この素晴らしき世界
ふと、われに返る瞬間がある。
で、今日も今日とて、ふと、われに返ってみると、巷では親が子供を橋から突き落として殺し、ついでのようにして近所の子を殺すかと思えば、日本に逃げてきた外国人は悪魔に憑依されては年端もいかぬ子供をいたぶって殺す。だからというわけでもなかろうが、子供は子供で親を殴り殺してパチスロに興じてみたり、兄弟姉妹ごと焼き殺してリセットしたりしようとする。かと思えば、エレベーターや湯沸かし器までが人を殺すのだが、そんなものを作ったやつらは知らぬ存ぜぬを通そうとする。そんな物騒なところに、これまた、いつ隣国からミサイルが飛んでくるかわからないのだ。
それでもおれは、おれのいとおしくもバカバカしい日常を、今日も変わりなく営んでいる。そういうものだ。
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