壁の中の煉瓦その2
四時くらいまで音楽を聴きながら酒を呑み、それから溜まっている洗いものをして、母がひとりで朝飯を食えるようにしておいてから、いままた音楽を聴きながら飲み直している。
iTunes Music Store をうだうだ見てまわっていると、The Wall - Live in Berlin(@iTMS)を発見。そういや、そんなコンサートがありましたなあ。シンディ・ローパーが唄っている Another Brick in the Wall Part 2 (@iTMS)なんてのが入っていて、それだけ思わず衝動買いする。ライブのタイトルは The Wall なんだが、ロジャー・ウォーターズが音頭を取っているだけで、ピンク・フロイドが参加しているわけではないのである。まあ、シンディ・ローパーがこの曲を唄っているのは、たぶんこれだけだろうから、珍しもの聴きたさというやつだ。
ところがこれが、けっこういいのである。どうもシンディ・ローパーは、日本では軽いイメージで売り出されてしまったせいもあって(「ハイスクールはダンステリア」って邦題はないだろう)、ノリノリなだけのヘンなねーちゃんという印象をいまだに持っている人も多いのだが、本来、ボブ・ディランみたいな、なかなか思想性のあるアーティストなのである。だから、こういうチャリティ・コンサートにもよく顔を出している。そう考えると、彼女が唄う Another Brick in the Wall Part 2 は、じつによくハマっていると言える。
あーあ、iTMS ってのは、ほんとに怖いなあ。発泡酒一本くらいだと思うと、ついつい衝動買いしてしまう。この塵が積もってゆくとバカにならないので、せいぜい自制することにしよう。
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