ロマンをかき立てられますなあ。ウミサソリは昆虫じゃないけど、ま、節足動物だから広義の“ムシ”ってことで。分類学的にはカブトガニに近いらしい。

 カブトガニといえば、むかし藤森の京都市青少年科学センターで飼ってたのを何度も見たなあ。はっきり言ってアレは、裏返すとうまそうであった。ウチワエビを思い起こさせるところが、いかにもうまそうである。たぶん、似たような味がするんじゃないかなあ。実際、タイなんかでは露店で焼いて食わせているそうだ。日本だと天然記念物なんだが……。でも、正直うまそうだよな。してみると、ウミサソリもかなりうまかったのかもしれん。2・5メートルのウミサソリ……いやあ、こいつは“食いで”がありそうだ。絶滅しちゃったのは、もったいないなあ。

 ジュラシック・パーク方式で甦らせて、なんとか食用にできんものか。現代の生態系を乱すというのなら、厳格に隔離して養殖すればよい。もっとも、こいつはどう見ても蚊に刺される機会なんてなかったろうから、甦らせるのは難しいだろうけどなあ。



| | コメント (9) | トラックバック (0)

2007年11月21日 (水)

世間はそこまでバカではない

グーグル利用者の10人に一人は友達0人――Eストアー調べ (RBB TODAY)
http://www.rbbtoday.com/news/20071120/46610.html

 ECサイトやウェブショップの支援ビジネスを行うEストアーは、20日、検索サービスの利用者について独自調査を行った結果を発表した。
 調査は、検索エンジンの利用者を「グーグル」「ヤフー」「その他」と分類し、それぞれに仲の良い友達の数を聞いたものだ。調査対象は全国の12歳以上の男女412名。検索エンジンの利用状況は、グーグルを利用する人が34.7%(n=143人)、ヤフーを利用する人が60.4%(n=249人)、その他が4.9%だった。調査はインターネット調査となっている。回答の男女比はほぼ半分だが、女性のほうが若干多い回答とのことだ。
 それぞれの友達の平均はグーグル利用者2.6人に対してヤフー利用者は3.4人と大きな差はなかったが、友達がいないという人の割合は、グーグル利用者9.8%に対して、ヤフー利用者では4.4%とおよそ半分の数字となった。
 もちろん、この結果をもって、グーグル利用者に友達が少ないと即断はできない。「仲の良い」という定義の範囲の解釈の違いを示しているだけかもしれないわけだが、どちらにしろ興味深い結果といえる。

(中尾真二@RBB 2007年11月20日 17:03)

 こりゃまたなんとも、珍妙な調査をしたもんだ。そりゃ、Google の利用者のほうが、技術的なリテラシーの高い人の割合が圧倒的に高いだろうから、中には人付き合いなんぞになんの興味もない極端な人も少なくないだろう。ゆえに友だち(というのがなにを指すのかもよくわからんが)が少なくても不思議な話ではない。単に母集団の属性で決まる確率の問題にすぎない。この伝でゆけば、au の利用者よりウィルコムの利用者のほうが、たぶん友だちが少ないはずである。PHP新書の読者よりハヤカワ文庫の読者のほうが、たぶん友だちが少ないはずである。少なくて悪かったな。

 おおかた「Google を使っているやつは暗い」といったイメージを人々に植えつけると得をする連中がどこかにいて、そいつらの仕業でしょうな。Yahoo! のシェアが高いなんてのは日本特有の現象なんだから、逆に「Google を使っている人のほうがインターナショナルな活動をしている」とか「Yahoo! JAPAN を使っている人には英語のできない人が多い」とかいったイメージを助長する調査だって、そのような結果を出すことを目的とする母集団を適当に取れば、いくらでもできるわけである。そのうち、どこかがそういう調査をして反撃するかもな。

 つまり、こんなのは、なにも調査していないに等しい。この記事を書いた人自身はニュートラルなスタンスで書いているが、調査自体があまりに恣意的、要するに“為にする”調査である。アホらし。“みんなの意見”をナメるのもたいがいにしろ。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月20日 (火)

