高慢と変遷
『プライドと偏見』という映画のCMをテレビでやたら流している。むろん、ジェーン・オースティンの Pride and Prejudice である。大むかしは『高慢と偏見』が定訳で、やがてそれが『自負と偏見』になり(おれが持ってる文庫本はこのタイトルだ)、いまやこの映画化によって、文庫の帯や、下手するとタイトルまでが『プライドと偏見』になってしまうのだろう。そんな気がする。そのうち、『プライド・アンド・プレジャディス』にでもなってしまうかもしれん。本の背が見苦しいことおびただしいにちがいない。
それはともかく、キーラ・ナイトレイはなかなか清楚でいいよね。アミダラ姫の影武者としてしかおれは観たことないんだが、どっちかというと、ナタリー・ポートマンより品があるような気がおれにはしていて、だからエピソード1にはすごく違和感を覚えるのである。どっちが侍女だかわからない。まあ、単におれの偏見かもしれないけど。
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