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2005年8月15日 (月)

ファブリーズ

 ファブリーズのCMの露出が異様に高い。一日に何度観るやらわからない。いやまあ、うちもファブリーズにはお世話になっているし、水沢螢のあの学級委員然とした妙な“しっかり感”もなかなか好きなのだが、「クエスチョンのネタはどこだろう?」とついついスーパーひとしくんを探してしまう条件反射がまだ抜けていないのは困ったもんである。

 まあ、あれは水沢螢だからいいので、もし竹内海南江がファブリーズのCMに起用されていたら、じつに慌しいだろうなあ。いや、竹内海南江、好きだけどね、でも、慌しい。おれみたいな、基本的にエネルギーレベルの低い人間は、ああいう人がそばにいるだけで疲れてしまいそうなのである。あの人がファブリーズ持つと、熱帯のどこぞの部族にふるまわれたコウモリやらヘビやらにふりかけて貪り食ったり、「布が臭う」とミイラにふりかけてみたり、「むさくるしい」と吉村作治にふりかけたりしそうである。

 でも、竹内海南江や水沢螢を目にすると、とても羨ましい。おれにも、あれだけあちこち飛び回るエネルギーと健康体があればなあと思うのである。むかしは、兼高かおるって人がいたんだけどね。

 それはともかく、ファブリーズってのは、あの霧吹き様の容器がキモだと思うのだな。ファブリーズを噴射するという行為そのものに、えもいわれぬ快感がある。だもんだから、ついつい多めにあちこちに噴射してしまう。なんかこう、快感中枢への電気刺激スイッチを叩き続ける実験台のネズミのようだ。ファブリーズ噴射中毒になりそうである。あれだけよくできた霧吹きって、なかなかないと思うんだよな。

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