ドリルが買いたいのではなく、穴が欲しいのだ

Renkonage 酒リーマンさんという方も絶賛してらっしゃるが、たしかにこれはいいんだよ! 芋焼酎に非常によく合う。

 いや、中身もうまいんだが、商品名がいいよねえ。この商品、あくまで「焼酎うま!!」というのがメインの名称であって、「れんこん揚げ」だの「カラシれんこん風味」だのというのは、付随的な説明にすぎないのである。要するに、これをつまみに飲めば、とにかく焼酎がうまいということがいちばん言いたいのだ。焼酎さえうまければ、中身はなんであってもかまわないと言わんばかりの、ソリューション指向のネーミングがすばらしい。セオドア・レヴィットがもう少し長生きしていたら、きっと絶賛したであろう。レヴィットが焼酎飲んだかどうかは知らんが……。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月19日 (月)

不確定屁ぇ原理

 風邪を引いているせいか、屁ばっかり出る。おそらく、鼻水をしょっちゅうすするので空気を多く飲み込んでしまい、それが屁になって出てくるのだと思われる。そのせいか、ぷーすかぷーすか出るのに、全然臭くない。が、風邪を引いているもんだから、それがほんとに臭くないのかどうか、確信が持てない。風邪が治ってからゆっくり嗅いで確かめようと思うのだが、風邪が治ってしまったら、空気を飲み込んだせいで出る屁は出なくなるはずだ。つまり、風邪を引いているときに出る屁が臭いかどうかは、おれ自身には原理的にわからないということになる。Q.E.D.



| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年11月16日 (金)

私の服はワインでできているの

 今日(もう昨日か)はボジョレー・ヌーボーの解禁日だったらしいのだが、なんか近年はあんまり騒がなくなったね。地味なもんだ。ひところなど、なにごとかと思うほど、街を歩けばボジョレーボジョレー言っておったのだが……。だいたいあんなもん、先を争って奪い合うようにして飲むほどのもんか? 最近、ようやくまともになったのだろう。日本人も、いい加減、あの無意味なお祭りには飽きちゃったのかね。

 いや、帰りに通りがかった大阪ビジネスパークのTWIN21で、とんでもないものを見たのである。スーパーの試食コーナーのようなものがあのアトリウムの階段の踊り場にしつらえてあり、そこには人間が二人いて、あと、なにやら奇妙なものが蠢いて呼び声を上げている。通りすがりにそれを横目で見たおれは、絵に描いたような“二度見”をしてしまった。そこに蠢く奇妙なものは、“ボジョレー・ヌーボーの着ぐるみ”を着た男だったのである。

 “ボジョレー・ヌーボーの着ぐるみ”ってなんだそれはとお思いになるのも無理はないが、やはりそうとしか言いようがない。手作り感溢れる“ボジョレー・ヌーボーの着ぐるみ”である。そうだなあ、ちょうどニコレットのタバコ男(?)を貧相にしたようなボトル状の着ぐるみだった。いや、おれもSFファンだから、いままでいろんな着ぐるみを見たけれども、“ボジョレー・ヌーボーの着ぐるみ”はさすがに初めて見た。ブログ的にはぜひ写真を撮りたかったところだが、なにやら悲愴感が漂っていたもんだからついつい惻隠の情とでもいったものが湧いてきて、ケータイを取り出すことができなかった。ああ、キミよ、その“ボジョレー・ヌーボーの着ぐるみ”を着て、一時間にいくらもらえるんだ?

 でも、それじゃあ、売れないよなあ。もっとシステマティックに仕掛けないと。毎年恵方に向かってボジョレー・ヌーボーを黙って一本ラッパ飲みすると無病息災とかなんとか、そういうのを流行らせてはどうか。



| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年11月15日 (木)

「凶兆」って名前変えたほうがいいんじゃないの?

