インテリジェントデザイン説
超存在A:「この星の人類の知性を減らさなければ、ほかの事務所に天地創造をまわすと圧力をかけられました」
神様A:「そのようなことは言ったかもしれませんが、当然、法令遵守の範囲内で減らせということです。具体的な数字はなかったと思います。超存在A先生はこの分野では権威でしたので、すべてを信用しておりました」
神様B:「神聖なる超文書に対して、私どもは全く疑うことなく着工しただけです」
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超存在A:「この星の人類の知性を減らさなければ、ほかの事務所に天地創造をまわすと圧力をかけられました」
神様A:「そのようなことは言ったかもしれませんが、当然、法令遵守の範囲内で減らせということです。具体的な数字はなかったと思います。超存在A先生はこの分野では権威でしたので、すべてを信用しておりました」
神様B:「神聖なる超文書に対して、私どもは全く疑うことなく着工しただけです」
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いーつものように(大平透風)、コンビニ弁当食いながら、録画しておいた『ブラック・ジャック』を観る。今回は、「噂の座頭医師」(原題「座頭医師」)、琵琶丸の登場である。
ストーリー構成はほとんど原作どおり。やはり、発表されている映画の声優キャスティングと同じく、琵琶丸の声は野沢那智である。野沢那智が琵琶丸に合うものかどうか、はなはだ疑問だったのだが、こいつは驚きだ。観終わるころには、もはや琵琶丸の声は野沢那智以外にはあり得ないと思えるほどにフィットしていた。さすが、声優としての年季がちがう。職人藝を見た、いや、聞いた思いである。野沢那智の前には、大塚明夫ですら「ブラック・ジャックに大塚明夫が声を当てている」というさまがぎこちなく引き立ってしまうほどで、野沢那智の琵琶丸ときたら、琵琶丸本人がしゃべっているとしか思えない。二次元の映像を観ているはずなのに、キャラが立体としての厚みを持って飛び出してくるのである。
なんの道によらず、プロ中のプロというのはすごい。
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うーむ、いかん。「初の期間限定エアロ 香り泡立つカプチーノ仕立て」(ネスレ)というやつに手を出してしまったところ、これがもう、香ばしくてうまいうまい。
寒くなってくると、なぜかチョコレートがうまい。とくに期間限定ものはうまい。こういう誘惑に負けているようでは、体脂肪率15パーセントどころか、当座の目標である20パーセント切りもおぼつかない。ボブ・サップはおろか、高千穂遙もキアヌ・リーブスも夢の夢である。なにしろ、一個(7グラム)で40キロカロリーもあるのだ。ひと箱(十二個)食ったら、480キロカロリーである。ふた箱食ったら960キロカロリーで、これは揚げもの少なめのコンビニ弁当一個ほどに相当する。驚異的なカロリーだ。いや、脅威だ。
チョコレート中毒だったころ、体重がどんどん増えてたちまち70キロ、体脂肪率23パーセントに達してしまったという甘い、じゃない、苦い経験があるのだ。近年やっと中毒から脱したのに、こんなにうまいものを出されては迷惑である。期間限定でさいわいだ。
んー、だけど、うまいぞ、これ。この冬、もう二、三回食ってしまいそうだなあ。まあ、人間、そんなもんよ。
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マクドナルドでぼんやり頭上のパネルを見ていると、「EBI FILET-O」と大書してある。いつも見ているのに、なぜか今日はツッコミ気分になったのだ。
「EBI FILET-O」とはいったい全体なんであるか? 「FILET-O-FISH」というのはわかる。「O」は「OF」だから、「フィッシュのフィレ」なんであろう。「EBI FILET-O」の「O」の立場がわからない。「FILET-O-EBI」とすべきであろう。まあ、エビフィレオは期間限定メニューだからいいとしよう。常設メニューには「チキンフィレオ」というのがあるのである。チキンフィレオは、いつもカタカナで書かれているので、そんなに気にならなかったのだ。
英語国民が日本のマクドナルドに来たら、たいへん頭を悩ませるであろうと思う。「FBI FILET-O」とはなんだろうと見まちがえる人もいるのではなかろうか。FBIエージェントの骨抜き切り身のフライかもしれない……と、X−ファイル的な怖い考えになってしまう人もいるのではないか。
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『長岡ナターシャ眼鏡写真集』。
マーケットはけっこう大きいと思うんだけどねー。本人が承諾しないかもなあ(;^^)。ゲーテ・インスティテュートの人だから、「日独文化交流の振興にぜひ」とかなんとか言って、まずゲーテ・インスティテュートを口説き落とす。撮影はドイツで行おう。で、ドイツ語の教本かなんかを付けて三千円くらいでどうだろう? 『ドイツ語会話』なんて観たことがない潜在顧客(笑)を見込んで、五万部はいくんじゃないかな?
