冷たい夢に乗り込んで 宇宙(おおぞら)に消えるヴォイジャー
▼Voyager celebrating three decades of flight (CNN.com)
http://www.cnn.com/2007/TECH/space/09/04/voyager.anniversary/index.html
考えてみれば、ヴォイジャー1号・2号の成果が次々と新聞をにぎわせていた時代というのは、おれたちの世代のSFファンにとっては、空想と現実が幸福に出会い続けていた黄金時代だったと言えよう。やはり、なんと言っても、イオの噴火の映像は衝撃的だった。たしか、『さよならジュピター』なんかは、ヴォイジャー2号の成果を“待って”書かれ、映画化されたものだと記憶している。
このCNNの記事によれば、ヴォイジャー1号は、現在地球から最も遠くにある人工物だということだ。ということは、初めて太陽系を脱したパイオニア10号をすでに追い越しているわけである。
なにはともあれ、三十周年おめでとう! あなたにとって、この三十年は、どんな三十年でしたか?
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コメント
彼がヴィジャーとして戻ってくる日が待ち遠しいです。
投稿: koga | 2007年9月 7日 (金) 23時38分
>kogaさん
そうですとも。人類は、いつの日か、宇宙のどこかで、パイオニアやヴォイジャーたちと再会することでしょう。それがどんな形であるかを想像するだけで、わくわくします。
投稿: 冬樹蛉 | 2007年9月 8日 (土) 00時41分