偽装「取締役が指示」 パート女性らが会見 船場吉兆 (asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/1114/TKY200711140322.html

 船場吉兆(大阪市中央区)が菓子や総菜の賞味・消費期限を偽装していた問題で、同社が福岡市の百貨店、岩田屋に出店していた「吉兆天神フードパーク」のパート女性らが14日、同市内で記者会見し、期限が迫った商品について、船場吉兆の湯木尚治取締役から「日持ちするから延ばしていい」などと偽装を指示されたと証言した。船場吉兆は「偽装はパートの独断」として本社の関与を否定してきたが、パートらは「社員も期限シールの張り替えをしていた」とも証言した。

 「この期に及んで」という言葉があるが、まさに吉兆のためにあるような言葉だね。いままでいろいろ偽装があったが、吉兆はその中でも最低の部類に入る会社だろう。まあ、おれなんぞにはふだんなんの関係もない会社だけれども、しょっちゅう利用している裕福な方々は考え直したほうがいい。こんなところで食事していると、あなた自身の評判にも傷がつこうというものだ。とっとと縁を切ったほうがよかろう。立場の弱いパートに罪を押しつけようとは、下の下の下だね。

 闇に惑いし哀れな企業よ
 人を傷つけ貶めて
 罪に溺れし業の魂
 

いっぺん潰れてみる?


 「偽装はパートの独断」ねえ……。ちょっと、ご家庭では言えん言葉ですなあ。



| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年11月11日 (日)

運がいいとか悪いとか

 ♪人は時々口にするけど
  そうゆうことって確かにあると
  ニュースをみててそう思う


宝くじ1千万円、持ち主現れる 茨城 30代男性会社員 (asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/1110/TKY200711100237.html

 茨城県土浦市の宝くじ売り場から1000万円の当選に気づかず立ち去っていた人物について、県警土浦署が10日、同市内の30代の男性会社員だったと発表した。男性は4日に210枚の宝くじ券を持参し、まず6万5000円分の当たりくじを換金。その後、1000万円の当選が分かる前に「当たりはこれだけだと思い、うれしくなって帰ってしまった」と話しているという。
 同署が宝くじ券の「落とし物」を発表してから、持ち主を名乗る問い合わせの電話は計19件あった。男性は10日に「私ではないか」と署を訪れ、当日の換金の状況など当事者しか知り得ない非公表の事実を語った。売り場の女性従業員も署に呼んで顔を確認した結果も合わせて本人と断定した。対応した署員によると、男性に特に喜んだ様子はなかったが、女性従業員は「見つかってよかった」と安堵(あんど)していたという。

 「持ち主を名乗る問い合わせの電話は計19件あった」ってとこが、なんともフクザツですなあ。そりゃ、ほんとうに自分かもしれないと、なんらかの心当たりがあって電話した人もいるんだろうけど、さもしい了見のやつもいるんじゃなかろうか。ダメで元々とか(笑)。

 不思議なのは、この運のいい男性、当たりくじかどうか自分でチェックしない習慣なのかな? 二百十枚買うってのもすごいが、それくらいだったら、おれなら家で何度も自分でチェックしてから、当たりくじだけ売り場なり銀行なりに持ってゆくけどなあ。まあ、おれなんかは、夏冬に十枚ずつ買う程度なんで、あっというまに照合できてしまうわけなのだが。必ず続き番号で買うから、三百円は絶対当たる。

 あれさ、バラで買う人の気が知れんのよな。一枚ずつの当たる確率を考えれば、続きだろうがバラだろうがまったく同じだ。十枚買うのなら、最も運が悪くても確実に三百円は取り戻せるうえ、最も運がよければ前後賞も期待できるんだから、続き番号で買うほうがどう考えても得だろう。まあ、たしかに、バラで買うほうが、照合するときのわくわく感が持続できて、それが楽しいのかもしれんけどね。


巻き添えで重体の男性死亡 池袋パルコ飛び降り (asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/1110/TKY200711100100.html

