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2006年9月21日 (木)

平成枯れススキ

女性の3割、「秋の七草は…」=一つも言えず-ロート製薬調べ (時事ドットコム)
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_30&k=2006092100851

 女性の3割以上が「秋の七草」をまったく言えない-。ロート製薬が21日発表したアンケート結果からこんな実情が浮かび上がった。ススキやキキョウなど日本人になじみ深い存在だった秋を代表する7つの草花が、徐々に忘れ去られているようだ。

 な、情けない。そんなもん、オギ、ヤハギ、礼、智、忠、信、孝、悌に決まっている。なに、八つある? 少ないと困るが、多いのはべつにかまわないじゃないか。



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コメント

秋の七草なんてつまらない。だって食べられないんだもの。

投稿: 元ネタが思い出せない | 2006年9月22日 (金) 07時43分

 ↑ごもっとも。私も秋は言えません。
 秋の七草ってどーするのかしら?

投稿: TOMTOM | 2006年9月22日 (金) 10時20分

秋の七草というと……しろ、くろ、まっちゃ、あずき、コーヒー、ゆず、さくら。大丈夫だ、ちゃんと七つある。

投稿: クレイン | 2006年9月22日 (金) 21時40分

 なんか昭和時代のネタが踊ってますね(^_^;

 秋の七草は万葉集にある山上憶良の短歌が元祖だそうです。春の七草とちがって、まとめて歌になってないので覚えにくいのかも。

投稿: 東部戦線 | 2006年9月22日 (金) 23時48分

こんにちは。
山上憶良の歌は五七五七七になっていなくて
確かに口ずさみにくいので、私は順番を入れ替えて
こういう風に覚えています。

萩・尾花・桔梗・撫子・女郎花(おみなえし)
葛(くず)・藤袴 これぞ七草

山上憶良の秋の七草の歌には「朝顔」が入っているのですが
この「朝顔」は今で言う桔梗のことだそうなので
音数を合わせるためにも「桔梗」にしました。
これだったら五七五七七になるし
「セリ・ナズナ…」の春の七草の歌と同じ形式になって
多少は覚えやすいと思うのですがいかがでしょうか。

投稿: 歌織 | 2006年9月23日 (土) 03時19分

かなり年寄りの自分も「葛」を忘れてました・・・そもこれってどんな植物なんでしょう?「藤袴」は今では希少種と聞いたことがありますが。

投稿: 村上 | 2006年9月23日 (土) 09時47分

葛はかっこんとうをつくる原料だと思います。まだ暑いころの山野にかずらみたいに咲く赤紫のマメ科の花。吉野葛が有名です。からだが弱ったとき、葛湯にしてのむ。一度句を作ったことあり。
  葛咲くや机代わりの支那鞄
歌織さんの編曲ならぬアレンジ、お見事。では、俳諧の「霜にまだ見る蕣(あさがほ)の食」という脇句のあさがおは桔梗なんだろうか。いつか習ったのに忘れてしまった。(この句の意味は、たしかサラリーマン武士が霜のおりた朝、アサガオを見ながら飯をかっくらってるところ)
藤袴は一見、ただの草です。地味な紫の花が咲く。でもなにかの拍子に薫るにおいがきれい。
語呂あわせで覚える花の名前で、重宝してるのは、五月の花、識別のむづかしいアヤメ科。
 いちばん ばんびろ イチハツで
 鼻筋通った花ショウブ
 網目模様のアヤメちゃん
 (ここにカキツバタがきますが、ワスレマシタ!) 
ご存知のかた、教えてください。
福永令三作・クレヨン王国のたしかシルバー王妃花の旅・・?って巻にのってました。
 

投稿: 姫野 | 2006年9月23日 (土) 20時39分

>歌織さん

 おお、それはいいアイディアですね。私も憶良の歌はどうも覚えにくいと思っていたのです。てか、歌なのか、あれは(笑)。ただ並べただけじゃん。

 朝顔はいまの桔梗だと習いはしたものの、どうも気色が悪いです。朝鮮朝顔だったら、食ったら中毒しますね(^_^;)。

投稿: 冬樹蛉 | 2006年9月25日 (月) 23時18分

 まったく余談ですが……
 くず餅は葛の根からとった葛粉で作るのが本当ですが、昨今は良質の葛が少なく高価なため小麦粉などで作られています。
 じゃあ、葛は絶滅危惧種なのかというとそんなことはなく、北米などでは繁殖しまくってます。北米の葛は土壌浸食防止策として導入されたのですが、帰化植物の常として悪質な雑草と化して、たいへんな問題になっちゃったのです。
 地上核実験が行われていたころ、核爆発後、最初に生える植物として「アトミック・プラント(原子力発電所のプラントと植物のプラントを引っ掛けたシャレ)」と呼ばれたとか。

投稿: 東部戦線 | 2006年9月26日 (火) 02時50分

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