あるいは、日本放送出版協会が出せばよいのである。受信料収入は大幅に減っているのだから、それくらいの商売気を出してもよいのではないか。こんなにおたく市場にアピールしているキャラだというのに、企画力がないのかなあ。市場を見てないなあ。
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会社帰りの電車内であった。おれは補助席に座って本を読んでいた。ふと気づくと、どこからともなくシンナーのような揮発性の刺激臭がしてくる。なんだこれは? あまりにも電車の中に似つかわしくない臭いだ。すわ、テロか!? サリンか、VXか!?
あたりを見まわすと、なんとおれのすぐうしろで、どこぞのバカ女が堂々と手の爪のマニキュアを塗っている。塗っているなんてもんじゃない。ちょっとしたお店を広げて、なにやらややこしい加工(?)をしている。
アホか、おのれは!? あたりに立ち込める揮発臭に、おれはちょっと気持ちが悪くなってきた。怒り狂ったおれは、不敵な笑みを浮かべて "Yippie-ki-yay, motherfucker!" とつぶやくと、火の点いたライターをバカ女のこぼした液体に投げ落とした。雪の滑走路を青白い炎が一直線に駆けてゆき、いままさに国外へ飛び立とうとするバカ女めがけて吸い込まれるように翔け上がったかと思うと、バカ女は巨大な火球と化して爆散した!
……といった光景が一瞬おれの頭をよぎったが、おれは黙って本を読み続けた。
♪Let it snow, let it snow, let it snow...
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げげげ、『行列のできる法律相談所』に金剛地武志が出てきた( ̄○ ̄;)。こんなキャラ、こんな時間帯に出していいのか。
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点けっぱなしのテレビを背中で聴いていると、なにやら“北朝鮮の小池さん問題”とやらを論じはじめたので、北朝鮮の庶民がインスタントラーメンなど食えるのかと驚いて振り返りしばらく観ていると、“北朝鮮の後継者問題”だった。
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先週録画した『TRICK 新作スペシャル』を観た。いやあ、やっぱり仲間由紀恵は『TRICK』だねえ。ピーター・フォークがどこにどういうふうに出てきてもコロンボにしか見えないとかいうのは、役者としてしあわせなことでもあるが、不利なことでもある。仲間由紀恵は、おれ的には山田奈緒子をやってるときが、いちばん仲間由紀恵なのである。本人にはそろそろいまいましいことなのかもしれないが、これ以上の当たり役には、そうそう簡単には出会えないだろう。
トリックそのものは、あんまりキレがない。とはいうものの、もはや『TRICK』は“あの世界”に浸りたいファンが、それだけで喜ぶ水戸黄門のようなものになってしまっているのだからして、それはそれでおれはよい。寒すぎず切れすぎず、絶妙に寒いギャグは、いつもながら味がある。あの寒さ加減をぴったり狙うってのは、存外に難しいと思う。どっちに振れてもダメなんだよ、“あの寒さ”加減じゃないと。
山田奈緒子が気に入って連れまわしていた“ウニャなんとか星人”、アレはいいなあ。秀逸なデザインだ。あの愛くるしい人形は、『TRICK』ファンならずとも誰もが欲しがるだろう。商品化してくれ!