 東京都豊島区の池袋駅前で6日、「池袋パルコ」(8階建て)の屋上から飛び降り自殺した女性(25)がぶつかってきたため、意識不明の重体になっていた男性が10日午前5時半すぎ、搬送先の都内の病院で死亡した。

 亡くなった方は、なんとも運が悪いとしか言いようがない。自殺するのは勝手だが、せめて人に迷惑をかけないように死のうという配慮がないのか。嘆かわしいことである。この女性はきっと、公衆トイレのトイレットペーパーを自分のところで使い切っても、次のロールを取り付けずに出てくるような人だったのにちがいない。


 なんか、こういう記事どもを一、二日のうちに続けて目にすると、運ってのは残酷なものだとしみじみ思う。



| | コメント (7) | トラックバック (0)

2007年11月10日 (土)

『安めぐみ 2008年 カレンダー』(ハゴロモ/壁掛け版)

 三年連続で安めぐみにしてしまったなあ。例によって穏当な写真ばかりで、部屋に掛けておくものとして非常によろしい。なにしろカレンダーなんだから、日々暮らしていて壁に目をやるたびに鼻血が出るようなものでは生活に支障を来たすのである。もうなに見ても鼻血なんて出ねえくせにって? た、たしかに。

 そういえば、毎年義務として(?)買うことにしているアイドルカレンダーだが、安めぐみの前には誰のを使っていたかなあとふりかえってみると、そうだ、本上まなみだった。つまるところ、カレンダーの好みというのはそういうものなのだろうなあ。ウチにいるときは、四六時中、目にするわけだから、ある意味、異性タレントのカレンダーを選ぶ基準というのは、配偶者を選ぶ基準にも通ずるものがあるのかもしれん。独身のおれが言うのもなんだけど。たとえば、ウチに帰ると杉本彩がべったりいるラテンな生活(?)というのは、ちょっと想像できん。とても疲れそうな気がする。ウチに帰ると光浦靖子がソファーに寝そべってポテチを食ってるという生活なら、けっこう快適だろうと思う。

 もっとも、安めぐみの場合、おれはすでに完全に自分の娘として見てるけどね。ウチに帰ると壁に娘の写真が掛かっている。コーフンもなにもせん。ただただ目に心地よい。いや、そこで笑ってる若いキミ、歳食うとこういうふうになってくるものなのよ、ホント。ま、コーフンしたいときは、コーフンしたいとき向きのおねえちゃんも嫌いじゃない、ちゅうか、好きだけどね。でも、日常というのは、たまの“ハレ”よりもずっとずっと強靭なものなのだ。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 9日 (金)

おれが鳩山由紀夫だったら……

 絶対にガマンできずに、いずれ来たる選挙の街頭演説でウケを狙っちゃうと思うんだよなあ――

 「みなさん、こんにちわ。お勤めご苦労さまです。おなじみ、弟の友人の友人がアルカイダの、鳩山由紀夫です。ついでに言うと、弟の妻は台風娘です。つまり、台風娘の夫の友人の友人はアルカイダなのです」

 古くてすまん。



| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年11月 8日 (木)

すぐに役立つ今年の三大フレーズ

「ドラえもんがなんとかしてくれる」
「あうんの呼吸」
「プッツンした」

 この三つの組み合わせで、たいていのことには対処できます。



| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年11月 7日 (水)

お買い上げ御礼(2007年10月)

 突然だが「お買い上げ御礼」って月例ネタをやってみることにした。なんの“お買い上げ”かというと、アマゾンのである。アフィリエイトをやってる方であればご存じかと思うが、アレはお薦めしたものが売れることのほうがはるかに少ない。つまり、こちらの想定外のいろいろヘンなものばかりが売れてしまうものなのである。いやまあ、高価なものが売れるのはむろんありがたいわけだが、「なにが哀しゅうてウチを経由してこんなケッタイなものを……」という意外性を楽しむのがアフィリエイトの醍醐味であろう。はっきり言って、あんまり儲からないが面白い。どのくらい儲からないかというと、だいたい平均して月に四、五千円がせいぜいである。それでも助かりますけどねー。でもやっぱり、売れるもののヴァリエーションが大きな楽しみですな。おみくじみたいなもんだ。

