ほのぼのと死語が似合うキャラ
▼漫画家蛭子能収さんが19歳年下と再婚 (nikkansports.com)
http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20061123-120508.html
タレントとしても活躍する漫画家、蛭子能収さん(えびす・よしかず=59)が年明けに19歳年下の家事手伝いの女性(40)と再婚することが22日、分かった。前妻が亡くなった後の03年4月、女性週刊誌「女性自身」の誌上お見合い企画で知り合った。芸能界一の競艇ファンだけに初デートは多摩川競艇場。その後も旅行するなど交際を深めた。この日、香川・丸亀競艇場のイベントに参加した蛭子さんは「年は若いし、かわいいし、ボインだしいうことなし。背は低いかな。彼女は神社、仏閣が好きなので、これを含めて競艇場通いしようと思ってます」。年明けに婚姻届を提出する予定。
ぼ、ボインって、ひさしぶりに聞いたな、この言葉。四十代のおれでも、カラオケで「キューティーハニー」を唄うとき以外は、まず使わん。カラオケで月亭可朝を唄うことはまずないしな。
先日、アニメの『あたしンち』を観てたら(朝日放送では日曜の早朝というとんでもない時間にやってるので、もちろん録画だ)、あの“母”が、「チョッキ」やら「とっくりセーター」やら、やたら“死語”を連発するエピソードがあって、大笑いした。いや、おれもときどき言うけどね。なにしろ、原作者のけらえいこはおれと同い年だ。生まれ月まで同じだ。「チョッキ」や「とっくりセーター」には、じつはなんの違和感もない。子供のころは、みんなそう言っていたんだから。「えもんかけ」もときどき言っちゃいますなあ。
それにしても蛭子さん、「彼女は神社、仏閣が好きなので」ときたら、ふつう「これを機に神社、仏閣もまわってみようと思います」とでも言うのが自然な流れではあるまいか。「これを含めて競艇場通いしようと思ってます」って、やっぱり競艇場通いがメインなのかよ! 勝負事にご利益があると言われているところばっかり行くんじゃないか?
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コメント
私、蛭子さんのマンガが大好きなんですが
http://d.hatena.ne.jp/Maybe-na/20060714/1152899563
http://www.adachi.ne.jp/users/top-one/kubikappon/ebisu.html
上記URLとか、浅草キッドやみうらじゅんのラジオやエッセイも聞いたり読んだりしていて、蛭子さんって「ほのぼの」というよりも「ピュアな野生動物」みたいな人なんだなぁというイメージを抱いていました。
今回の再婚でも「ハリセンボンの近藤春菜に似ていてかわいい」とか「麻雀で捕まったとき(の取材)よりはいいかな」とか、期待を裏切らないコメント連発で、嬉しく思いました。
投稿: マクガイヤー | 2006年11月25日 (土) 22時08分
>マクガイヤーさん
「ピュアな野生動物」ですか(^_^;)。た、たしかに、単に「ほのぼの」というよりは危険な感じはありますね。
ハリセンボンの近藤は、私も可愛いほうだと思います(笑)。アジアンの隅田もけっこう好きです。両者とも、なかなか味わい深い顔をしているではありませんか。
投稿: 冬樹蛉 | 2006年11月26日 (日) 15時39分
ボイン……ついこの間、『鋼の錬金術師』という現役連載中人気少年漫画で「お前、ボイン好きだろ」「好きっす~、ボイン~」「泣くな」というキャラクターのやりとりが(しかも、すごく緊迫しているはずの場面で(笑))あって噴きました。作者は、我々よりはずっと若い人(のはず)なんですが、こうして「ボイン」は世代を超えて伝わっていくんだなぁ、と、しばし感慨にふけってしまいました。
投稿: クレイン | 2006年11月29日 (水) 11時43分
>クレインさん
おおお、そんな人気マンガで使ってましたか。“ボイン”は復活しつつあるのですね。若い世代にはかえって新鮮なのかなあ?
投稿: 冬樹蛉 | 2006年12月 3日 (日) 00時29分