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2005年11月 3日 (木)

刷り込み

 おれは子供のころからよくひとりごとを言うほうなんだが、最近、なーんにも考えてないときに、ふと口をついて出る歌というのが、

 「♪居酒屋クーポン」

 なのには、さすがに自己嫌悪に陥りそうになる。おれはつくづくテレビっ子なのだなあと、いまさらのように思う。

 あの歌、ちゃんと全部作ってマキシシングルでも出せばそれなりに売れるような気がする。というか、「こんなバカなものは、いま買っておかないと二度と手に入らない」という動機で買う層というのがあって、そういう人たちは、ヘンなレコードやCDばっかり持っているものなのである。

 「ニッポン人が古くから愛している由緒正しいエンカである」とかなんとか、オキシライド乾電池のチェコ交響楽団かなんかをだまくらかしてフルオケで演奏してもらい、完全武装(?)の小林幸子にでも唄わせれば、かなりイケるのではなかろうか。

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