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2007年8月 8日 (水)

走り終えたランナー

「ネットランナー」休刊へ (ITmedia News)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/02/news094.html

 ソフトバンククリエイティブは8月2日、ネット情報誌「ネットランナー」(月刊)の休刊を決めたことを明らかにした。10月6日に発行する11月号が最終号になる。「ブロードバンド普及に伴ってWebが発展し、ネットランナーが担ってきたWeb1.0時代の使命が終わったため」としている。
 ネットランナーは1999年9月に創刊。P2Pソフトの活用法やネット上の話題などを掲載し、2002年のピーク時には20万部を発行していたいが、直近では8万部に減っていた。

 とうとう休刊ですかあ。いやまあ、おれもあんまり買ってはいなかったけれども、毎号買っていたようなころもあったなあ。「バカもここまで本気でやれば上等」と絶賛(?)していたものだ。こういう好き放題やる雑誌がなくなるのは、なんだか寂しいですなあ(だったら買ってやれよ)。ひとつの時代が終わった。なにもかもみな懐かしい。

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 で、アレはといえば、実はまだウチにいるのです(つげ義春風)。無駄に精巧にできてるので妙にポーズがつけやすいのが、なにやらもの哀しい。






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コメント

インターネットのアングラなお話が正々堂々と書店店頭に並んでいるのが気にいらなかった(そんなもん、紙に印刷されたもので情報収集するな。ネットのことならネット上でさがせ)ので、ネットランナー休刊は非常に歓迎しておりますが、あいかわらず別のムックがそういった情報を書店店頭で正々堂々と売ってたりするので、こまったものだなぁ、と思っております。

投稿: いしどう | 2007年8月 8日 (水) 22時36分

>いしどうさん
>そんなもん、紙に印刷されたもので情報収集するな。ネットのことならネット上でさがせ

 それは同感ですねえ。〈ハッカージャパン〉なんかにも言えることですが。でも、なんちゅうか、〈ハッカージャパン〉なんかは、当初のアングラな雰囲気がだんだん薄れていって、いまや清く正しいセキュリティ雑誌(?)になってるような気がします。結局、紙の出版物は、アングラなふりをしても、紙の出版物として出ていること自体がすでに“メジャー”なので、アングラなテイストにちょこっと触れてみる程度の役割しか果たせないような気がしますね。「事件は雑誌で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ」みたいな感じですかね。

投稿: 冬樹蛉 | 2007年8月 9日 (木) 01時12分

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