iTunes 7 の「Cover Flow」機能はじつに嬉しい
iTunes 7 が出たので、さっそくバージョンアップしてみた。画面が落ち着いた色合いになって、文字も見やすくなり、なかなかいい感じだ。
アルバムのジャケットアートを次々と鑑賞できる「Cover Flow」って新機能はじつにいい。ダウンロードして買う音楽のなにが不満かというと、ジャケットがない点である。あれは本のカバーと同じくらいに立派な藝術の一分野なのであって、ジャケットだけ次々見ていったって充分楽しめるものである。その不満な点をちゃんとカバーしてくれるとは、さすがはアップル、たいしたもんだ。
Cover Flow 機能をオンにすると、上のキャプチャー画像のようになる。なにも操作をしないと、現在流れている曲が収録されたアルバムのジャケットが中央にくるが、その状態でも、ほかのアルバムのジャケットアートだけを、いま聴いている曲とは関係なく、マウスやキーボードの操作で次々と自由に見てゆける。しばらく操作をしないと、いま流れている曲に対応するジャケットアートが自動的に画面中央に戻ってくるというしかけ。
おれは、パソコンの前にいないときにも、しばしば漫然とBGMをパソコンで流しているのだが、パソコンの前に座ってゆっくりじっくり音楽を聴くときに覚える、そこはかとない“目持ち無沙汰”な感じが、この機能によって解消されそうだ。音楽を聴きながらカバーも楽しむってのが、やっぱりいいですな。ちょっとアナログな風味が薫って、なんだか懐かしい感じさえする。そうだよなあ、むかしはジャケット眺めながら聴いてたもんだよな、音楽ってのは。
| 固定リンク
« よく見たら | トップページ | サンマの死骸を食う »
コメント