毎年口ずさむ条件反射
♪フランシーヌの場合は~、あまりにーも、おばかさん
古くてすまん。三月三十日が来ると、知らずしらず口ずさんでしまうのよ、おじさんは。おれは子供のころに大流行したこの歌の意味が当時はよくわからず、フランシーヌとは誰かも知らず、ただただメロディーが美しいのと、「おばかさん」という語感が印象に残ったのとで、しょっちゅう唄っていた。まわりの子供もみんな唄っていた。
焼身自殺しなくても、おのれの考えるところを世界に向けて発信できる媒体をおれたちはいま手にしているし、多少の壁はあるにしても、大部分の人が手にし得る。してみると、エアカーがビルの谷間を飛び交っていなくても、やっぱり曲がりなりにも二十一世紀なのだな。
まあ、そんな夢のような媒体をおれのように使っていたのではバチが当たるかもしれんが、少なくとも、フランシーヌ・ルコントや新谷のり子という名を、このアホ日記でいま知った若い人がいるなら、それはそれでテクノロジーも捨てたもんじゃないだろう。
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コメント
この曲を聞いた子供のころ、カレンダーで3月30日をみたら日曜日でなかったことを不思議に思ったことを思い出す。3月30日の日曜日に意味があったと知るのはずっと後。
投稿: 林 譲治 | 2006年3月30日 (木) 08時22分
>林譲治さん
林さんは北海道出身ですよね。新谷のり子は地元でしょう。当時は、やっぱり地元だから、私ら以上に聴いてらっしゃるんじゃないでしょうか。当然ローカル局は、ばんばんかけますよね。
投稿: 冬樹蛉 | 2006年3月30日 (木) 23時49分