緑色でいるのも楽じゃない?
ウェブで海外のニュースなどを観ていると、最近、フォードの Escape Hybrid のCMに“かえるのカーミット”が出てくるのでゴキゲンである。フォードのサイトでいつでも観られるので、カエラーの方はぜひご覧あれ。
カーミットがCMで唄っている It's Not Easy Being Green は、ほんとに元から彼の“持ち歌”で、The Rainbow Connection や This Frog などと並んで、アメリカ人には非常によく知られている。マペットの生みの親で、カーミットの初代声優でもあったジム・ヘンソンの本のタイトルにもなっているくらいだ。だもんだから、"I guess it IS easy being green." とカーミットに言わせて、環境にやさしいというハイブリッドカーのウリをアピールしているわけだ。そういうネタをCMでやっても、アメリカの視聴者がふつうにわかるくらいに、人口に膾炙している歌なのである。
いやあ、だけど、こんなもんが何度でも観たいときに観られるなんて、いい時代になったもんだよなあ。おじさんの子供のころはなあ、テレビの『セサミストリート』をカセットテープに録音して、カーミットの声だけ聴いていたもんじゃ。それにしても、二代目カーミットの声優さん(スティーヴ・ホイットマイア)は、完璧だよね。ほんのちょっとだけ、ジム・ヘンソンのほうが深みのある声だったようにも思うんだが、初代と二代目の声をランダムに繋いで聴いたとしたら、おれには区別がつかないだろう。よっぽどカーミットが好きで、ものまねばっかりしてたんだろうな、この人。栗田貫一がルパン三世をやってるようなもんか。いや、カーミットはあれ以上だ。
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