The second hand unwinds.
今日はゆっくりしようと、晩飯には宅配ピザを取って、食ったあと酒飲みながらテレビを観ていたら、『ハッピー・クリスマスショウ!』なる音楽特番に、シンディ・ローパーが出てきた。新聞の番組欄に書いてないじゃないか(エンヤは書いてあるのに)。これはじつにラッキーであった。Time After Time のアンプラグド・ライブ・ヴァージョン(生じゃないけど)が映像と共に聴けたのは、おれにとってはささやかなクリスマスプレゼントだ。
電子ピアノだけを伴奏に(じゃあ、アンプラグドじゃないじゃんというツッコミはなしね)、マウンテンダルシマーをかき鳴らしながら Time After Time を唄うシンディおばさんは、酸いも甘いも噛み分けた場末のスナックのママさんみたいでじつにかっこいい。もともと婆さん顔してたけど、ほんとに婆さん顔になったねえ。ま、顔なんてどうでもいいんだけどさ。いやあ、Time After Time というのは、おれたちの世代の八十年代ノスタルジーを差し引いても、じつによい曲だ。五十年後も唄い継がれていることだろう。
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