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2006年1月 2日 (月)

年末年始は脚を鍛える

 いやあ、忙しい忙しい、正月は忙しい。ふだんの三、四倍は洗いものがあるのではなかろうか。しかも、洗いにくいものばかりだ。なんか、一日中台所で洗いものをしていたような印象ばかりがある。

 だいたい、おせち料理とかいうやつ、あんなものうまいか? ほとんどが縁起担ぎ系の料理ばかりで、しかもやたらカロリーだけは高い。ふつうに飯を食っても、ふだんの食事の三、四倍のカロリーを摂っているのではなかろうか。おまけに、こいつは“片付けて”しまわなくてはならないのだ。ふだんのとおりに食っていたら、まちがいなく腐ってしまう。食わざるを得ないのである。妹が持ってきてくれるので文句も言えんが、はっきり言って、おれひとりならおせち料理など食わん。面倒くさいだけで、しかも不健康だ。母がこだわるから、一応、世間並みのお正月じみたことにつきあっておるだけで、正月なんぞ、それこそククレカレーかなんかだけですませたいところである。

 おかげで年末年始は、ふくらはぎがとても鍛えられる。去年のいまごろも書いたような気がするが、おれは台所にいるあいだは踵を接地しないという制約をみずからに課しているからである。接地しないどころか、台所を歩いていないときには、繰り返しカーフレイズをしている。スクワットをしているときもある。腹筋を締めながらひたすら腰を左右に振っているときもある。

 家事というのは純然たるメンテナンス労働であり、なにも生産的でない。一見生産的に見えるようなものは、梅原猛の言う“擬似労働”である。おれは昨日のおれよりなんらかの形で一歩前進していたい。明日のおれを今日のおれよりなんらかの形で一歩前進させたい。よって、非生産的労働を余儀なくされるときには、精神衛生に悪いので、せめて肉体の鍛錬に当てるのが合理的だという結論にいたったのである。

 どのみちやらねばならないのであるからして、おれは家事をスポーツと割り切り、せめて中年肥りの予防に役立てようと、家事をしながら筋トレや有酸素運動になるように、いろいろと工夫しているのであった。

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