コップに半分水が入っている
▼裁判員制度、8割が参加に消極的 内閣府世論調査 (asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY200702010389.html
ふつうの市民が刑事裁判に加わる裁判員制度について、内閣府は1日、特別世論調査の結果を発表した。8割が制度が始まることを知っていたが、3人に1人が「義務でも参加したくない」と答え、参加に消極的な人が8割近くを占めた。
▼裁判員制度:65%が「参加する」 内閣府世論調査 (MSN毎日インタラクティブ)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070202k0000m040119000c.html
内閣府が1日公表した「裁判員制度に関する世論調査」で、65.2%の人が「裁判員に選ばれれば参加する」と回答した。法務省は「参加意識がある程度進んだ」と評価するが、33.6%は「義務でも参加したくない」と答えており、2年後の制度スタートを控え、なお国民の間に根強い抵抗感があることも浮き彫りになった。
見出しだけ読むと、一瞬「あれれれ?」と思うが、どちらもべつにウソをついているわけではないのだった。
まあ、こうやって、誰にでもすぐに比べられるようになっているというだけでも、世界は十数年前よりずっとましな場所になっているのかもしれない。かな?
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コメント
映画「それでもボクはやってない」を観ますと、絶対そのナンタラ裁判官もどきに選ばれるのはご免被りたくなります。まったく、ど素人を集めてどうしたいわけ?裁判所の責任のがれのテク?
投稿: zazatto | 2007年2月 3日 (土) 10時10分
わたしもやりたくないな、裁判官なんて。裁判官と言うと思い出す、学生時代仲のよかった友達のお父さん、裁判官でした。単身赴任に娘を伴い、娘が家事いっさいをしていたんですが、その疲れで、彼女はミサのとき、一人すやすやと寝息をたてて居眠りをしていたっけが。おこすのがかわいそうでおこさなかった。先生もみんなも。堅い堅い堅実を絵に描いたような親子でした。だいすきだったよ。人のつみとがに責任をもつって、自分にもきびしくないとぜったい無理だとおもう。
冬樹さん。アストロリコの利華さんがブログを開設したので、ここでも紹介させてね。みんな、よろしくおねがいします。それと、映画「二人日和」機会があればみてくださいね。 http://chaorica.blog92.fc2.com/
投稿: ひめの | 2007年2月 8日 (木) 19時55分
>zazattoさん、ひめのさん
>裁判員制度
そりゃもう、教育もなしにいきなりやっても、絶対に『12人の浮かれる男』みたいになると思いますね。もっとひどいかも(^_^;)。三十年後に導入するのに備えて、いまの小学生から、論理的な思考とはなにか、ディスカッションとはなにか、人を裁くとはどういうことか、正義とはなにかなどを、自分の頭で考えられる教育をしてゆく……というのなら話はわかりますが。まあ、世間知らずの裁判官に裁かれるのとどっちがましかという、究極の選択かもしれませんけどね。
投稿: 冬樹蛉 | 2007年2月11日 (日) 02時54分