 そこで、だ。これから毎月、前月売れたものの中から、「最も値段の高いもの」「最も値段の安いもの」「最も多く売れたもの」「最もケッタイなもの(主観)」の四アイテムを勝手にさらしもの(?)にして、読者の方々と共にその売り上げを寿ぎ、お買い上げくださった方々と大自然に感謝することにする。じゃ、さっそく――

■2007年10月

【最も値段の高いもの】

 衣類の場合、多少のサイズのちがいは問題にならないようなものが売れるようだ。


【最も値段の安いもの】

 まあ、ウチに来る人が買ってもまったく不思議はない銘柄。ラノベってのは、読者側からすればリーズナブルな価格設定である。書くほうはたいへんだろうけど。


【最も多く売れたもの】

 これはまあ、一エントリーぶんの感想を書いたこともあるし、当ブログの読者層の関心にもマッチする妥当な銘柄ということもあるしね。書くほうも読むほうも、たいして俗世的な実利が得られるわけではないこういう本が売れ続けているかぎり、まだまだ日本人の知的生活も捨てたもんじゃない。


【最もケッタイなもの(主観)】

 「買った人はじつはバランスボールを持っていない」なんてことを想像すると、なにやらシュールに愉快だ。こういう中途半端なものを買うには、ネットってホントに便利だよねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 6日 (火)

「今年の漢字」ねぇ……

「今年の漢字」を募る 日本漢字能力検定協会 (asahi.com)
http://www.asahi.com/life/update/1105/OSK200711050053.html

 財団法人日本漢字能力検定協会(本部・京都市)が今年も世相を表す漢字1字を募っている。選ばれた「今年の漢字」は12月12日、京都市東山区の清水寺で森清範貫主が大書し発表する。

 ああ、今年ももうそんな季節か。

 こりゃもう、大方の意見が一致するんじゃなかろうか。


「偽」


 でしょう、きっと。

 「人の為と書いて偽と読む」なんてことをよく言うけれど、最近の「偽」には、「人の為」なんて偽善的な建前すら最初から放棄している「偽」が多いよなあ。まあ、ある意味、正直でわかりやすい「偽」だと言えば言えるけれども。



| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年11月 2日 (金)

大人のおもちゃのための大人のおもちゃ

 な、なんじゃ、これは……。便利なのか不便なのか、さっぱりわからない。ほんとに使う人いるのか?

Phone Fingers
http://www.phonefingers.com/

 まあ、おれもPDA党なので、ディスプレイを指紋で汚したくないという気持ちはわかるのだが、これって、いつでもどこでも装着してないと意味ないわけだよね? iPhone やら iPod touch やらを使いたくなったときに、いちいち取り出して装着するなんてことを想定しているとは思えない。となると、やっぱり、ずっと着けていろってことだよねえ。電車の中で隣の人がこれ着けてたら不気味だよなあ。冗談商品のつもりなのか、本気で売ってるのか、どっちなんでありましょう?

 ま、正直なところ、なにかの怪しいプレイ用具にしか見えないよなあ。このぴっちりと膚に密着する感じは、牧野修さんとかが好みそうだ。おお、そうだ、にしおかすみこ嬢、コスチュームのアクセントにどーよ? これを十本の指にエレガントに装着してだな、「ふっ、欲しがり屋さんだね、このブタ野郎!」とか言いながらあ~んなこととかこ~んなこととか……。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 1日 (木)

今月の言葉

純情 愛情 過剰に 偽装

 赤福はあざなえる縄のごとしとはよく言ったものである。

 あ、一曲でけたぞ。

  ♪偽装が通る けもの道
   闇がヒナイの 名を騙る
   地鶏 地鶏 ヒナイ (ヒナイ~)
   地鶏 地鶏 ヒナイ (ヒナイ~)
   闇の中を ぬけてゆく



| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »