君の名を呼ぶ、オリンピックと
今回のオリンピックはなんかもの足りないと思っていたら、恒例(?)の珍名選手が見当たらないのよなあ。毎回、「えっ」と息を呑むような名前の選手がひとりやふたりはいて、スポーツの祭典を盛り立てているではないか。いやまあ、本人は盛り立てているつもりはまったくないだろうし、日本人が聞くと驚くような名前でも、その国ではよくある名前だったりするらしいし、そもそも人の名前をあげつらって面白いおもしろいというのも失礼な話であって、品のないことおびたたしいにはちがいないのだが、それにしても、マルタ・ボボ級の選手はもう出ないのかと思うと哀しくなる。
アホネンはどうしたんだ、アホネンは? 今回出てたっけ? とくに北欧とかあそこいらへんの名前には、なんたらネン、かんたらネンというのが多くて、関西人が聞くと、脳が勝手に反応してしまうところがある。スッキャネンとかソーデンネンとかが、いつ現れてもよさそうな感じじゃないか。チャウヤンカとか、シットルケとか、モーネーヘンとか、イツヤネンとか、マダヤネンとか、デキタンチャウカとか、ソヤカラアカンユータヤンとか、ソナイナコトイワレテモシルケとかが、雪を蹴立てて颯爽と滑ってきそうな気がしませんか。
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コメント
フィンランドのヤンネ・アホネン選手は今回金メダルの最有力候補と言われていましたが、ノーマルヒルでは6位でした。
ちなみに彼は名前に反して(?)「笑わない鉄仮面男」として有名らしいです。ひょっとしたら日本人に笑われた事がトラウマになっているとか。
投稿: 谷田貝和男 | 2006年2月15日 (水) 20時18分
>谷田貝和男さん
おお、アホネン出てたんですねー。
しかし、自分の名前がどこかの国で「マンコビッチ」みたいな意味だったら、かなり気ぃ悪いですよねぇ。いやまあ、関西人にはとくにどうということはないのですが。
投稿: 冬樹蛉 | 2006年2月16日 (木) 00時36分
勝男とかの名前がイタリアではcazzoに聞こえるって話は良く出ますね。
逆にイタリア語の85が日本ではやばいし。
投稿: ROCKY 江藤 | 2006年2月16日 (木) 02時05分
ちなみに調べてみたら、フィンランドにはアホネンの他にも、Aho(アホ)、Ahokas(アホカス)、Ahokainen(アホカイネン)、sikainen(アシカイネン)、Paajanen(パーヤネン)、atainen(カタイネン)、Pantsu(パンツ)...などの苗字があるそうです。
(参考URL:http://suomi.exblog.jp/242593/)
それにしても、「アホカス」「アホカイネン」「パーヤネン」はできすぎです。是非とも大統領か駐日大使になってもらいたいものですが。
投稿: 谷田貝和男 | 2006年2月16日 (木) 02時26分
我ながら暇なことをと思いつつ、各種目の参加選手名を見ました。
あまりおもしろそうなのはなかったですが、いくらかそれっぽいのには以下のようなのがありました。
男子滑降のケルネン(スイス)。
ジャンプ・ノーマルヒルのアホネン(フィンランド)、マテヤ(ポーランド)。
バイアスロンのコロベイニコフ(ウクライナ)。
男子ハーフパイプのカス(アメリカ)。
北欧や東欧の名前は聞きなれないだけに、変な印象を受けるものが多いかも。
投稿: 東部戦線 | 2006年2月16日 (木) 03時56分
なんか、スケートで“滑っとらーな・じゅろわ”ちゅうのがおりましたね。
投稿: 冬樹蛉 | 2006年2月16日 (木) 07時36分