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紀宮おたく説というのは小耳にはさんではいて、都市伝説じゃないのかなあ、でも、見るからにおたくっぽいもんなあと、真偽のほどはよくわからんかったのだが、本人がケツをまくってコスプレをしたとなると、やっぱりそうだったのかと納得せざるを得ない。いや、なんかあちこちの日記で「あのドレスは『カリオストロの城』のクラリス」って話が出ていて、うーむ、やっぱりそうなのかと妙に感心してしまったのだ。なかなか痛快なユーモアセンスと言えよう(ちゅうか、ほんとにただやりたかっただけだったり……)。おれは皇室にはまったく興味がないのだが、おたくだったとなると、少しは親近感が湧くというものだ。
なんというか、皇室というのは、おれには祇園祭みたいなものに見えている。祇園祭を見るたび、伝統を守るというだけのためにあんな面倒くさそうなイベントを年に一回執り行わなければならない家の人たちが気の毒で、「ああいうややこしいところに生まれなくてよかったなあ」と思ったりするわけである。祇園祭は年に一回だが、皇室ってのは、要するに四六時中祇園祭をやっているようなもので、“尊崇の念”とやらはさっぱり湧き起こってこず、ただただ気の毒だなあと思うばかりだ。
黒田夫妻はそのうち新居のマンションに引っ越すという話だけれども、おれみたいな人ばかりならいいが、そのマンションの住人にそれなりに“尊崇の念”をお持ちの人が多かったら、そりゃあ、肩が凝ってかなわんだろう。「もうふつうの市民だから」と言われたって、はいそうですかというわけには行かないでしょー。
賎の女「まことに僭越至極、恐縮ではございますが、かかか回覧板などお持ちいたしましたれば、ごごごご高覧を賜りますよう、お、おおおおお願い奉りますです、はいです。恐慌謹言」
サーヤ「それはそれは、ごくろうさまです。よって件のごとし」
……みたいな会話が日常的に繰り広げられるのではあるまいか。
そしてそのうち、あの夫婦が近所のコンビニで食玩を物色しているところとかが週刊誌に載ったりするのにちがいない。「おもいッきりテレビでも紹介! 話題の○○パワー!」「あるある大辞典で……」「ためしてガッテンで……」などと縁取り蛍光ペンで手書きしてあるポップに、「黒田夫妻絶賛!」「サーヤも思わず大人買い!」なんてのが加わる……かもな。
待てよ。考えてみれば、場所の名で以て、そこに縁の人物を婉曲的に指すといった言葉遣いは、「紀宮」も「おたく」も同じようなものではあるまいか。うん、そういうことにしておこう。
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体重話。ひところ、64キロでずっと安定していたのが、このところ66キロでずっと安定している。体脂肪率は20〜21パーセントで横這い。食っても出しても運動しても、もうかなりの期間、押しても引いても66キロに貼りついたかのように動かない。不思議だ。
そこでおれは、ひとつ仮説を思いついた。もしかすると、体重というものは連続的に変化するのではないのだ。きっと体重には、プランク定数のような最小単位があって、体重が変わるときには跳びとびに変化するのだ。体重が増えはじめると、電子のエネルギー準位のように、次の踊り場にぴょこんと上がる。途中の値はない。体重が減りはじめると、下位の踊り場までぴょこんと下がる。下がるときには、おれの身体から光子が出る。同じような人をたくさん連れてきて、みなでいっせいに痩せると、痩せの“引き込み”が起こり、体重レーザーが出るはずだ。どうだ、まいったか。
おれはきっと、65キロで安定することができない身体なのである。64キロの次は66キロに踊り場があったのだから、体脂肪率を変えないように筋肉をつけてゆくとすると、次は68キロに踊り場があるのではなかろうか。
