京ぽん還る
先日、湯呑みに落として修理に出していた京ぽんが返ってきた――のだが、これってよく見ると、いや、よく見なくても、要するに、新品なのである。電話機としての登録情報がおれの番号に書き換わっているだけだろう。そりゃまあ、水に落としたら、丸ごと交換だよなあ。なんだか、入院した知人が退院してきたら、本人の意識と記憶を引き継いだクローン体だった、みたいな感じ。
だが、新品を買ったという扱いにはならないのだ。新品を買ってしまうと、向こう十か月は機種変更ができなくなってしまうので、あくまで“修理”という扱いなのである。だから、十一月以降に新機種が出たら、すぐ機種変更ができる。なんだか、得したような気もする。新品だし、筐体のロゴはウィルコムのに変わっているし、ディスプレイもぴかぴかだし、ボタンもくたびれていない。このあいだ折れたのでアロンアルファで直したヒンジも、傷ひとつない。いまバックアップデータをパソコンから転送し、ほぼ元の状態に戻ったところだ。
今回の修理費は、貯まっていたポイント(ウィルコムでは「コイン」と呼ぶが)が充てられたので、現金は一円もかかっていない。だが、機種変更のときに使えるはずのポイントが減ったわけだから、結局、あとから現金を払うことになるという解釈もできる。まあ、湯呑みに落としたんじゃしようがない。
店の兄ちゃんから聞き出したところによると、今度出る京セラのハイエンド機は、Opera が従来の四倍速で動くという。
おれ「電池があっちゅうまになくなるんとちゃいますか?」
店員「た……ぶん、そうでしょうねー」
うーむ、遅いOperaでもなんとか一日使える今の機種を使い続けるべきか、新機種に乗り換えるべきか。ここはぜひ、人柱のレポートを待たねばならんなあ。
Opera が速く動くと、人はどうするか?
(1)いつも見ているページがさくさく見られるので、それまでより使う時間が減り、電池はそれまでと同じくらい保つ。
(2)いつも見ているページがさくさく見られるので、結局それまでと同じくらいの時間使ってしまい、電池がすぐなくなる。
(2)だよなあ、ふつう(;^^)。
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