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2005年10月 5日 (水)

大酒呑みっぽい小道具

 よく買う酒というのがあって、こういうのはたいてい飯を食いながら飲んだり、ただただ酔うためだけに飲んだりするために“デフォルトの酒”としてダイニングキッチンに置いてあるわけである。それはたいてい「いいちこ」か「よかいち」か「しろ」か「雲海」か「辛口一献」か「鬼ころし」か「サントリーオールド」なわけだが、最近、韓国焼酎の「鏡月グリーン」をしばしば買うようになった。安い、量がある、アルコール度数が高い、ゆえにやたら長持ちし、一応、味もすっきりしていて癖がない。貧乏人には持ってこいの酒である。いろんな大きさの巨大なペットボトル入りがあるのだが、おれは2・7リットルのやつをよく買う。

 先日、おれが会社から帰ると、ふだん台所に置いてある鏡月のボトルが、なぜかおれの部屋に置いてあった。はて? どうやら、昼に来客があったようで、母がおれの部屋にボトルを移動させたようだ。関節リウマチで軽いものしか持てないのに、よくもまあ、こんなものを移動させたな。抱えて持ってきたのか。

 うーむ。なるほどね。まあ、母の気持ちも多少はわからんではない。台所に2・7リットルのペットボトルに入った焼酎が置いてあると、ものすごい大酒呑みがいるかのように見えないこともないのである。そりゃあ、これを三、四日で飲むというのなら大酒呑みだが、ロックやらお湯割りやらでひと月くらいかけて飲むんだけどねえ。どうもおれの母はこういうわけのわからない世間体を気にしすぎる性格なのである。そのおかげで、世間体を気にしないにもほどがある性格のおれが反動形成されてしまったのだから、ある意味、感謝せねばなるまいが。

 おれがどんな酒飲もうが、他人の知ったことか。でも、さすがに4リットル入りのは、まだ買ったことがない。いくら小分けで買うのが面倒くさくても、台所に置くには邪魔である。

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