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マクドナルドにベーコンレタストマトバーガーというのがあって、あまりに長たらしいので包み紙に「BLT」と書いてあるのだが、あれを見るたびに、なぜかおれは頭の中で「BTK」と読んでしまう。だものだから、絶対に「BLTひとつ」などと、略称で注文したりしないようにしている。「BTKひとつ」などと注文した日には、なにが出てくるかわかったものではないのだ。
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先日から本家東芝EMIのサイトをはじめ、あちこちのBBコンテンツプロバイダで無料ダウンロード配信(視聴期限付き)している「宇多田ヒカル“Be My Last”インターネットライヴ」を視聴してみた。
「Be My Last」の弾き語りパフォーマンスを、五つのアングルから撮った映像ファイルと、DJ風のトーク映像がひとつ。曲のほうは、映像のアングルがちがうだけで音声はまったく同じだから、よほどのヒッキーファンでもなければ、観ているうちに飽きてしまう。いちばん面白いのはトークであった。なんでも、宇多田ヒカルが最近気になるアーティストは、さだまさしなんだそうである。「あの人、すっげー面白いんだよ」って、そうか、宇多田ヒカルの歳だと「すっげー面白い」全盛期を知らんのかもなあ。いま再発見してハマっているのだろう。若いっていいなあ。おじさんも、さだまさしのライブ録音は、曲を飛ばしてトークだけ聴いていたりしたもんじゃよ、ヒッキー。
こう言ってはなんだが、おれは歌っている宇多田ヒカルよりも、バラエティ番組などでしゃべっている宇多田ヒカルのほうがずっと好きである。歌は好きなことは好きだが、宣材の写真とかには全然魅力を感じない。が、動いてしゃべっているときは、片時も目を離せないほど魅力的である。不思議なコだ。つまり、ヒッキーよ、おれにとっては、さだまさしとキミは、“しゃべっているほうが面白い”という同じカテゴリに入っているのじゃよ。こんなこと言われても、本人は全然嬉しくないかもしれないが……。
おれ的には、最近もうひとりそういうコがいて、安めぐみがそうなんである。本業のグラビアやらなにやら、静止画で見ると、べつにどうということのない、そこいらへんにいくらでもいそうなちょっと可愛いコにすぎないのだが、動いてしゃべっていると、妙に魅力的である。こんなこと言われても、本人は全然嬉しくないかもしれないが……。
ダウンロードした宇多田ヒカルの動画ファイルは、11月20日を過ぎると再生できなくなる。三百メガバイト弱のファイルが無用の長物になってしまうのである。なんとなく理不尽な気がする(まあ、消せばいいだけだが)。だったら、ストリーミング配信しろよと言いたくなるが、線が細い環境の人でも、時間をかけてダウンロードすれば1Mbpsの画質で楽しめるという利点もあるし、同時アクセスによるサーバの負荷も軽くなるだろう。宇多田ヒカルクラスのタレントだと、ほんとうにリアルタイムの無料インターネットライブなんぞやった日には、サーバの負荷やネットワークのトラフィックがほとんど予測できないってこともあるんだろうなあ。
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深夜に駅から家に歩いて帰っていると、いつのまにか『大脱走』のテーマ曲を低く口笛で吹いていた。弁当を買ったコンビニで『大脱走』のDVDを売っているのを見たからだろう。歩くリズムに合わせてしばらく吹いているうち、『大脱走』はなぜか『戦場にかける橋』の「クワイ河マーチ」になっていた。なるほど、よく考えると、この二曲はパクッたのかと思うほどよく似ている。
『大脱走』→『戦場にかける橋』→『大脱走』→『戦場にかける橋』……と繰り返し吹いていると、「次はこう続かねばならない」とばかりに、自然と別のメロディーに切り替わった。『パットン大戦車軍団』のテーマ曲である。なんの違和感もない。なんだか似ている。
『大脱走』→『戦場にかける橋』→『パットン大戦車軍団』→『大脱走』→『戦場にかける橋』→『パットン大戦車軍団』→『大脱走』→『戦場にかける橋』→『パットン大戦車軍団』……とバカのように繰り返しているうち、どれがどれだかわからなくなってきた。
