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2006年3月30日 (木)

出でよ、シルバー世代のアイドル・ブログ!

ブログをやって欲しいと思う有名人ランキング! (ORICON STYLE)
http://www.oricon.co.jp/news/ranking/16845/

 うーむ、それにしても眞鍋かをりは強いなあ。そういうおれもRSSが出たらすぐ読みにいくけどね。なんというかですね、眞鍋かをりという人のテンションというか波長というか存在様態というか、まあとにかくそんなようなものがですね、ブログという媒体の特性に絶妙にフィットしているからなんでしょうな。

 人間の心の闇とか重大な社会問題とかを大論文のような日記でしょっちゅう読まされたらしんどいし、かといって、「そんなこと、あんたの身内や友人以外の人が読みたがると思うか?」と突っ込みたくなるような“ほんとうの日記”を読まされたら、これまたしんどい。重すぎず軽すぎず、パブリックすぎずプライベートすぎないという絶妙の間合いを眞鍋かをりは見切っていて、素の自分のさらけ出しかたに読者へのサービス精神と藝がある。これはなかなか、できそうでできない。思うに、眞鍋かをりは、ブログが登場する以前から、そもそもブログ的な人間であったのだろう。みのもんたがテレビという媒体そのものの化身であるかのようにそこにいるのと同じく、時代は“眞鍋かをりのような媒体”としてブログを生み出したのかもしれない。あ、いかん、なにを評論家のようなことをほざいておるのか。

 それはともかく、だ。このアンケートの「今後、ブログをやって欲しいと思う好きな有名人は?」という設問に対する結果が、あまりにも偏っていてつまらないなあ。まあ、回答者の層が最初から偏っているんだろうけどね。

 好きかどうかは別として、ブログをやってほしいと思う有名人なら、そうだなあ……原節子とかどうだろう? 富司純子とか梶芽衣子とか松原智恵子とか由美かおるとか酒井和歌子とか志穂美悦子とか山口百恵とかがブログを書いたら、爆発的に話題にはならないかもしれないが、安定した固定読者がそれぞれにつき、彼女らを新鮮に感じて再発見する若年層も現れるような気がする。なにより、中高老年層がインターネットという媒体をぐっと身近に感じ、かなりの経済効果も生むのではなかろうか。

 「この歳になって原節子の日記が読めるとは、夢のようじゃ、長生きはするもんじゃあ。よし、わしもやるぞ。ブログをやる。原節子の日記に、この“虎婆”とかいうのをするのじゃ」などと、孫に教えられながらがんばってる爺さんってのも、なかなか前向きでいいと思うね。眞鍋かをりが婆さんになるころには、そんな爺さん・婆さんがあたりまえになるだろうけどさ。

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