タフソーラーの G-SHOCK に餌をやっていなかった
なんとね。連休中は吸血鬼のような生活をしていたものだから、腕時計のバッテリーが上がってしまった。おれが愛用しているのは G-SHOCK で、太陽電池搭載の電波時計だから、基本的にな~んにもしなくても、常に秒までぴったり合っている。ところがどっこい、あんまり光に当てないと、待機モードに入ってしまい、表示が消える。それでも内部ではちゃんと時を刻んでいて、光で充電してやると、すぐに表示が甦る。
だがなんと、今度ばかりは、待機モードで使うエネルギーもすっかり使い切ってしまった。ふつうの人間がふつうに着けてふつうに生活していれば、こんなことはまずない。この連休は、よっ ぽど光に当てなかったのだなあ。キカイダー01だって、ここまでのピンチに陥ったことはないだろう。ふだんパソコンの上か横に置いて置時計代わりに見ているのだから、蛍光灯にはひとりでに当たっているはずだが、部屋が暗すぎたか……。
あわてて至近距離で読書灯に当てておいたところ、しばらくすると表示が甦った。が、時刻はでたらめである。工場出荷状態に戻ってしまったのだろう。時刻を合わせるには、電波時計の機能が使えるところまでエネルギーを充填してやらねばならない。直射日光に当ててやればかなり速く充電できるのだけれど、あいにく今日は天気が悪かった。だもんで、蛍光灯にずっと当てているんだが、まだ電波の受信機能が甦らない。なんてことだ。
太陽電池式の時計の最大の弱点は、いったん電池が切れると、光に当てる以外に充電する方法がないということなのだった。「ああ、だからソーラーはダメなんだ」などと思わないでくださいよ。これほど光に当てないおれが異常なのであって、まあ、ふつうに暮らしているふつうの人であれば、エネルギーを切らしてしまうようなことはまずない。こんなに便利な腕時計はないのだ。最近は、ソーラー電波時計もずいぶん安くなって、選り好みをしなければ、腕時計で一万円を切るものがあるし、置時計なら二千円くらいからある――と、アマゾンに時計ショップができたのをいいことに、ちょっとあざとく商売をしてみたり。
あ、吸血鬼みたいな生活が好きな人は、ゴールデンウィークと年末年始には気をつけたほうがいいすよ。
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