ふと思いついて、頭の中で重ねてみた。口笛で『パットン大戦車軍団』を低く吹きながら、頭の中にまず同じテンポで『戦場にかける橋』を流し、うまく重なったら、さらに頭の中で『大脱走』を流す。あ、面白い。まるで輪唱のようによく合う。ほんとうに音を出して、三曲同時に聴いてみたいものである。戦争映画の嫌いな母が、よく「どれもおんなじや」などと言うのだが、なるほどむかしの戦争映画は、音楽が似ているせいで同じに見えるのかもしれん。
してみると、『地獄の黙示録』というのはつくづく革命的だったのだなあと、ヘンに感心してしまった。
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「歌姫」なる言葉がある。まあ、若い実力派女性歌手を指すことが多い。が、どこいらへんに“姫”でなくなる境目があるのかよくわからない。浜崎あゆみとか宇多田ヒカルとかは、まあ、たいていの人が「歌姫」の範疇に入れるだろうが、天童よしみが「歌姫」と呼ばれているのは、あまり聞いたことがない。美空ひばりくらいになると、姫を卒業して「女王」になってしまう。
それはまあいいのだ。おれがいつも不思議に思う、というか、政治的に正しくないのではないかと思うのは、「歌姫」の男用の言葉がないことなのである。おれが知らないだけかもしれない。「歌王子」? 「歌太子」? 聞いたことないなあ。氷川きよしとかなら「演歌のプリンス」などと呼ぶような気もするが、「演歌の」といった、妙に説明的な呼称になってしまう。なんかいい言葉ありませんか?
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「スタンフォード大、iTunes経由で講義などを配信」という記事を読んで、さっそく「Stanford on iTunes」にアクセスしてみた。
なんのことはない、要するに、スタンフォード大学が講義やらなにやらをポッドキャストしているわけである。こいつはいいや。英語の訓練に持ってこいだ。しかも、タダ。タダですぞ。iTunes 経由だからデータはACC形式なんだが、Music Store とはちがってコピーガードのない m4a ファイルだから、iTunes の標準機能で簡単に mp3 に変換できる(ちょっと面倒だけど)し、コピーもし放題だ。つまり、iPod 以外のデジタルプレイヤーでも、持ち運んで聴くことができるわけである。これ、ほんとにタダかい? よっ、スタンフォード大学、太っ腹。
「ポッドキャスティングとは、猥談を世界に向けて放送することの謂ではないのか」とおれは密かに思っているほど、実際、巷のポッドキャスティングにはやたらエロ話が多いけれども、スタンフォード大学にはさすがにエロ話はなさそうだ。聴いてみると、先生が学生に質問してたり、板書してるチョークの音まで入っていたりして、なかなかリアルな講義(意味不明)である。
いやあ、それにしても、家に居ながらにして、咥え煙草でキンタマの裏を掻きながらスタンフォード大学の講義が聴けるとは、とんでもない時代になったもんじゃのう、婆さんや。SFだなあ。
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ふつう、おれくらいの年ごろの大人なら誰もがよくやるように、ペギラやらカネゴンやらピグモンやらケムール人やら、漫然と怪獣のことを考えていたら、子供のころから身近に怪獣が出現していることを思い出した。おれは何度もそいつの目撃談を間近で耳にしている。そいつは百貨店の婦人用衣料品特売ワゴンなどによく出現するのだ。
おばちゃんA「あ、これええやんか。な、奥さん、これええやろ?」
おばちゃんB「あ、それええな。それの無地のやつあらへんか?」
おばちゃんA「あるんとちゃうか……あかんな、あらへんなあ。ガラモンばっかりや」
おばちゃんB「ガラモンばっかりやなあ」
“ばっかり”というほどに大量にガラモンが出現しているのである。それは関西にしか出現しないのではないかという、いささか専門的見解もあることは述べておこう。ちなみに関西では、“パチモン”“バッタモン”などの目撃談もしばしば報告されるが、おそらくガラモンやピグモンの親戚筋だろうと思われる。
「ガラモンは無地、というか、単純なツートンカラーではないか。おかしいではないか」というのは、関西人なら、大人になるまでに一度は抱く疑問である。
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今週は『仮面ライダー響鬼』がないもんだから、しばらくぶりに「GyaO」を覗いてみると、「ドキュメンタリー」のチャンネルで『怪獣のあけぼの』という番組がはじまっていた。日本特撮の黎明期に、『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などに登場する名怪獣の数々を造形した画家、高山良策の仕事を追うドキュメンタリーである。こんなのがはじまってるとは知らなんだ。監修は実相寺昭雄。なんでも「GyaO」のオリジナルコンテンツだそうで、ニクいところを突いてきますな。「GyaO」は、最近せっかくテレビCMまでやってるんだから、こういう番組やってるってのを宣伝せんかい。
全十二回のうち、まだ最新コンテンツは第二回だから、これからしばらく楽しめそうだ。次々と出てくるインタビュイーの顔ぶれは、なかなかマニアック。インタビュアーは、池田憲章やら桜井浩子やら、これまたマニアック。予告によれば、実相寺昭雄もインタビュアーで出演するとのこと。懐かしい怪獣のフィルムもいろいろ出てくる。ウルトラな人はもちろん、日本の“ものづくり魂”に興味のある人は要チェックだ。
余談だけど、最近毎週目にしているせいかあまり意識に上らなかったのだが、桜井浩子は、声はほぼむかしのままでなかなか色っぽいのに(はっきり言って、おれは『ウルトラQ』や『ウルトラマン』のころの桜井浩子に淡い恋心すら抱いていたように思う)、容姿はすっかりおばさんになっていて、すげえギャップがあるよな。フレームの外から声だけ聞こえるインタビュー映像を観て、そのギャップを改めて実感した。DASHのミズキ隊員に淡い恋心を抱いている小さいお友だちも、四十年くらい経つと、そう思うようになるのだろう。まわるまわるよ、時代はまわる。
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おれは子供のころからよくひとりごとを言うほうなんだが、最近、なーんにも考えてないときに、ふと口をついて出る歌というのが、
「♪居酒屋クーポン」
なのには、さすがに自己嫌悪に陥りそうになる。おれはつくづくテレビっ子なのだなあと、いまさらのように思う。
あの歌、ちゃんと全部作ってマキシシングルでも出せばそれなりに売れるような気がする。というか、「こんなバカなものは、いま買っておかないと二度と手に入らない」という動機で買う層というのがあって、そういう人たちは、ヘンなレコードやCDばっかり持っているものなのである。
「ニッポン人が古くから愛している由緒正しいエンカである」とかなんとか、オキシライド乾電池のチェコ交響楽団かなんかをだまくらかしてフルオケで演奏してもらい、完全武装(?)の小林幸子にでも唄わせれば、かなりイケるのではなかろうか。
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ええい、最近全然読書が進まない。電車に乗ると、すとーんと落ちるように眠ってしまうのだ。なんなんだろうね、あれは。春眠暁を覚えずとは言うが、秋のほうが眠いよなあ。夏バテがまだ続いているような感じである。
あの規則正しいがたんごとんという振動がいかんのかもな。レールにランダムな凹凸を刻んでおけば、がたがががんごごががごっ、かがっ、ぎぎぎがごげがごぎがががごとすたたたた、とと、がぎがげご、ととととがごっ、ずどーーーーーんっ! と目が覚めて、読書がはかどるのではなかろうか。
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